新基地とは言語道断!!
樋口健二 フォトジャーナリスト


 沖縄県の70%強が米軍基地のまま、新たな基地とはあきれ果てる。わずか50年でいまわしい戦争を忘れるとは何とも悲劇的である。国際貢献などという言葉にまどわされ、平和憲法の改悪を着々と進めるこの国のレベルにもほとほとうんざりする。米国の尻馬に乗って戦争に手をかし出した日本。「二度と再びあやまちは犯しません!!」と誓ったはずではなかったか!この国も国民も、どんな戦争にも手をかしてはならないはずではないか!戦争は無惨に人間を殺す。正義の戦争というものはどこにもないはずだ。日本全体がもう一度、歴史認識をあらため、平和を全世界に訴える勇気と行動力をつちかいたいものだ。20世紀が戦争と環境破壊の100年だっただけに、21世紀こそ、戦争のない時代にすることが今に生きる人間のつとめだと強く感じる。基地絶対反対である。(樋口健二)



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