イラク写真パネル展
京都
(ピースウォーク京都)


 写真展では、ずっと『劣化ウラン弾の恐怖』というビデオを繰り返し流していました。
 写真展の最後から2日前の日に、PW京都で行った「伊藤政子さんの講演会」の録画ビデオも一度流しました(1時間50分程)。


寄せられた感想:

●「奇型」を問題として提示するのは、とても慎重に行わなければならないと思います。
 問題は、「奇型」そのものにあるのか、他者の「暴力」の結果として身体に影響を及ぼされたことなのか、明確に区別する必要があると思います。 その上で,「暴力」に反対していくのが僕はよいと思います。
 「奇型に苦しむこども」というパネル表記がありましたが、無前提にこう書かれることには疑問を感じます。
 自分にとって逃げようのないつきつけを写真展から受けたように思います。他の人はどうなのでしょうか。
 「悲惨」や「暴力」が明らかにならないと、人は行動できないのでしょうか。
 「喜び」や「楽しい」をつくるための行動・運動ができることをいつも考えていますが、現実・事実は中々それを許してくれません。
 しかし、この「悲しさ」にとどまっていてはいけないと僕は思います。

●劣化ウラン弾についてはネット上で少しみたことがあるだけだったので、写真を見てショックでした。
 奇形の子どもや白血病など、劣化ウラン弾が落とされる前と現在での統計も見てみたいと思いました。
 経済制裁でも被害にあっているのはこども、というのは悲しいことだと思いました。
 薬が手に入らないのは化学兵器への流用の可能性があるためなど、少し説明があるともっとよかったと思いました。

●まさかここまでとは思いませんでした。
 「正義」を語り「国益」で動く人間たちのあさましさの陰にこの事実があります。
 残念でなりません。

●当時、自分が働いて収めた税金の一部がイラクの子どもたちを苦しめることに使われたと思うと、私も加害者の1人だと知りました。
 本当に戦争は何のためのものなのか。
 戦争をしようとする人たちは正気なのかと―。
 自国の兵士さえ人間として扱わない。
 有事法制が通って自衛隊の人が戦場に行けば加害者であり被害者になる。
 絶対に有事法制を止めなければ。
 ビデオも大変わかりやすく良かったです。他の勉強会でも使いたい。

●アメリカの人達がこのような写真やビデオにふれる機会があまりないのではないかと思うと、不安になります。
 白人社会に広がる画一的な価値観が全体を押し進めている原因だと思います。

●来る前に写真展を見た友人に色々はなしを聞いていたのですが、やはり写真という現実そのままのものを見るとインパクトがありました。
 ビデオの中でも言っていたように、まず情報を知ることは大切だと思いました。

●もっとこれからの事実を皆に知らしむべきですよね。
 我々、日本人にはどうにも欧米よりの報道がなされ、これらの事を聞く機会がありません。貴殿の活動がもっと広がるとも思っています。
 頑張って下さい。

● なぜ人間が人間を殺し合わねばならないのか子供の姿、凝視できない自分の問題として考えねばならない。
 学校教育は命の大切さ、生きる力を教える場だ。政治家よ自分を見つめよ。
 「あなたは、今、あなた自身ですか」

●イラクの市民、特に子どもたちが沢山死んだり傷ついたりしていることがよくわかった。
 劣化ウランの説明で戦争の非常さ卑劣さが強く印象に残った。

●子どもたちの劣化ウランによる被害をみて、とても悲惨で残酷なものだと感じました。戦争をして残るものは悲しみだけです。
 自分たちができることは何か生徒たちに問いかけていきたいと思います。

●あまりの悲惨さに涙が出そうでした。
 米のイラク攻撃と日本の参戦を絶対止めなければならない。
 日本に住む私たちの責任は大きい。誰もが参加できる運動が必要です。

●はじめて見るような写真ばかりでした。
 本当に報道されないものはたくさんあると思いました。大学の授業で戦争の情報操作が行われていることについて知り、この催しに興味を持ったのですが、ビデオを見て予想以上に深刻な状態であることを知って驚きました。
 今後も情報を集めていきたいと思います。

●広島の原爆資料館に行ったときの思いだった。

●ウラン弾のことは少しだけ聞いたことがあったが、その被害の写真を見てショックです。
 ビデオを見て湾岸戦争が核戦争だったと初めて知りました。
 職場や、友達にもこの写真展があるのを知らせます。

●永続的な被害を知り、原爆や、ベトナムが今も終わってないのだとよくわかった。
 ビデオと一緒に見たのでより理解できたと思う。

●湾岸戦争が核兵器を用いていた戦争だと知らなかったのと、想像していたものより、幼い子供たちの姿にびっくりした。

●大変痛ましいこと起こっていることがわかりました。

●とても痛ましかったです。

●「たくさんの人に見てほしい。」まず、思いまでに。

●子供達の悲惨な姿をみて、驚きました。

●怒りと悲しみで胸がいっぱいになりました。
 子供達に何の責任があるのか!!むごすぎます。
 人間ってどこまで、むごいことが出来るんでしょうか?!

●数のデータに隠れている現実の一つ一つの命の苦しみが。

●劣化ウランというものを初めて知った。戦争は常に悪いというのを思い知った。

●あまりにもむごいので言葉もありません。