G8抗議活動への不当弾圧に断固抗議する! 拘束者を即時釈放せよ!

[投稿]陽気でユニークな平和的デモに、警察と機動隊が暴力的に襲いかかった!!〜7月5日G8反対ピースウォーク

 G8サミットに対する様々な異議申し立て行動がおこなわれているが、その中で最も多くの人々を結集したのが、7月5日午後3時よりはじまったピース・ウォークであった。
 国際的な農民団体「ビア・カンペシーナ」を先頭に、日本の農民団体が続き、その後に、音楽をならす車、様々な扮装をした人々、G8の首脳を骸骨に見立てた人形を掲げたりする派手な集団が続き、その後に国内の様々な市民団体、平和団体、労働組合、等々の隊列が続いた。
 行進は陽気な雰囲気につつまれながら、大通公園に沿って、ゆっくりと歩いていった。そのうち隊列が自然とふくらんで、その道の車線全体を占拠してしまった。途中でバスが来たときには、ちゃんと手をつないでバスが通れる道を作っていた。バスが行ってしまってからまた隊列はふくらんだ。静岡県警の警官が配備されていた区間では、「どうしようもないな」というのんびりした雰囲気すら漂っていた。
 大通公園から直角に南下する道に入った時から様相はがらっと変わった。警官ではなく、盾をもった機動隊が待ち受けていたのだった。しかも二重になって。 それでも、行進は特に殺気立つこともなく、ゆっくりと進んでいった。
 報道機関の人が隊列の中に入ったり出たりしながら写真を撮っていた。ロイター通信の人が、機動隊員を蹴ったとして逮捕されたのだが、それはきっと、デモ隊のくせにはみ出してきたと思われて乱暴なことがなされたからではないかと思う。(この人はもうすでに釈放されている。)
 解散地点にかなり近づいた時、サウンドカーはこれまでとまったく同じようにごくゆっくりとしたスピードで音楽を鳴らし続けていただけだったのに、いきなり車に警官がわさわさと乗ってきて、誰かを連れて行ってしまった。
 そこから、さらに解散地点の公園を目の前にした交差点にさしかかったとき、警官隊は車をもう一度襲撃してきた。そして運転手までもが逮捕され、車は押収されることになった。荷台の上には「甘味屋かりん党」の旗指物が寂しげに転がっていた。その上に大勢の警官隊が乗ってきて、車はすっかり占拠されてしまった。
 このニュースをラジオで聞いた人が「トラックが突っ込んだから逮捕されたと報道されていた」と言っていたが、そんな事実は全くない。ただひたすらゆっくりと走っていただけであった。

 その前日、7月4日、オープニング・セレモニーに引き続きおこなわれたデモでは、フランスのNo-Voxの人が、デモ隊はここを通るべしと決められた車線から常にはみ出て歩いていた。なぜか大阪府警が札幌まで来て、デモ取り締まりの動員に当たっていた。「中に入って」とか「はみ出さないように」とか言いながらデモ隊を押していたが、結局最後まで誰も逮捕されることはなかった。
 目的地の公園では、背広姿の若い男性が「取っ組み合いとかはありませんでした。」と誰かに携帯電話で報告をしていた。「取っ組み合い」があることが期待されていたのだろうか?
 とにかく、どちらの行動でも、参加者は暴力的ではなく、陽気でユニークで楽しげであった。暴力的であったのはひたすら警察の側であった。

G8抗議行動や不当逮捕の様子などは以下で見ることができます。
http://tv.g8medianetwork.org/(G8MediaNetwork TV)

2008年7月10日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 大阪Na




札幌サウンドデモ7・5救援会設立とカンパのお願い
    (札幌サウンドデモ7・5救援会から送られてきたメールの転載です)

 2008年7月5日、札幌市大通公園で開催されたチャレンジ・ザG8サミットのピースウォークで、「サウンドデモ」部分に対して不当な弾圧がくわえられました。荷台に音響機材を積んだ「サウンドトラック」を公安警察が襲った経緯などで、マスコミ記者も含め最終的に4人の方々が逮捕されました。すでに様々なマスコミの報道がありますが、この弾圧は機動隊の過剰警備と公安警察の暴力的な介入によって引き起こされたものです。札幌中央署は被疑事実を「道交法違反」「公安条例違反」「公務執行妨害」としていますが、もちろんピースウォークは事前に申請され、北海道公安委員会に許可されたものです。「サウンドデモ」スタイルによる荷台乗車も、許可された行進形態に含まれていました。
 DJをしていただけで逮捕、あるいは運転席の窓ガラス割った上で運転手を引きずり出して逮捕、などという暴力的なふるまいに対して、現在、有志による救援活動が続けられています。救援活動に際しては、差入など様々な出費が必要になるため、多くの皆さんに衷心よりカンパを呼びかけます。よろしくお願い申し上げます。

札幌サウンドデモ7・5救援会
【連絡先】
080-3538-7596
j5sapporo@yahoo.co.jp
【カンパ振込先】
郵便振替口座:00200-5-38572 名義:S-16
※札幌救援カンパとご明記ください




[抗議声明] 洞爺湖サミット直前の不当な弾圧と入国審査に抗議する

 7月7日からの洞爺湖サミットにあわせ、7月4日から9日まで札幌で「国際民衆連帯DAYS・連帯フォーラム」という企画が開催されている。これには日本の様々な市民団体、農業団体、女性団体、労働組合等に加え、スーザン・ジョージ、ウォールデン・ベローやビア・カンペシーナ、韓国民主労総、ジュビリー・サウス等の農業団体、労働組合、市民団体が参加した。
 ところが、この集会に参加しようとした韓国の農業団体「全国農民総連盟(全農)」に所属する19名および、「全国民主労働組合総連盟(韓国民主労総)」の5名のうち4名が入国を拒否され、1名が「公務執行妨害」で逮捕されるという前代未聞の事態が生じた。
 これまでにも各個人が逮捕歴などを理由に入国を拒否されたことはあったが、「全農」という団体に所属しているということをもって全員が入国を拒否されるということは、これまで前例のないことである。
 長い軍事政権の歴史を持つ韓国において、それに抵抗し逮捕された経歴をもつことは、むしろ名誉なことである。しかしながら、現韓国政府は、彼らの個人情報を日本政府に流した。市民運動、労働運動を弾圧することにおいては、日韓の政府が情報を共有しているのである。
 「全農」の19名は、日本の農民団体と女性団体が招待し、ビア・カンペシーナなど世界と日本の農民団体、市民団体との交流を目的にしており、日本での行動日程、宿泊場所等をすべて明らかにしたにもかかわらず、「入国目的が不明」として入国を拒否されたのである。
 「韓国民主労総」に対しても同様の対応がなされた。こうした人権侵害の場面を撮影しようとしてカメラを構えようとしたメンバーの一人に対し、入国管理局の職員7〜8人がいっせいにカメラを奪おうとしてきた。とっさにカメラを取り戻そうとしたら、いつの間にか職員の一人が頭を壁にぶつけていた。この正当な防衛行為が「公務執行妨害」とされ、逮捕されてしまったのである。
 これは、洞爺湖サミットが、いかになりふり構わぬ非民主的な対応、強権的な弾圧によって、世界の市民の声を圧殺しようとしているものであるかを如実に示している。
 彼らが入国できなかったことによって、「国際民衆連帯DAYS・連帯フォーラム」のいくつもの企画が内容の変更を余儀なくされた。特に5日の午前中に開かれた「労働組合のFTA戦略」という会議は、主催者もメインスピーカーもいないという非常な困難の中で、羽田経由で入国できた5人の「韓国民主労総」のメンバーと日本の市民団体の尽力によって、なんとか実施された。
「韓国民主労総」は、これらの事件について、日本政府に対して公式の謝罪を求めている。私たちは、これに賛同し、連帯の意志を込めて日本政府と入国管理局の対応に抗議する。

2008年7月7日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局




札幌でのサミット反対デモにおける参加者逮捕に抗議する声明

 札幌中央警察署長殿

 本日開催された「7・5チャレンジ・ザ・G8サミット1万人のピースウォーク」は世界各国からの5千人の参加を得て、平和的に行われました。しかし、そのピースウォークにおいて、機動隊の過剰警備があり、4人の参加者が逮捕拘束されました。私たちは、この逮捕に対して強く抗議し、即時釈放を強く求めます。
2008年7月5日 
ほっかいどうピースネット
平和運動フォーラム
平和サミット道連絡会
(この抗議声明は、主催者からのメールが転送されてきたものです。)



民主労総日本遠征闘争団、現地抑留されて
(2008-07-04 15:21:40)

4日午後1時、日本の札幌空港に到着した民主労総遠征闘争団、「理由なく」強制抑留、1人強制連行

 G8首脳会談反対のために4日に出国した民主労総日本遠征闘争団の入国が、日本現地で「理由なしに」拒否された。遠征闘争団は4日午後3時現在、日本の札幌空港に抑留された状態で、保健医療労組李クンソン(I-Kunson)副委員長が強制連行されたことがわかった。
 民主労総は、日本政府が7月7日〜9日まで日本の北海道洞爺湖で開かれるG8首脳会談と拡大首脳会談に反対するために、この日出国して午後1時頃日本の札幌空港に到着した。
 今の時刻現在、札幌空港には民主労総許ヨング(Ho-Yongu)副委員長らをはじめとする4人に対して日本側が入国を拒否しながら、理由も話さずに旅券を強奪し、彼らを抑留中であることが分かった。この過程で、李根では保健医療労組副委員長が日本現地入国拒否場面を撮影して,日本空港側が李クンソン副委員長を業務妨害という理由で強制連行した。
 民主労総はこの日、日本側の入国拒否事態に対して、「FTA対応戦略ワークショップ、韓日FTA対応戦略会議とFTAに対する私たちの立場を知らせて訴える平和的な集会などをするための私たちの活動を、頑として妨げることは、いかなる理由によっても正当化されない」という立場を明らかにし、駐韓日本大使館に日本政府の不当な入国拒否と無礼に抗議する書簡を発送した。
 日本側は、入国理由が不明確だという立場であるが、他方民主労総は、「私たちの代表団は、入国カードに日本全労協、アタック・ジャパンなどの日本の労働組合と社会運動団体によって構成されたG8行動ネットワークと国際民衆連帯行動主幹の招請を受けたのであり、入国目的を明確に表明した」として、欠点がないことを強調した。
 一方NHKは、3日の放送を通して、「日本政府が、G8の8カ国首脳会議に先立ち予定されている農業関連国際大会に参加しようとしていた韓国農民団体会員など19人の入国を拒否し、彼らが関係施設に抑留された」と伝えた。
 G8首脳会談に反対する日本の労働者たちと国際連帯組織が会談が開く北海道を中心にして、いっせいに反対示威に乗り出した状態だ。日本の警察は、連日2万1千名以上の警察官を配置して鎮圧に乗り出していることが分かった。
<特別取材チーム/労働と世界>
(韓国民主労総のHPから翻訳したものです。)



韓国民衆、全世界民衆と連帯してG8に反対する。

 韓国の農民、労働者、女性など各界各層で構成されたG8反対韓国闘争団は、日本の北海道で次のような目的で活動する。
 まず、来る7日から9日まで開かれるG8に反対するためにきた。G8は,全世界で公認された機構ではないことにもかかわらず、全世界的な問題を扱っており、絶対的な影響を及ぼしている。しかしG8は、問題を解決する所でなく問題の震源地だ。彼らの指向は明白だ。まさに新自由主義の強化であり、軍国主義の強化だ。永らく強大国は、他の国際的機構であるIMF、世界銀行と一緒に、無差別的に他の国家の主権を蹂躙しながら、完全な市場開放、多国籍企業が追求する市場への没入を追求してきた。そして軍国主義は、まさにテロ防止という名分によって全世界、特に低開発国家で軍事力競争と民衆殺傷を絶えず量産させる役割をしている。彼らの新自由主義、軍国主義精神は、まさに全民衆の人生をドン底に落ちるようにする反平和的な、反人権的な政策であり、行為だ。
 今回の会談の主要議題である食糧、エネルギー、気候問題でも、G8強大国は、問題の原因に対する根本処方なしで、強大国の外部に問題を転嫁しようとしている。例えば、高石油価に対する対策として、原産国に増産を要求している。また強大国が責任を負わなければならない環境の危機を、まさに先進環境技術を販売するための機会として活用している。開発途上国への環境技術の輸出、炭素排出権販売等を通しての新しい商品市場に血眼になるのだ。これが強大国の新成長戦略である。農産物市場の完全開放、小農に対する支援削減、超国籍企業の食糧商品化政策が、まさに私たちの食べ物を危機に陥れて、民主主義を脅かしている。
 韓国民衆の消えるかも知れない蝋燭の灯りは、国民の主権、健康権を無視したまま、多国籍企業の利害、強大国の利害だけを貫徹させる新自由主義から始まったのだ。従って、韓国闘争団は、韓国の苦痛と抵抗はG8と連結していることを骨に凍みるほど認識しつつ、全世界民衆の人権と平和のための寄与をしようとここにきた。
 二番目に、私たち闘争団の目的は、李明博政府の屈辱的な外交の中断とFTA進展の中断、反平和的な韓米日軍事同盟を反対するためだ。4月の韓米首脳会談で見せてくれるように、李明博のグローバル外交は、米国中心、米国追従の屈辱的なものだった。ところでG8期間の間にも、国内の民意を度外視する首脳会談を行なおうとしている。これ以上国民に羞恥心をあたえる態度は容認できない。李明博は、FTAがあたかも国民の意思であるかのように糊塗しながら、日本とのFTA再開、米国とのFTA批准を年内に解決しようとの約束を、日本とアメリカ首脳会談を通してするだろう。また李明博は、屈辱的にブッシュの機嫌を取るために、また他の約束を乱発する可能性が高い。その中の一つが、去る4月の韓米首脳会談で合意した「21世紀韓米戦略同盟」に従い、軍事同盟において世界的問題に共同対応する包括同盟の性格を帯びただけに、ミサイル防御網(MD)および大量殺傷兵器拡散防止構想の正式参加、イラク派兵再延長などに対する約束を乱発する可能性が高い。このような軍事的同盟は、韓半島の平和進展に全く役に立ち得ず、全世界に大韓民国が反平和国家としての烙印を押される結果をもたらすだろう。李明博政府は、韓半島と全世界の平和を害する首脳会談を開催しないことを強力に要求する。
 私たちの韓国闘争団は、ここに集まったG8に反対する全世界の同志らと、日本の良心的な勢力と共に、平和的に活動をするだろう。私たちの意向を平和的に伝達するように努力するだろう。

G8首脳会談反対! FTA反対!
新自由主義反対!
韓米首脳会談反対! 韓日首脳会談反対!

2008年7月3日
G8反対韓国闘争団一同


(G8反対韓国闘争団が訪日の目的と基本姿勢を明らかにしたもので、韓国民主労総のHPから翻訳しました。)