沖縄・韓国・日本・他で同時開催
第4回  満月まつり ご案内

 “満月まつり”は、基地のない平和な世界を願う沖縄、韓国の人々によって始められました。「世界中で仰ぎ見る満月は一つ。国家・民族の違いを超えて歴史を超えて、沖縄−韓国の民衆が出会い、日本全国の米軍基地所在地で基地撤去を求めて闘う民衆が出会い、平和と共生を象徴する満月に祈り、そして誓う」場を沖縄が提案し、韓国が受けて共同で創り出しました。 
 1999年12月から始まった“満月まつり”は、回を重ねるごとに開催地が広がっています。昨年の第3回“満月まつり”では、中国、フィリピン、ハワイも加わり60カ所で実施されました。地域住民の交流の場、国際連帯の場として確実に広がっています。4回目の11月17日、私たちも平和・共生を追い求める満月の輪の中に加わりたいと思います。

 今回、私たちが行う満月まつりでは2つのことを行います。
 1つは、韓国の反基地運動の現状を学びます。ブッシュ大統領の「悪の枢軸論」と侵略戦争によって韓国では反米意識が急速に高まっていました。そのような時に2人の少女が米軍戦車にひき殺されるという痛ましい事件が起こりました。この事件は韓国内に新たなエネルギーを吹き込み、韓国内の反基地、反戦・平和運動は本格的な大衆運動として大きく動き出しています。ブッシュの戦争は、一方では多大な死者と甚大な被害を出し続けていますが、他方で力強い新しい反戦・平和運動を構築しつつあるといえそうです。私たちは、韓国の反基地、反戦・平和運動との連帯の一歩として今回の満月まつりを取り組みたいと思います。
 2つめは、参加されたみなさんとリレートーク、交流を行います。署名運動は、様々な分野のたくさんの方々の協力によって進んできました。昨年の9.11以降、アメリカによる対アフガニスタン戦争以降、ブッシュの戦争に反対し、日本のテロ特措法、有事法制に反対する活動、イスラエルによるパレスチナ侵略、これからブッシュがしようとしている対イラク戦争に反対の取り組み、その他、「日の丸・君が代」反対、民主教育の推進、環境問題、反原発、女性運動、地域運動等々を粘り強く取り組まれている方がたくさんいらっしゃいます。このような皆さんと意見の交流をしあい、それぞれの運動のエネルギーにしたいと思います。

 多くの方が、満月の輪の中にどんどん入ってくださることを願っています。気軽にご参加くださいますよう、お願いいたします。


日時:2002年11月17日(日)午後5時〜8時

場所:クレオ大阪南・多目的室
      (地下鉄谷町線喜連瓜破駅@番出口より徒歩5分)

参加協力金:大人1000円、学生・高齢者500円
      (沖縄、韓国へのカンパも含みます)

内容:1部 都裕史さん講演 “韓国の反基地闘争”
        ビデオ上映 “オモニ米軍基地のない社会で暮らしたい”
    2部 リレートーク、交流会

主催:アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局



第4回「満月まつり」に込めた思い

 「満月まつり」は、1千年代最後の満月の夜、1999年12月23日に、沖縄と韓国からスタートしました。同じ満月の下に集い、仰ぎ見る月を接点に、遠く海を隔てている友人たちとも繋がって、共に平和と命の循環を祈ることができると思いついたからです。その夜は、月が地球に133年ぶりに最も接近したという、ひときわ大きな満月でした。宇宙の神秘を身近に感じさせてくれる月が、水平線の向こうに現れた時、参加者全員が思わず雄たけびのような歓声をあげていました。
 2回目は、2000年7月16日(日)、141年ぶりの、20世紀最長・最後といわれた皆既月食でした。月が地球の影に完全に入って、オレンジ色に見えた不思議な夜でした。
 3回目の2001年4月8日(日)は、仏陀の花祭りでした。満月は人々の心に共感を呼び起こす不思議な力があるようです。3回目で同時開催地域が、各地域の小さなまつりを含めると、海外5ヶ所、国内60ヶ所までになっていました。ときより小雨の降りしきる空模様でしたが、会場全体が不思議な一体感につつまれ、心豊かで満ち足りた夜でした。
 今年の第4回「満月まつり」は、11月17日(日)に開催されます。今回は今までとは違う場所、今までとは違うやり方で、まつりを組み立てています。
 9月11日以降、世界の緊迫した状況を考えたとき、人類は、あらゆる分野で質的転換を図っていかなければ、未来を切り開く事ができないという極点に立たされているような気がします。そのような時、考えれば、考えるほど、これまでの延長線上に4回目を設定する事がどうしてもできませんでした。
 みなさまには申し訳ないと思いつつも、具体的な形を見出せないまま時間ばかりが過ぎていく状態が続いていました。なんとか心の奥底から、かすかに聞こえる声をたよりに、余分なものを削ぎ落としつつ新しい方向へと動き出した時、やっと、「源泉を見つめてカオスからハーモニーへ」というコンセプトにたどり着けました。
 「満月に平和と命の循環を祈る」沖縄でのまつりは、 “水”がシンボルとなります。
 琉球王国最高の聖地といわれる斎場御嶽で宗教、宗派、教団、組織に関わりなく平和を願う方々が、同じ時間、同じ空間を共有して一緒に平和の祈りを捧げるセレモニーを執り行います。そして、満月をシンボライズした透明なガラスの球形の器に、それぞれの祈りの波動を込めた『聖水』を注ぎこみます。それを、祭り会場へと運び、韓国及び全国の同時開催地から送られた「命の水」を、また会場の参加者にも祈りを込めた水を注ぎ込んでもらいます。さらに、地球の一滴・海水を注ぎ、私たちの「環境と平和」を思う気持ちが、地域を出会わせ、国境を越え、命の源泉と地球に融合し、調和を見出す糸口になることを期待しています。
 酸素と水素が出会った時、単独ではありえなかった、生命の源である水が生まれるように、出会いは常に新たなステージを用意しています。この聖水は、自衛隊基地内にある解放地「ちゅらさガーデン」の花や木や作物に吸収してもらい、命の循環を託したいと思います。
 久高島を目の前に臨み、「おもろそうし」に“アマミキヨが神歌を謡いはじめたグスク”と謡われている知念グスクに近い知念岬公園で、月夜の宴は始まります。平和・人権・環境の問題を多くの人たちと共有共感できるよう、メッセージが言霊として心の奥深くにしみこんでいけるよう、静穏を楽しみ、深く傾聴し、月の光を浴びながらみんなで毛ーあしびーを楽しむようなシンプルなまつりにしたいと考えています。
 多様で多彩な出演を可能とするために、コンサートを主体に考えず、特定の人に出演依頼もせず、趣旨に賛同する方の自主的参加を募りましたところ、歌あり、舞踏あり、詩の朗読・語りなどたくさんの参加希望が有り、ほぼ確定しています。地元の伝統芸能の参加も期待できそうです。
 まつりの同時開催を計画してくださる全国のみなさまから「命の水」が送られて来ることを願っています。
2002年10月吉日  
東アジアの平和と人権と環境を守る満月まつり沖縄実行委員会 共同代表  真志喜 トミ 
高江洲 あやの



案内チラシ(一太郎ファイル)
反基地運動をされている
韓国女性の講演会・囲む会(仮称)
12月28日(土)1時〜5時
クレオ大阪中央・多目的室
(地下鉄谷町線・四天王寺前夕陽丘)
駐韓米軍犯罪根絶運動本部事務局長に来ていただきます。