教育基本法改悪反対 国会前集会 /
日比谷野音では米軍再編反対集会

 11月28日、全国連絡会の呼びかによる国会前集会には、280名が参加しました。キャンドルを持った人たちがいつもの場所に陣取り、アピールが続きました。

 発言では、日経新聞の世論調査で、教育基本法改正案を今国会で成立させることが必要だというのが19%にとどまり、自民党支持層でも25%にすぎないこと、今国会成立にこだわるべきではないと改正の必要はないを合わせると66%に達する結果となったことが取り上げられていました。一方で与党は8日にも成立させることを確認との記事もあり、そんなことをさせないよう攻勢を強めていこうとの発言が続きました。安部内閣の支持率急落を受けて勢いづいています。

 国会前では既にいくつかのグループで座り込みが再開されており、リレーハンストもあさって木曜日から再開されます。リレーハンストを取り組む方からは力強い決意表明がありました。

 中国人の方は、日本の教育基本法改悪阻止の闘いは、日本の子どもたちにとっても重要だし、アジアの平和のためにも重要だと発言されました。

 全国連絡会は、12月3日に渋谷でデモ、5日に国会前集会、6日から8日に座り込みを行います。6日午後4時からは3回目のヒューマンチェーンが予定されています。

 同じころ日比谷野音では、米軍再編に反対する平和フォーラム主催の集会が行われていました。3000名の労働者が結集し、米軍基地縮小・撤去を実現、原子力空母の横須賀母港化反対、教育基本法の改悪を許さない、憲法改悪のための国民投票法案を廃案へ、防衛庁の省昇格反対、共謀罪の新設反対を訴えていました。集会の後、国会まで請願デモが行われました。
(2006.11.28 S)

    
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左の写真、中央奥で黄色く光っているのが首相官邸

    
11/28 日比谷野音での米軍再編反対集会


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