シャロンを止めろ−−−−−−−−−−


イスラエルの平和団体「グッシュ・シャロム」のプレスリリース
さらにまたひとつの暗殺
Another assassination
(4/18配信メールより)



ランティシ師の葬列(AFP)
 ガザでのランティシ暗殺は、さらにまたひとつの、決定的に重大な挑発行為である。それは、リクード党の登録された20万人の党員−−その投票をシャロンは必要としている−−には感銘を与えるかもしれない。しかしそれは、人々を危険にさらし、憎しみと流血という遺産をイスラエル人に残すものである。シャロンがイスラエルの人々に残すこの遺産は、彼自身の政治的経歴が終わりをつげた後にも長年月続くかもしれないのである。
 ガザ地区からの撤退とそこでの入植地の解体は、別な首相のもとでであれば、二つの民族の関係に新しいページを開き、新たな和平プロセスに勢いを与える巨大な善意の姿勢でありえたかもしれない。
 アリエル・シャロンによって実行されるものとしては、たとえ彼が本当にそれを最後までやり通すとしても、それは、力による傲慢さをまたひとつ新たに示すものでしかないのである。そしてガザ撤退自体も、全く、当然おこなわれることと考えるわけにはいかないのである。
 今日の無法で無節操な暗殺は、撤退についての空虚な言葉の後に続く日々の殺害の最新のものに他ならない。また、シャロンは、外交的レベルにもむき出しの暴力を用いている。パレスチナ人は、外交的申し入れを受け取るのではなく、最後通牒と指図命令を与えられているのである。シャロンは、パレスチナ人に復讐の自爆というかたち以外には他に選択肢がないということを確信させるように、あらゆることをしているようにみえる。憎しみを深め、そして、イスラエル人には、領土をあきらめることが平和をもたらすわけではないと確信させ、懐疑と恐怖が存在し続ける状態を運命づけようとしている。
2004年4月17日




シャロンを止めろ−−−−−−−−−−
シャロン政権によるヤシン師殺害糾弾!
−−ブッシュ政権の支持・追認を許すな−−

3/23 ヤシン師殺害に抗議するエジプト、カイロの法律家たち(Salah Sokkar; Common Dreams News Center より)

 イスラエルの反占領・平和運動団体「グッシュ・シャロム」による緊急発信をとり急ぎ翻訳紹介します。
2004年3月23日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局




(「グッシュ・シャロム」ウェブサイトより)
シェイク・ヤシン暗殺に際して 04.3.22
アヴネリ:「犯罪よりも悪い。まったく愚かだ!」


 「これは犯罪よりも悪い。まったく愚かな行為だ!」
と、シェイク・アフメド・ヤシン暗殺に際して、グッシュ・シャロム活動家ウリ・アヴネリは論評した。

 「これは、イスラエル・パレスチナ紛争の新たな章の始まりだ。それはこの紛争を、解決可能な民族紛争のレベルから、まさにその本性からして解決不能な宗教紛争のレベルに移行させるものだ。」

 「イスラエル国家の命運は、今、原始的な観点をもつ愚かな一群の人々の手に握られている。彼らには、この紛争の精神的、感情的、政治的諸側面を理解する能力がない。これは、あらゆる行動において失敗した一群の破産した政治的軍事的指導者たちである。彼らは、自分たちの失敗を破滅的なエスカレーションによって覆い隠そうとしている。」

 「この行為は、この国においても全世界においてもあらゆるイスラエル人の個人的安全を危険にさらすだけでなく、イスラエル国家の存在をも危険にさらすであろう。それは、イスラエルとパレスチナ、イスラエルとアラブ、イスラエルとムスリムの紛争を終結させる可能性を、とりかえしのつかないほどひどく傷つけた。」

 アヴネリは次のことにも言及した。1980年代のはじめに占領当局は、ヤセル・アラファトとPLOに対する対抗勢力をつくり出すことを期待して、ハマスの創設者たちを激励したこと。第1次インティファーダが始まった後でさえ、軍と治安機関はハマスに特別待遇を与えたこと。シェイク・ヤシンが逮捕されたのは、インティファーダが始まってから1年後だったこと。

 「わが国の政治軍事指導者たちの愚かさに、限度がなくなっているようにみえる。彼らは、イスラエル国家の将来を危険にさらしている。」

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(「グッシュ・シャロム」2004.3.22配信メールより)
「グッシュ・シャロム」プレスリリース 
−−今朝発信された−−の翻訳

 通りがかりの人の巻き添え殺害もともなった、シェイク・アフメド・ヤシン暗殺は、あらゆる自制を失った政府による狂気の挑発的行為である。それは、放火狂の放火魔の行為であり、テロの火を消火しようというその方法は火に油を注ぐものであり、近い将来に何十何百のイスラエル市民の生命を犠牲にするかもしれないような行為である。
 「ガザからの撤退」というシャロン首相のおしゃべりは、ここ数か月の見出しをにぎわわせてきたが、今では、意味のないおしゃべり以上のものではないことが明らかとなっている。占領地から一寸たりとも撤退するつもりは全くない、この破産した首相は、−−自分自身と息子とに関わる無数の汚職への警察の調査に直面して−−、パレスチナ人との、また全アラブおよびムスリム世界との、永遠の戦争という遺産をこの国に残そうと決心しているようにみえる。この男が権力にとどまっている一日一日が、イスラエル人の将来にもパレスチナ人同様に重大な危険をもたらす。
 グッシュ・シャロム=イスラエル平和ブロックは、国際社会に残された正気で責任あるすべての勢力に、奈落の淵にある我々のこの地域を救うために、そしていま我々を飲み込もうとしている巨大な流血のサイクルを阻止するために、緊急にかつ強力に介入するよう求める。
ヤシン師殺害に抗議し、シャロンの辞任を求めるイスラエル市民(イスラム・オンラインより)





※「イスラム・オンライン」http://www.islamonline.net/English/index.shtml
「Highlights」 − 「Reactions of Sheikh Yassin's Assassination in Pictures (ヤシン師暗殺の反応)」
ここをクリックすれば、暗殺現場の写真、占領地各地でのパレスチナ民衆の抗議行動、中東各国、イラクやイスラエルでの抗議行動を含めて、多くの写真を見ることが出来ます。

※米「ANSWER」が、ヤシン師暗殺に関する声明を発表しています。
寺尾光身さんが、翻訳され aml などに紹介されています。
[aml 38392] [Fwd: [ANSWER] シェイク・アハメド・ヤシンの暗殺についてのA.N.S.W.E.R.の声明
http://www1.jca.apc.org/aml/200403/38392.html