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インドネシア・ジャワ島中部地震

ジャワ島中部地震救援活動 プレスリリース Vol.3
      〜引き続きお力添えのほどお願いいたします〜

2006年7月20日発行

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 2006年5月27日(金)に発生した地震から2ヶ月が経過しようとしています。被災地ではいまだ余震が続き、7月17日には大規模地震による津波が発生、再び540名を超える尊い命が失われてしまいました。
 被災者となった人々にとって、その生活は依然として厳しい状況に変わりありませんが、住民同士の助け合いに基づく“くらし”の再建も少しずつ始まろうとしています。竹や木材、倒壊した家屋の材料を使って仮設住宅が建てられ始め、SVAも微力ながらそれらの人々の支えとなれるよう、現地での活動を継続中です。改めて皆さまにご支援のほどをお願い申し上げます。


子どもたちへの支援

 7月17日、被災地の学校でも新学期が始まりました。新学期直前の週末には、親子連れで学用品を選ぶ姿をジョクジャカルタ市内の文房具店で多くみかけました。どの子も積み上げられている文房具を前に、目移りしながらもやっとの思いで選び抜いた品々を購入してもらうと、今にもスキップしそうな勢いでお店を後にしていました。

 しかし、今回地震によって甚大な被害を受けた地域ではこのように新品の学用品を手に出来る子どもたちは多くありません。被災した地域では元来貧しい家庭が多く、現金収入を得ることが難しい環境にあるからです。12教科分の教科書費用、1冊25,000Rp(日本円にして約320円)や地震で失った制服費用などを支払うことができない家庭もあり、やむを得なく進級をあきらめた子もいます。
 このような状況の中、SVAは現地パートナーのTANDABACA(タンダ・バチャ)とともに、被災地域の中でも幹線道路からのアクセスが悪く、支援の手が届いていない山間部の幼稚園7校、小学校7校の子どもたち1,153名を対象に学用品の配布を実施しました。幼稚園児には数字練習帳、アルファベット練習帳、おりがみやロウ粘土など計20アイテムを、小学生にはノート、定規、ふでばこや通学カバンなど計12アイテムを1セットにして贈り届けました。

 当日、まだ暗闇が広がる午前4時に新品の学用品を載せたトラックがジョクジャカルタ市内を出発しました。配布対象地域の中には、でこぼこ道や傾斜のきつい坂道を3時間程走ってやっと到着する地域もあります。やっとの思いで目的の学校にたどり着くと、生徒たちの歓声が迎えてくれました。現地で活動にあたる佐藤純子があいさつを述べた後、学用品が生徒たち一人一人の手に渡されました。学用品を受け取った子どもたちの顔には笑顔が広がり、帰途に着くトラックが見えなくなるまで手をふる姿が心に焼き付けられました。

 現在現地では、TANDABACA(タンダバチャ)と連携して5つの地域で子どもたちや青年、母親、父親が安心して遊べ・集える場所を、人々に馴染みのある竹や木材を使用して設置しはじめています。住民の方たちと協力しながら、「誰もが好きな時に、好きなだけ集える場所」づくりを目指して、活動に取り組んでいきたいと思います。

 引き続き皆さまにお力添えのほどをお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

■お問い合わせ
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所
             担当:鈴木晶子、関尚士
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