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>海外の活動 >アフガニスタン
   
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事業紹介

学校建設事業

 2004年度に引き続き、ナンガハール州2郡において3校の学校建設を地域住民と協力して行いました。設計にあたっては、校舎の正面を朝礼などの学校行事に使用できるようステージの形状にデザインしたり、渡り廊下や中庭にベンチを設けたり、毎年少しずつ工夫が施されています。13教室中1教室は図書室として使用されており、学校建設が終了後した後は図書館モデル校となるように教員らと協力しつつ移動図書箱活動等を推進しています。2006年度については、新NGO法の適用状況も踏まえながら、より一層教育省との連携強化を図り、事業を展開していきます。


完成した小学校の前で


図書館で折り紙に挑戦する子どもたち


SVA図書館でドラマを演じる子どもたち

図書館事業

  図書館活動事業においては、絵本出版、教員ワークショップ、移動図書箱活動、子ども図書館の活動を展開しました。絵本出版では、8タイトルの民話絵本に加え、初めて2タイトルの紙芝居も出版することができました。試行錯誤を重ね完成した作品は、現在各地の学校へと贈り届けられています。2006年度は、パシュトゥン語のみで出版していた絵本にダリ語版も追加し、さらに活動の場を広げていきます。
  前年度に引き続き、2005年度はナンガハール州5郡24校の教員約1,000名を対象としてワークショップを開催し、研修後は出版した絵本を含む図書の配布を行いました。2006年度は、ジャララバード市内22校の学校において3年間計画で図書館活動を推進していきます。
  コミュニティ文庫は、1日平均100名の子どもが訪れています。地域住民に理解を深めてもらうため、「母親参観日」、「タラナ(詩の朗読)」などを定例化させ、地域と密着した活動を行っています。また、経済的に困難な状況にある子どもたち、学校に通えない子どもたちを対象に識字教室や裁縫教室などの活動も実施しています。2005年12月には、コミュニティ文庫の活動に加わる子どもたちの中から5名が代表として選ばれ、初の「アジア子ども文化祭」参加を果たしました。2006年度は、名称を「子ども図書館」と改め、より多くの子どもたちが来館できるよう活動を充実させていきます。

研修事業及び緊急救援事業

  2005年7月、図書館事業に関わる女性スタッフが「愛・地球博」に参加するため日本へ招聘され、多くの方々と交流を深めました。12月にはアフガニスタン人スタッフ2名がミャンマー難民事業及びタイ事務所を訪問、SVAスタッフ同士の相互交流を図り、様々な事業展開について学び合いました。
  10月に発生したパキスタン大地震では、アフガニスタン事務所スタッフが当初の調査段階より関わり、緊急救援事業に携わるパキスタン人スタッフと協力して事業を実施しました。
  今後も内外における交流・研修に積極的に取り組みながら、スタッフの能力強化に努めていきます。


教員ワークショップで折り紙の実践


安全対策

  海外事務所の中で最も安全に配慮せざるを得ないのがアフガニスタン事務所です。残念ながら治安情勢は良好に向かっているとは言い難く、主に駐留する外国軍に対してのテロが相次いでいます。2005年5月、SVAは首都カブールに連絡事務所を開設し、大使館や各関係機関からの情報収集・交換を積極的に行いました。今後も安全に対する対策・方針を常に見直しながら活動を実施していきます。

2003年度からの活動実績ならびに2006年度の活動見込み

 
実施指標
03年
04年
05年
06年
(見込)
累計
(見込)

1

絵本出版タイトル数
5
10
8
6
29タイトル
2
紙芝居出版タイトル数
0
0
2
2
4タイトル
3
教員向け研修 実施学校数
0
24
24
22
70校
4
図書館研修

受講教員数

0
800
1,000
1,120
2,920名
5
学校図書館新規設置数
2
4
3
3
12ヶ所
6
建設した小学校数
2
4
3
3
12棟