無法な大量殺戮戦争を即刻中止せよ!全世界で続けられる反戦運動
出撃基地包囲・自国政府の加担反対・退陣要求が前へ

米英によるイラク侵略が開始されて、バグダッド侵攻が開始されてからも、全世界で反戦運動が続けられている。

■ 米「ANSWER連合」、英「ストップ戦争連合」が4月12日イラク戦争ストップ国際行動を呼びかけ
2/15の国際反戦行動を呼びかけ成功させた米「ANSWER連合」と英「ストップ戦争連合」(Stop the War Coalition)は、4月12日に次の国際行動を呼びかけている。米英軍がバグダッド侵攻・大量殺戮を開始し、軍事政権の早期樹立を狙っている中での、国際反戦行動となる。米英軍による虐殺行為を即刻中止させるため、全世界の反戦・平和運動がこれに呼応して結集しようとしている。

※ ANSWER連合は、最新の「4月12日イラク戦争ストップ全国行進」の呼びかけで次のように呼びかけている。
「4月12日、世界はイラクにおける戦争による大虐殺に終止符を打つことを要求するだろう。イラク人民は侵略と占領の恐れ無しに自身の運命を決定することができなければならない。アメリカのGI(兵士)の命と安全を気遣うものは皆、全軍を今すぐ帰国させるよう要求するだろう。」

「世界は4月12日に真に団結するのだ。我われはもっと多くの抗議行動が国際的に行われることをたった今知ったところだ。オーストラリアの大きな平和運動がその週末に大抗議行動を行うことを決定した。ベネズエラのボリバル諸団体は4月12日にカラカス及びベネズエラ全国で行動を起こすことになっており、更には世界中のボリバル団体に国際抗議デーへの参加を求めている。キプロスの反戦活動家たちもデモを行う。4月12日の世界を巡る行動はまた、イギリスのロンドンで行われる。さらにはブラジル、メキシコ、ニカラグア、プエルトリコ、韓国、フィリピン、スペイン、イタリア、デンマーク、スウェーデン、ドイツ、それからアメリカで。抗議行動を行う予定の国のリストは日々延び続けている。」
(aml 33328に掲載された、寺尾さんの翻訳より。全文は、「Alternative Mailing Lists」 aml 33328参照。)


■ 世界各地で継続される対イラク戦争反対反戦行動

○アメリカを人民の手に取り戻せ
米カリフォルニア州オークランドでは、4月5日、数千人の抗議集会が持たれた。
http://www.commondreams.org/headlines03/0406-06.htm
様々な民族からなる参加者は、戦争の費用を社会サービスに回せと要求した。バーバラ・リー下院議員は、「爆弾を作るのをやめて学校を作れ」「富裕層への減税を止めよ」と主張した。集会に参加したハリー・ベラフォンテは、「我々は今日ここで、アメリカを人民の手に取り戻すための運動を始める。」とアピールし喝采を浴びた。
デトロイトでも300人が集会を開くなど、全米各地で反戦行動が行われた。


4/5 米オークランド (AP Photo/Marcio Jose Sanchez)

4/5 オークランド (AP Photo/Marcio Jose Sanchez)

4/5 オークランド (REUTERS/Lou Dematteis)

4/5 オークランド (REUTERS/Lou Dematteis)

4/5 デトロイト (REUTERS/Rebecca Cook )

4/5 デトロイト (AP Photo/John F. Martin)


○米軍基地と自国政府の戦争協力に批判を向ける欧州各国の運動
欧州では、対イラク戦争の即時中止と、各国の政府に対する、戦争協力に反対する運動が続けられている。米大使館と米軍事施設への抗議行動が前に出ている。「有志同盟」に参加した諸国では、政府の辞職を求める運動が続けられている。

ロンドンでは4月5日、数千人がブレアの辞任を求めて、BBCから米大使館前までデモを行った。ポーツマスの英海軍基地 でもデモがあった。


4/5 ロンドン (AFP/File/Jack Hill)

4/6 ノースウッド英軍司令部前
(AP Photo/PA,Michael Stephens)

4/5 ロンドン (Stop the War Coalition より)

4/5 ロンドン (Stop the War Coalition より)

ドイツでは、すべてのイラクへの戦闘行為の即時中止と、ドイツの空港の米軍使用禁止、ドイツ国内の米英軍事施設の禁止を要求して、大衆行動が行われた。米第5部隊が使用するハイデルブルクでは2000人の人々がデモ行進を行った。マンハイム、カールスルーエ、ヌーレムベルクでも数百人が抗議を行った。


フランクフルトの米領事館前で抗議する学生(World Socialist Web Siteより)

4/5 ハイデルブルクの米軍司令部前 (AP Photo/Daniel Roland)

イタリアでも、アビアーノ米空軍基地の閉鎖を求めて数千人がデモを行った。ミラノでも10000人、トリノでも3000人がデモ。スペインのサンチアゴで50000人、マドリードの反戦フェスティバルには5万人が参加した。

4/6 マドリード (AP Photo/Paul White)

4/6 マドリード (REUTERS/Andrea Comas)

トルコでは、数千人がイスタンブールで反戦集会。ブルガリアの首都ソフィアでも、数千人が米英同盟軍を支持した政府の退陣を求めてデモを行った。


4/6 イスタンブール (AP Photo)

4/5 ブルガリア ソフィア (AP Photo/Dimitar Deinov)


北アイルランドでは、4月7日ブッシュとブレアの会談に向けた抗議行動が行われた。


4/7 北アイルランド (AP Photo /Alastair Grant )

4/7 北アイルランド (AP Photo/Alastair Grant )

韓国では、イラクへの派兵案が通過した4月2日、7000千人のデモ隊が国会前に押し寄せた。4日にはイラク侵略反対と韓国軍の派兵中止を求める学生行動が行われた。11日の韓総連同盟休校、 12日の汎国民決意大会と直接行動が予定されている。


4/4 ソウル (AP Photo/Greg Baker)


4/4 ソウル (AP Photo/Greg Baker)

4/4 ソウル (AP Photo/Greg Baker)


4/4 ソウル (AP Photo/ Lee Jin-man)

日本では、4月5日東京の「WORLD PEACE NOW 4.5」に18000人が参加したほか、広島、沖縄をはじめ、北海道から沖縄まで、全国各地で大小さまざまな反対運動が続けられている。
 ※ 東京の行動については、「WORLD PEACE NOW」HP参照。
 ※ 大阪の行動と署名事務局の取り組みについては、「アクション・レポート」参照。


○ 開戦後の1週間の主な行動を indymedia がまとめている。開戦後、世界各地で大小さまざまな反戦行動が継続されていることがわかる。
http://www.indymedia.org/front.php3?article_id=307491


■ 中東・アラブ・イスラム諸国で強まる反戦とイラク民衆への連帯


4/7 シリア ダマスカス (AP Photo/Hussein Malla)

4/7 ダマスカス (AP Photo Bassem Tellawi)

4/8 ダマスカス (AP Photo/Hussein Malla)

4/8 ダマスカス (AP Photo/Hussein Malla)

4/8 エジプト カイロ (AP Photo/Denis Doyle)

4/8 イラン コム (AP Photo/Vahid Salemi)

4/7 ジャカルタ米大使館前 (AP Photo/Achmad Ibrahim)

4/3 ジャカルタ (AP Photo/Achmad Ibrahim)

4/8 パキスタン (AP Photo/B.K.Bangash)

4/4 パキスタン (AP Photo/Khalid Tanveer)


■ 強化される反戦運動への弾圧

4月7日米オークランド警察は、反戦デモの参加者に対しゴム弾を発射し、大怪我を負わせた。数十人が逮捕された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030408-00000509-reu-int
http://www.commondreams.org/headlines03/0407-07.htm
(参照 「戦争特需に群がる「戦争ビジネス」に抗議 平和デモに暴力で鎮圧。警察が木製弾で銃撃。」)

   

反戦運動への弾圧強化は、米国内だけでなく世界各国で共通の動きとなっている。オーストラリアでは、先月シドニーでの「爆弾ではなく本を(Book not Bombs)」抗議行動以来、警察の動員が強化され、4月2日には、学生の反戦行動を600人の警察が取り囲んだ。



★ [ANSWER]: 緊急要請:エジプト反戦活動家逮捕さる
 ANSWER連合は、エジプトの反戦活動家の不当逮捕を批判し、救済のための支援要請を行っている。
 寺尾さんがANSWERの呼びかけを翻訳して紹介しておられます。aml 33412へのリンクです。
  http://www1.jca.apc.org/aml/200304/33412.html

 私たちは、2/15の国際行動の成功の為に、エジプトの反戦運動とエジプトで発せられた「カイロ宣言」が重要な役割を果たしたこと忘れてはならない。(「石油=軍事帝国アメリカの世界覇権とこれに立ちはだかる史上空前の巨大な国際反戦行動」W[2]参照。)



2003年4月8日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局