日本軍「慰安婦」被害者の名誉と尊厳回復のための
韓国ソウル「戦争と女性の人権 博物館建設基金」
関連情報のページ

 このページでは、日本軍「慰安婦」問題や「戦争と女性の人権 博物館」建設をめぐる動きなどについて、「韓国挺身隊問題対策協議会」のホームページからの翻訳を中心に関連情報を掲載していきます。翻訳文の全責任は署名事務局が負うものです。
(韓国挺身隊問題対策協議会のホームページhttp://www.womenandwar.net/

2008年4月7日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局




李明博(I-Myongbak)大統領訪日に際しての記者会見文
(韓国語の「決議文」の下に、この日本語の「決議文」が掲載されており、それを以下に転載する。明白なミスプリは、署名事務局の責任において訂正した。また「イ・ミョンバク」は「李明博」とした。)

李明博大統領は、日本政府に日本軍「慰安婦」問題解決を強力に求め、正しい過去清算を通じた日韓関係定立のため努力せよ!!

4月15日から李明博大統領は、就任後初めての海外歴訪でアメリカと日本を訪問することになった。これを前に13日午前10時、李明博大統領は、米日歴訪と関連した対国民記者会見を持ち、「今回の訪問は、新政府が追及する実利外交の第一歩」だとしながら「伝統的友邦国との関係をより強固にし、東北アの平和と共同繁栄のための方案について深みのある意見を分かち合うもの」であると明らかにした。加えて、国益を最優先にする実利主義外交を強化するものだという立場を強調した。

しかし、李明博大統領が言う『実利外交』について、この間正しい過去清算と真の日韓関係定立のため努力してきた、日本の植民地下での被害者と市民団体としては大きな憂慮をせずにはいられない。

李明博大統領は、すでに1月17日の外信記者会見で「成熟した日韓関係のため『謝罪せよ』『反省せよ』という話はしたくない」という発言をしており、以降3・1記念日の記念式でも「歴史の真実を無視してはならないが、いつまでも過去に縛られ未来の関係まで放棄するわけにはいかない」と危険な歴史認識を表したためだ。

すでに80を超えた高齢の日本軍「慰安婦」被害者は、去る17年間正義実現と名誉と人権回復のため各国を巡回し、街頭に出て日本政府の責任ある問題解決を求めてきた。このような被害者と市民の声に各国でも応答し、昨年にはアメリカ、オランダ、カナダ、EU議会で日本政府の謝罪と法的責任を求める決議案が通過されるに至った。

私たちは、今回の李明博大統領の訪日で、正しい過去清算を通じた真の日韓関係が定立されることを望む。

日本植民地下での被害者は、今回の大統領の訪日に自国の国民の人権が実現され、過去の傷が洗い流される真の『国益』優先の外交活動を繰り広げてくれることを希望する。このような高齢の日本軍「慰安婦」被害者の切な願いを理解し、李明博大統領が日本軍「慰安婦」問題解決に日本政府が責任ある姿勢で臨むことを促すよう望む。

真の未来志向的日韓関係は、『実利』を超え『人権と正義』が優先されなければならないことを忘れず、今回の李明博大統領の初訪日外交が、新政府は真の国民の政府であるということを見せてくれる第一歩になることを懇切に願う。

2008年4月14日

日本軍「慰安婦」被害者104名
韓国挺身隊問題対策協議会、ナヌムの家、アジア平和と歴史教育連帯

http://www.womenandwar.net/bbs/?tbl=M017&mode=V&id=1149

08-04-14 UP



李明博大統領の訪日に際する記者会見
― 李明博大統領は、日本政府に、日本軍『慰安婦』問題解決を促し、歴史歪曲問題にきっぱりと対処せよ!


○ 平和の挨拶を伝えます。
○ 来る4月15日から、李明博大統領は、米国と日本を訪問することになります。
 大統領就任後、行われる初めての海外歴訪を通して、大統領が主張してきた実用外交を繰り広げると強調しています。
○ しかし大統領が語る『実用外交』は、多くの憂慮をもたらしています。
 すでに当選者となった時期から、「成熟した韓日関係のために、『謝罪せよ』、『反省せよ』という言葉を言いたくない」という発言によって論議を生んだし、大統領就任後、三一節(Samilchol)[注1]記念演説では、「韓国と日本も、互いに実用の姿勢によって未来指向的関係を形成していかなければならない」と語ったことがあるためです。
○ 日本軍『慰安婦』被害者たちは、李明博大統領の発言があった後、「どういう資格で謝罪を要求しないというのか」として、怒りを顕わにしています。
 挺身隊対策協は、依然として日本の戦争犯罪によって人権を侵害されている多くの被害者たちが、堂々と生きている現実において、「過去は問わないでおこう」式の政策が、実用であるかのように語る大統領の歴史観に、深い憂慮を表しながら、真の韓国・日本間の未来指向的関係のために、日本軍『慰安婦』問題の解決を日本政府に要求することを促し求める記者会見を開催します。
○ 日本軍『慰安婦』問題の解決をはじめとして、韓国・日本間の正しい歴史の定立と被害者たちの人権回復が成されるように、積極的な報道を要請致します。
(問い合わせ:安(An)ソンミ(Sonmi)マスコミ広報担当 02-365-4016,011-9878-4190)

-- 記者会見概要 --
・日時:2008年4月14日(月)午前11時30分
・場所:大統領府の前(景福宮(Kyongbokkung)後門近く)
・式次第:記者会見趣旨説明、参加者紹介、記者会見文朗読など
韓国挺身隊問題対策協議会
共同代表ユン(Yun)ミヒャン(Mihyang)〔常任〕 韓(Han)グギョン(Gugyom)〔職責省略〕

http://www.womenandwar.net/bbs/?tbl=M017&mode=V&id=1148

08-04-13 UP

[注1]三一節は、1919年3月1日に起こった独立運動を記念する韓国の祝日で、毎年様々な行事が行われている。



再び仁川(Inchon)から悲報が飛び込できました。
仁川に住んでおられた呂(Yo)ポクシル(Pokshil)ハルモニが亡くなられました。
ハルモニは、1922年全羅南道(Chollanamdo)、長興(Changhung)で生まれ、早くお母さんと死に別れ、トンセン(Tongseng:弟か妹)と一緒に、病に罹ったお父さんをお世話しているさなか、18歳になった年に家に押しかけてきた巡査たちに強制連行されました。
中国の慰安所で性的奴隷生活を強要され、劇的に帰還して苦しい生活を送っておられましたが、最近入院されていた仁川赤十字病院で、昨日夕方7時頃、目を閉じられました。
ハルモニの行く道が寂しくないように、多くの方が弔問して冥福を祈って下さるようお願いいたします。
ハルモニ、安らかにお眠り下さい!
葬儀室:仁川赤十字病院
連絡:カン・ジュヘ(Kang-Juhe)事務局長(011-9119-4050)

http://www.womenandwar.net/bbs/?tbl=M017&mode=V&id=1147

08-04-04 UP


金ウムヂョン(Kim-Umjon)ハルモニ(Halmoni:おばあさん)の冥福を祈ります。
 1924年慶尚南道(Kyongsangnamdo)昌寧(Changnyong)で生まれた金ウムヂョンおばあさんは、17才の時、良いところに就職させてくれるという言葉にだまされて、中国に連れて行かれ、3年間『慰安婦』としてあくどい苦痛にあいました。
 帰国後も苦しい生活を送っていたが、今日明け方1時頃、恨(Han)が多い人生を後にして眠りにつきました。
 多くの方々が、おばあさんの最後の行く道にご一緒して下さり、冥福を祈って下さい。
葬儀場:慶尚南道、馬山(Masan)新馬山:延世(Yonse)病院葬儀場
http://www.womenandwar.net/bbs/?tbl=M017&mode=V&id=1144
08-04-03UP

第807回水曜デモ
 韓国性暴行相談所の主管によって、第807回水曜デモが開かれました。朝からしとしと降る雨に、雨具と傘などを取り揃えながら、情けない気持ちで空を見上げたが・・・。

 日本大使館の前に集まった皆は、『花雨』が降っていると言い、喜んで一つの心になって人権と平和を歌いました。

 岩のように力に満ちた始まりを告げて、カン・ジュヘ(Kang-Juhe)事務局長の経過報告を通して、挺身隊対策協が一週間駆けてきた内容を皆と共有しました。引き続きピジャメ連帯で活動している趙ヤックトル(Cho-Yaktol)さんが、「平和とは何なのか」という歌を歌いました。

工場から追い出された労働者が、元職復職するのか平和
お化け、ヒキガエル、サンショウウオが生息地失わないのが平和
行きたいところに障害者も行けるようにするのが平和
この土地を作ってきた農民たちが(これ以上)奪われないのが平和
性売買、性暴力、性差別も、これ以上存在しない世の中

 このように続く歌詞の内容を吟味しながら、皆が一つの心になって歌いました。そして、韓国アナバプティストと一緒にオーストラリアから来た宣教師の方々が出てきて、水曜デモが行っている正しい道、おばあさんたちの勇気に対して、熱い連帯のメッセージを送りつつ、共に行動することを約束しました。
 各大学から訪ねてきた学生たちと「苦しい情熱の娘修道女会」、「黄海道(Hoanghedo)クッ(Kut)(*1)保存伝授会」、「劇団ナビ(Nabi:蝶々)」、そして多くの参加者たちの意志を盛り込んで声明書を朗読した後、第807回水曜デモの幕を下ろしました。
 一緒に食堂へと席を移し、情をわかつ席・・・。李ヨンス(I-Yongsu)おばあさんは、心楽しいと言い、歌の一小節を自唱され、オーストラリアから来た参加者たちは、お返しの意味で、歌一節をまた歌いました。
 雨が降っても雪が降っても、水曜デモは、ずっと楽しく、そして熱く続きます。

http://www.womenandwar.net/bbs/?tbl=M017&mode=V&id=1145

08-04-03 UP

(訳者注1)黄海道クッ(?:Kut)は、朝鮮の黄海道に伝わる民俗舞踊である。それは、元々は巫女が祭祀として踊りながら呪文を称え、魂を降臨させる行為であったが、それが民間の民俗舞踊と化したものである。