4・14 UMRCアサフ・ドラコビッチ博士講演会 in OSAKA
サマワ帰還米兵、イラク住民の劣化ウラン被曝−−イラクウラン被害調査緊急集会報告
イラク全土が劣化ウランで汚染されている


    

 今回の大阪で開かれた、サマワ帰還兵・イラク住民の劣化ウラン汚染・被曝についてのドラコビッチ博士による報告集会は、日本人人質3人の人命救出、イラクからの自衛隊撤退とファルージャ停戦、さらには米英をはじめとする占領軍撤退が、まさに差し迫った課題となり緊迫した状況の中で開かれた。平日の夜にもかかわらず強い関心を持った150名以上の参加者が詰めかけた。会場は、サマワでの劣化ウラン被曝・汚染の実態をぜひ聞きたい、運動の武器にしたいという熱気で溢れていた。



■人質救出の原動力は反戦運動、市民運動の力。
 集会のはじめに主催者から、国会での連日の自衛隊撤退要求運動、人命救出運動の様子を交えて、人質が殺されないでいるのは、私たち日本全国のそして全世界の反戦運動の力、市民運動の力であることを強くアピールした。フォト・ジャーナリスト広河隆一さんやNO DU ヒロシマプロジェクトのメンバーなど日本の市民が即座に反応し、あらゆるルートで彼らの活動プロフィールをイラクに向けて発信し続けたこと、わずか数日で15万人もの署名を集めた機動力、アルジャジーラへの日本と世界中からの人命救出と自衛隊撤退を求めるメールの殺到等々が人命救出の最大の原動力になっていることが報告された。そして私たちはこれからも全面解決まで人質の命を救うために、それぞれができることに全力をあげ発信し続けましょう、との呼びかけがあった。

 また、人質の家族に対して、2ちゃんねるなどの右翼系インターネット掲示板や評論家による誹謗中傷、事務所や実家への脅迫や嫌がらせが相次いでおり、運動側からの支援の必要性が訴えられ、会場からは家族に対して20万円以上のカンパが寄せられた。

■人質救出に奔走するNO DU ヒロシマ・プロジェクト代表の嘉指さんから特別報告。
 続いて、現在人質救出のため奔走しているNO DU ヒロシマ・プロジェクト代表の嘉指信雄氏による活動報告があった。NO DUでは人質の報道がされた朝にアピールを作って英訳して世界に発信したところ、アルゼンチンのグループから返信があり、「日本はヒロシマを忘れてしまったのだろうか」「こんなことが起きれば世界中の人々は人間への信頼性を失ってしまう。平和のために行動していきたい」との連帯のメッセージが寄せられたこと、今井君の活動の様子をインターネット上に写真を掲載して発信していることなどが紹介された。最後に劣化ウランは「Lie of Milenium」だと海外での記事のタイトルを引用して、「日本の人達はどうしてこんな状況になってしまったか、考え直さなくてはならない」と呼びかけた。

■UMRCが検査・診断:サマワからの帰還米兵士が劣化ウランに被曝。
 いよいよドラコビッチ博士の報告が始まり、博士は「今日話す内容で明るいニュースは何もない」と前置きした上で、現地サマワを含むイラクでの被曝の調査結果についてスライドを交えて詳細に報告された。今回博士が具体的に報告した内容は、今回の日本訪問で初めて公表されたもの。それはイラク住民調査が出来たのは、かなりの部分を日本からの資金が支えたからであり、また日本では多くの人々がこの問題を理解しているからだと博士は語った。

■米国が騒然:NY州知事、ヒラリー・クリントンらが動く。
博士の調査によると、ニューヨークで診察した9人のサマワからの帰還兵のうち4人の尿から劣化ウランが検出され、7人から自然界に存在しない人口の放射能ウラン236が検出された。彼らは直接に戦闘に参加しない憲兵であり、しかもブッシュ大統領による戦闘終結宣言が出された後に現地入りしていたにもかかわらず、汚染を受けていたのである。サマワに住み続けている住民の被曝はいかほどであろうか。これこそサマワで劣化ウランが使われた証拠であり、「ここは立入り禁止にしなければならない土地である」と博士は訴えた。ドラコビッチ博士の調査結果はスポンサーとなってくれたアメリカ第7位の発行部数(100万部)を誇るニューヨーク・デイリー・ニュース紙に3日連続で掲載された。
この直後にヒラリー上院議員がラムズフェルド国防長官に手紙を書き、何故(UMRCと)同じ調査をしないのかと尋ね、ニューヨーク知事もこれについて書簡を書くなど、アメリカでの反響も起きているが、米政府は断じて調査を行わないだろうと博士は述べた。この事実は私達の手で日本の多くの人々に訴え、アメリカにリフレクション(反響)させなければならない。

■イラク住民も、UMRC調査スタッフも劣化ウランに被曝・汚染。
 さらに、ドラコビッチ博士は昨年集めたイラク各地の住民の劣化ウラン汚染について報告した。10都市の住民から尿サンプルが集められた。既に分析が行われたバグダッドでは10人の住民のうち1人から劣化ウランが検出された。南部のバスラでは何と5人のうち4人から劣化ウランが検出された。
 また、昨年10月に2週間の調査を実施したUMRCのスタッフ3人の内、2人の尿からも劣化ウランが検出され、チーフのテッド・ウェイマンが昨年以来体調を崩していることが話された。博士の報告が示しているのは、イラク南部だけでなくイラク全域が劣化ウランに汚染されているということである。(これらに更に貫通爆弾の非劣化ウランが加わるのかもしれない)。米英軍による放射性物質による犯罪的行為の結果がイラク住民を長期にわたって苦しめるのは間違いないのだ。

■DU汚染地帯サマワ:米軍は引き揚げた。オランダ軍も市内から引き揚げた。そこに自衛隊がやって来た。
 イラク住民の被曝に関しては尿サンプルは採取してあるが、資金の問題(一検体当り6万円)でまだ分析できていないものがたくさんあると博士は資金面での協力を訴えた。博士によると、UMRCが行ったサマワでのフィールドワークでは、サーベイメーターの数値が振り切れるほどの汚染があり、放置されていた戦車の残骸からも高い数値が検出された。米軍による放射能兵器使用の戦争犯罪の証拠がUMRCの手によって示された。これらの報告を聞いて、私達は被曝で苦しむサマワ住民の未来を想像し、慄然とさせられた。いまや各国の軍隊がイラクから撤退しようとしている。みんなが逃げ出すなかで、自衛隊だけが居続けようとしていることについて、博士は「自衛隊はよほど放射能に耐性があるらしい」といった。しかし、彼らもまた、帰国後に被曝で苦しむことになるのだろう。私達の手でドラコビッチ博士の貴重な調査結果を是非とも広範に宣伝し、また、UMRCの調査に協力して暴露を続け、一刻も早い自衛隊撤退を実現していかなけらばならない。

■ドラコビッチ博士:「皆さん、共に一滴の水となって闘いましょう!」
 最後に博士から、「私達は放射能が兵器に使われる大変な時代に生きている。しかし、一滴の水が大きな岩、それも物質的政治的利権に囚われた大きな岩をうがつことができると信じている。皆さん、共に一滴の水となって闘いましょう」と、力強い決意が述べられ、会場は盛大な拍手に包まれた。(UMRCへの調査資金カンパでは会場から10万円以上が寄せられました。)




"BANNED TERMS: An Interview with DU Expert Dr. Asaf Durakovic"
大阪在住のフリー・ジャーナリスト、ブライアン・コバートさんがIndybay に投稿された集会報告


メディアの報道

朝日新聞
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200404120174.html
http://www.asahi.com/national/update/0412/025.html
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040413/mng_____sya_____005.shtml
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2004apr/12/CN2004041201003032A1Z10.html
共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040412-00000191-kyodo-soci


参加者の感想−−アンケートへの回答から
・実際の数値などを取り込んだ非常に興味深いお話だったと思います。とてもわかりやすく、貴重な体験でした。(10歳代女性)
・今日お聞きしたお話を多くの人に広げていきたいです。「一滴の水を」豪雨にかえていきたいです。今後ぜひまた学習会があればお知らせください。私たち一人一人の行動によって、アメリカの無法な攻撃をやめさせることができると思う。私に何ができるか考え行動しつづけたいです。地球を地球上の生物を守りたいです。(30歳代女性))
・ほとんど知らなかった内容で、大変ショックを受けました。科学的なデータで見ることで、劣化ウラン弾被害の事実、その恐ろしさを知りました。一番最初の「日本はヒロシマを忘れたのか」という言葉。日本の行動が人間への信頼性を失わせているということにショックを受けた。日常生活の中で、このような講演会に参加することなど、真実をつかむことを大切にして、回りにも伝えたいです。同時に、自分の思いを行動にうつしたい。(20歳代女性)
・とんでもない事態になってしまった、という感じ。我々は救われるのだろうか。我々に何ができるのだろうか。自らの処遇や危険も顧みず、研究を続け、警告を発し続けているドラコビッチ博士には感銘を受けた。(40歳代男性))
・これまで、イラクや劣化ウランの問題については自分なりに考えてきたつもりでしたが、ここ数日ほど、そのことが身近に迫ってきたことはありませんでした。こういう事件が起こらないとそれを自覚できないというのも悲しいことです。「非劣化ウラン」というような新たな兵器の存在も次第に明らかになってきたと思います。こうした研究に基づき大量破壊兵器を使ったのは誰かという事を告発していけると思います。(40歳代女性)
・このような研究を進めるのがいかに困難を伴うのか、痛切に感じました。しかし、私たちが一滴の水になれるよう、多角的な取り組みを早急に行う必要性を感じました。(20歳代女性)
・博士の話は「科学」に基づいてあったので、何よりも迫力があり、事実こそ力があると痛感した。大量破壊兵器を用いているのはまぎれもなく、米国であり、英国であり、それを支援する日本である。最後の水の一滴が石に穴をあける、人々を動かすのだという言葉が心に残り、はげみになった。(20歳代女性)
・劣化ウラン兵器禁止は命がけの闘いになると思いました。(40歳代男性)
・劣化ウランが実際に人体におよぼす影響をみたかったです。知らない現実を知ることの大切さが身に染みました。貴重な報告、本当にありがとうございました。伝えていきたいと思います。(20歳代女性)
・事実は隠す事もできないし、ごまかす事もできない。いくら覆い隠そうとしても、ひどい実態を世の中に明らかにするのだと思います。命をかけて、劣化ウランの被害の実態を調査している博士を尊敬します。私もできる限り、この世の不条理と闘っていきたいとあらためて思いました。(40歳代女性)
・まさに、この会の内容をマスコミを通じて、すべての人に知らせるべきです。マスコミの責任が大です。(40歳代男性)
・漠然とは劣化ウラン弾のことは聞いていましたが、具体的によく分かりました。できるだけ今日学んだことをまわりにも伝えたいと思います。準備された皆さん、ドラコビッチ博士、通訳の方に感謝します。三人の若者たちが見殺しにされないように又行動を紹介してください。(60歳代男性)
・年齢とともに世間にうとくなったのかと恥じ入るばかりです。是非皆さまの頑張りを期待するばかりでなく、少しでも、我が家族も力を出せればと。(50歳代男性)
・一滴の水が世を変える。私もできることをやっていきたいです。(40歳代女性)
・よかった。質疑応答の時間がよりとれればよりよかったのでは。(50歳代男性)
・最近の状況を見ていて、一市民として意思表示しておかねばならないと思い講演会に参加させていただきました。大いに勇気づけられました。(60歳代男性)
・大変貴重な報告ありがとうございました。劣化ウラン弾の事実を最近知ったものです。恐ろしい兵器だけではなく、これほど許されがたいものかと実感しました。憤りをおぼえます。(40歳代女性)
・大変恐ろしい話だ。人種を絶滅するという話だ。微力でもお手伝いしていきたい。世界にこの恐ろしさを伝えていくべきだ。(60歳代女性)
・酷い、許せないという思いで一杯です。博士の話はわかりやすく、説得力ありました。訳もすばらしく、スタッフの皆様に感謝します。(50歳代女性)
・博士の活動と、この発表会を企画した方々を、心から尊敬するとともに、アメリカ、イギリス連合国が、このような人殺しを平気でやることは、決して許せない。更に、日本が、尾を振って協力するなど、あきれ返っている。ブッシュ、ブレア、小泉をリーダーに選んだ覚えはない。こんな事に、莫大なお金と、マンパワーを使う米・英はなんと、おろかな国なのだろう。米・英を許すな。私も一滴の水になって、この大きな、おろかな人殺しの岩を砕いてゆきたい。(50歳代男性)
・新しいことを聞けて、すごく新鮮だった。研究すべきことなのに、公の機関で研究できないのは本当に許せないことであるし、あり得ないことだと思う。ドラコビッチ博士の勇気と研究の熱心さには心を打たれた。これからも頑張ってほしいです。(10歳代女性)・サマワの調査報告が恐ろしかった。日本政府はどこまで国民の命を軽視しているのだろうと怒りがさらに強まりました。貴重な会に参加できてよかったです。ありがとうございました。(20歳代女性)
・以前医ゼミというところで劣化ウランについて聞きひどくショックを受けました。全くその存在も知らなかったので自分の住んでいる地球がぐらついたように感じました。ショック受けたものの何も行動をすることもなく、自分が情けなくて仕方ありませんでした。思いがけぬ形で寄付することができて少し救われた気分です。難しい話が多くすべて理解はできませんでしたが、これからは自分でも調べられるような気がします。メディアから伝わることがすべてではないということがわかり、素直に信じていたことを腹立たしく思います。真実を伝えないメディア、国にも憤りを感じます。積極的にまわりの友人にもひろげていきたいと思います。貴重なお話を聞けてありがたく思います。(10歳代女性)・ディリーニュースの記事が日本のメディアに載らない訳がわかりました。3人の方が政治的に歪めてられ利用されないように祈っています。(50歳代女性))
・ゆっくり考えたいと思います。(50歳代男性)
・専門的なウランに関することはあまりわからなかった。私たちはこの劣化ウラン弾こそが大量破壊兵器だということを世界で訴えなければならない。それと権力を持つ人間はどうして人類を破滅に導く兵器を使おうとするのか、その心理をどうにかしなければならない。(50歳代女性)
・物理・科学は真実である信念のもとに行動を起こしておられる博士の講義は納得のいくものでした。ここから私たちが何ができるのか、考えていき、行動できるようになれると思います。ありがとうございました。サマワは非戦闘地域であるという政府の認識をどう覆せるのか。アメリカ・イギリスに大量破壊兵器の査察を受け入れさせましょう。大きなうねりを。(50歳代女性))
・初めて劣化ウランの事を聞きました。やはり世界は、何かおかしい方向へいってしまっていると思います。なぜ人間は人間を苦しめるひいては地球全体の生物を苦しめることをするのでしょうか。(30歳代女性))
・サマワの放射能汚染がこれほどのものだと初めて知った。自衛隊の人々のためにも即時撤兵させるべき必要性を痛感した。(10歳代男性)
・劣化ウランの恐ろしさを改めて実感できました。大量破壊兵器を使い続けるアメリカの悪を暴かなければなりませんね。水の一滴になりたいものです。(60歳代女性)
・ターゲットによってウランの組成を調整しているなんて初めて知った。どれだけ人々を効率よく殺せば気が済むのだろうと思う。自衛隊が帰還してきたら、博士が診察しているような兵士たちと同じ症状を示す人たちが出てくるのだろうと思う。このとき国はどのような対応をするのだろうか、シラを切り通すつもりなのだろうか。(20歳代男性)


集会で寄せられた小泉首相へのメッセージ

・既に戦場と化しているイラク全土から自衛隊はすみやかに撤退すべきだと思います。自衛隊を派兵するための法、そのものに違反する状態・違法状態を放置してはならないと確信します。あの第二次世界大戦にズルズルはまっていった過ちを繰り返してはなりません。口で勇ましいことを言う事は簡単ですが、今撤退を決断することこそ真の勇気だと思います。三人の人質とされている若者達を解放するために、違憲状態を正すため、イラクとアメリカの若者が無駄な血を流さないために、ただちにイラクに停戦を!自衛隊も被害者、加害者にならないために一刻も早い撤退を! 

・人の命を国の面子や利権を守るための取引の材料にするなど許されないことです。今の自衛隊の行動を見れば、それを無条件に指示する日本がイラクの人々にとってどれほど許しがたい存在であるか、わかるはずです。自衛隊を即時、撤退させてください。それこそ、真に勇気ある決断です。 

・サマワにも、放射性物質をもつ塵が今もふっているそうです。3人はもとより自衛隊の人たちも、大変な被害が予想されます。勇気をもって撤退させてください。必ず後の世代から評価を受けるでしょう。

・小泉さん、あなたはすでに賞味期限が切れています。(ブッシュに役立ちたいのなら別ですが) 日本国民を、抱きこみがすんだマスコミを使って、「詐欺」的にだましつづける政治は、止めたほうが良い!!時間が過ぎればすぎるほどますますあなたの人相が悪くなっているのは、見るにしのびがたいことです。折角の人生を、少しは真面目に普通の人の視線で、これからの人生を生きることを期待します。戦前に生きた人々はあなたの姿をこの上なく、醜いものと、眼(視線)を伏せています。

・日本の国を代表しているなら、それらしく責任ある態度をとること。事実を事実としてとらえ、責任ある対処を行う事、逃げとごまかしに終始している姿は見るに忍びない、なさけない限りである。憲法を無視して自衛隊を海外派兵した、考えられない暴挙である。即時撤退せよ!!日本は独立国である。それとも否なのか?でなければ考えられないあなたの行動である。即、独立国の代表としての行動をとること。自衛隊を撤退させよ!!

・一刻も早くサマワから自衛隊を撤退してください。劣化ウランの被害が広がっています。多くの人の命が失われます。イラクの人を助けるなら撤退をして下さい。

・『テロに屈するな」?そうではなくてテロをおこさないような方策を考え、実行する事が大切なのではないか?我々は武器を手にしなければ、話もできないほど、愚かなのか?血を流さないと解決できないほど人間性を失っているのか、血の通った人間として行動してくださいよ小泉さん。

・3人だけではない!自衛隊の方々を被爆させないためにも、自衛隊の即時撤退をお願いします。

・自衛隊撤退を今すぐ表明せよ!   3人を見殺しにするな!    人質事件の責任をとれ!

・正義感に満ち、真の意味でイラク人道支援を行っていたこの3人の若者達を見殺しにする気なのか?!彼らを今の状況に追いやったのは君、小泉のせいである。自衛隊を今すぐ撤退しイラクの人を救い、日本の3人を救出せよ!!君の無責任ない一挙一動に彼らの生命がかかっている。反省し謝罪しイラクから自衛隊をすぐ撤兵せよ!

・自衛隊こそがイラクを日本人にとって危険な場所にした!日本政府がやってる事は人質に死んで欲しいと願ってるとしか思えない。即刻自衛隊を撤退させよ。アメリカによる占領・大量虐殺を止めさせよ。これ以上日本の恥を世界にさらすな。

・人質の人命を最優先に政策を決定すべきである。人質をとっている人々は「テロリスト」ではないようで、米軍の統治に反発している民衆とみられる。日本はこうした人々の立場に立つべきである。そのためには、自衛隊を撤退させ、ブッシュ政権の政策を平和的解決の方向に変更させるよう日本政府は努力すべきである。

・前から思っていたんですが「テロに屈するな」これしか言えないんですか?あなたは僕たちがあなたの思惑どおり何も知らないと思っているんですか?あなたは僕よりもずっと高学歴でしょうがはっきり言ってあなた(達)より僕たちのほうがよく認識していますよ。大学でいったい何を学んだんですか?僕の方が頭いいかもよ?(ちなみに僕は高卒) 最後に一言「あんたは人殺しだ!!」(しかも、自分の手を汚さない)

・アメリカの兵士が意義のない戦争で多くの尊い命をおとして、また、帰還兵が劣化ウラン弾により健康被害を起こしているのに、アメリカの同じ道を歩むことは絶対まちがっています。奥大使がアメリカの誤射との疑惑もでていますのに、アメリカを支持しつづけるのは、本当に恥ずかしい政府です。奥大使の犠牲がでた時点でイラク派兵は止めるべきだったのです。これ以上犠牲者を出さない前にすみやかに撤退すべきです。

・3人を救うどころか、日本に生きて帰さないつもりですね。ファルージャで虐殺をまず止めさせてください。

・自衛隊が真に「人道」のためというなら、人命を軽視することなく撤退すべきです。「非戦闘地域」という前提条件もなくなっています。これでも撤退できないというなら、「人道復興支援」というのは嘘だということになります。ご自分の発言に責任を持つためにも自衛隊は撤退させるべきだと思います。

・自衛隊は復興支援を大義名分にイラク派兵をしているが、これはアメリカの侵略に加担しているに過ぎない。3人の拘束された人たちの開放を第一に考え、ただちに撤退すべきである。なにはともあれ、まず人命ではないのか!!解放されることを必死に信じて待っている家族の願いを本当に考えるなら撤退しかないのではないか。

・イラクの人々が民間人を人質にとり、ファルージャ・他イラクへの爆撃を停止せよと主張するのは、それだけ彼らが追いつめられているからだ。彼らを追いつめているのは小泉首相のブッシュ支持、自衛隊派遣の決定である。とらわれている3人の「個人の責任」が問題ではない。問われるべきは米国政府、日本政府、小泉首相の責任である。

・3人を見殺しにすることがとてもひどいことだと思います。すぐに自衛隊を撤退させないという小泉首相のことばを聞いたとき、「人殺しだ」と、とても恐ろしく、このような人が日本の首相であることに怒りが込み上げてきました。私は看護婦です。人の命を救うために日々仕事をしています。それなのに、米英日のイラクでの殺戮、多くの人々の命をうばっている事実にとても怒りを感じます。人殺しは止めてください。アメリカといっしょになってイラクの人々を侵略し、殺戮するのは、すぐ止めてください。自衛隊をすぐ撤退させてください。

・戦後最低で最も国民に冷たい小泉内閣に私たちはとてもとても不幸せな状態に置かれている。

・自衛隊の撤退を!!  3人の命よりも優先されるものなんてないはず!!  どこまでもアメリカのいいなりの外交をあらためて!!

・イラクとりわけ  ファルージャのレジスタンスの人々のことを  ’テロリスト’と言ってはいけない。  撤兵はテロリストに属することではない。  ジェノサイドを許さないという日本の街の人の声を聞き,USAに強く要請すべきだ。 劣化ウラン兵器の使用を即刻止めさせるよう米英に訴えるべきだ。

・政府が誰のためにあり、何のためのものかを、考えて欲しい。  このままでは日本人で居ることのあやうさを感じる。  一人一人の命を最優先に!!

・自衛隊の早期撤退を望みます。武器を持った自衛隊は、人道支援だと思いません。それならば撤退して、人の命を救ってください。




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