イラク戦争劣化ウラン情報 No.1      2003年5月22日

アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 吉田正弘


(1)はじめに
 私たちは、ブッシュによる先の対アフガニスタン侵略の際に、米軍が大量の劣化ウラン弾を使用し、罪なきアフガン民衆に被曝被害を与え環境に深刻な放射能汚染をもたらした事実を暴くために、多くの皆さんの賛同を得てカナダのウラニウム・メディカル・リサーチ・センター(UMRC)による分析資金支援をする「アフガニスタン劣化ウラン被害調査カンパ・キャンペーン」を行いました。
 同キャンペーンは3月末で終了、総額150万円を超えるカンパをUMRCに送付しました。詳細は「アフガニスタン劣化ウラン被害調査カンパ・キャンペーン」 参照。

 しかし問題は片付いていないどころか、米英軍は、ますます増長しています。アフガンに続いて、3月20日に始まったイラク侵略においても、再び大量の劣化ウラン弾を使用したのです。米英軍は使用した事実についてだけ公式に表明しました。しかし使用実態に関する詳細については口を閉ざしたままです。
 そんな中、5月に入ってから、様々なメディアやジャーナリスト、研究者が、インタビューや調査報道の形で少しずつその使用実態を明らかにし始めました。私たちは、こうした劣化ウラン情報をできるだけ多くの皆さんに知らせたいと考え、「イラク戦争劣化ウラン情報」と題して、ニュースを発信することにしました。上記の「カンパ・キャンペーン」(第7号 2003年4月15日をもって終了)の際にも、ニュース・レターを発行しましたが、いわばその続編です。
 主に欧米のメディア情報、独立系インターネット情報からのものですが、劣化ウラン弾の使用を1日も早く中止させ、廃棄させるために、力量の許す限り情報発信を続ける予定です。皆さんのご協力やご意見をお寄せいただければ幸いです。

(2)米英軍は何よりもまず劣化ウランの使用地域、使用実態、使用量を公表すべき。
 米英軍は、対イラク戦争で使用した劣化ウランについて、使用総量も使用場所も兵器の種類も公式にはまだ明らかにしていません。使用された劣化ウラン弾はバグダッドをはじめ人口密集地に放置され、子どもたちが手にとって遊ぶ危険が現実のものになっています。もちろん劣化ウラン弾の破片や粉塵となって拡散したものについては、今後どのような形でイラク民衆の人体被害、環境汚染となって顕在化するか、分からないのです。

 私たちは断固として主張します。「劣化ウラン戦争」は今回のイラク戦争で打ち止めにすべきだと。使用した劣化ウランについて全面的に情報を開示し、被曝被害と汚染被害を防止し、その被害に対して米英政府が謝罪と補償を行うことを要求します。

 そのためにも第一級の戦争犯罪と言えるこの劣化ウランの大量使用の実態を徹底的に暴露する必要があるのです。今回の戦争で使われた劣化ウランについて、その実態を明らかにし、市民のこれ以上の被曝を一刻も早く防止すること、まき散らされたこの放射性物質を除去させることを米英政府に迫っていくことが必要です。

 5月に入って、まだわずかなものですが、使用した劣化ウラン弾について幾つかの情報が出て来始めています。また写真家の豊田直巳さんをはじめ放射線測定器を持ち込んでの調査も行われ始めました。私たちがキャッチした情報は、そうした現場調査を補い、より詳しい実態に迫っていく第一歩だと思います。

(3)500トンの劣化ウランが使用された、「バンカーバスター」でも使用されたとの情報。
 まず今号では、2本紹介します。一つ目に、ジェイ・シャフト氏の「500トンのDUがイラクで使われたと米軍大佐が認める」という記事です。ニュージーランドの独立系のインターネット・ニュースに掲載されたものです。
※「U.S. Colonel Admits 500 Tons of D.U. Were Used in Iraq」
By Jay Shaft Coalition For Free Thought In Media 5 May 2003
http://www.scoop.co.nz/mason/stories/HL0305/S00050.htm

 二つ目に、このジェイ・シャフト氏が記事について交わされた激しい議論を受けてアメリカのYahoo!の中の「du−watch」というメーリング・リストで上記記事を紹介するに当たっての意味や決意を語った部分を紹介したものです。
※「U.S. Colonel/ I wrote the article, enough slander!」du-watch ・ DEPLETED URANIUM WATCH - Information and analysis about US/NATO use of Depleted Uranium
http://groups.yahoo.com/group/du-watch/message/1854

@ これらの記事はアメリカ特殊作戦コマンドの大佐がイラク戦争での劣化ウラン使用量について500トン以上であることを認めた点で注目に値すると思います。これが本当ならば今回の劣化ウラン使用量は湾岸戦争(米軍公表で320トン)を大きく超えることになります。もちろん、米国防総省など米軍当局が公式に認めたものではなく、安全上の理由から匿名になっている点で限界があるのは事実です。(公表のやり方をめぐっては二つ目の記事で紹介するように論議が起こっています)。

A これらの記事でもう一つ注目すべきなのは、バンカーバスター爆弾と呼ばれる硬化目標貫通型の爆弾に劣化ウラン製のものがあることを認めている点です。私たちがこれまで問題にしてきた貫通型爆弾が劣化ウラン製であるという疑惑に対する初めての証言です。今回の戦争ではバグダッドをはじめ人口密集地で大量の貫通型爆弾が歴史上初めてと言われるくらい大量に使われましたから、その被害の大きさを示唆しています。

B 最後に、一番私たちの怒りをかき立てずにおかないのは、この大佐が非常に多くの住民が住んでいる都市部に対して劣化ウランを使う際に「何の考慮もしなかった」とあっけらかんと認めている点です。「劣化ウラン弾は非常に有効な武器で、後で住民に被害が出ようとそんなことは関係なく使いまくった」と本人が語っているのです。「住民には被害を与えない」「量はほんの少し」という3月の中央軍ブルックス准将のコメントは、他の「戦争プロパガンダ」と同じく、一片の真実もない全くの嘘っぱちだったのです。

 なお、ジェイ・シャフト氏から翻訳と掲載の承諾を得ています。氏が公表している記事はYahoo!Egroup http://groups.yahoo.com/group/coalitionforfreethoughtinmedia/ で見ることができます。また、氏への質問、問い合わせは<freethoughtinmedia@yahoo.com>にお願いします。

アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 吉田正弘
事務局ホームページ http://www.jca.apc.org/stopUSwar/
吉田eメールアドレス masayo@silver.ocn.ne.jp







500トンのDU(劣化ウラン)がイラクで使われたと米軍大佐が認める

by ジェイ・シャフト(J.S.)
「メディアにおける自由思考のための連合」
(Coalition For Free Thought In Media)」
2003.5.5



 3回にわたるインタビューで、米軍特殊作戦司令部のある一人の大佐(a U.S. Special Operations Command Colonel)が、米国と英国はイラクに500トンの劣化ウラン弾を撃ち込んだと認めました。
 彼はまた、BLU-113 貫通体をもつ 5000 ポンドの GBU-28 バンカーバスター爆弾は弾頭に劣化ウランが含まれていると私に教えてくれました。今まで、私の知る限りでは、GBU-28 の弾頭をつくるために使用される素材は、秘密のベールで覆われたままでした。
 彼はまた、非公式にはペンタゴンは何年も前から劣化ウランの健康への危険を認識していた、ということを認めました。
 彼は、明らかに明白な安全上の理由で、また価値ある情報源を維持するためにも、名前を伏せたままにするように求めました。(私は、彼を情報源としてキープしておくために、彼の身元を用心して守るつもりであるということをお断りしておきます。)
 私は、彼の身元を確認し、彼の情報が大部分正確だということを確認しました。いくつかの事柄は、ある種の武器が極秘分類になっているために確認できませんでした。

 次に示したのは、私が彼に行なった質疑の写しです。彼のことは、U.S.C.と表記します。

J.S.(ジェイ・シャフト): 私は、あなたが米軍の大佐だと理解していますが、それでよろしいのでしょうか?

U.S.C.: その通りだ。私は、中央司令部付属の米軍特殊作戦司令部に勤務している。私の仕事は、標的の座標をプロットし、その標的を破壊する最善の方法は何かを決定することだ。
 私には、私の自由になる大きなアナリストのネットワークがあって、それでそれぞれの標的を分析して、どんな武器がそれを最もよく破壊するかを明らかにするんだ。

J.S. : あなたは、どれくらいの量の劣化ウラン(DU)がイラクで使用されたか、またどんなタイプの砲弾が使われたか、知っていますか?

U.S.C.: ああ、私は、少なくとも500トンのDU弾が連合軍によって使用されたのを知っている。また、多くの都市がDU弾でひどく攻撃されたことも知っている。

J.S. : 500トンだって? 本当に確かなんですか?

U.S.C.: ああ、たいがい間違いないよ、そのことについては。私が知っているのは500トンを少し上回ったぐらいだったということだが、そうしたかったら最も近い百の位に切り上げてもいい。(くすくす笑い)

J.S. : 都市については? あなたがたは、よく考えた上で都市にDUを使ったんですか?

J.S.C.: はっきり言おう、我々は、都市や人口密集地でDUを使うことを避けるようなことは、何ひとつしなかった。私は、わかっていてDUバンカーバスターをいくつも選択した。高い貫通力をもっているからね。私は、いくつもの標的に、もっぱらDU兵器を使った。それらの標的に最大限の打撃を与えるのを確かなものにするためにね。誰だって、標的を中途半端に破壊したくはないだろう、最大限の打撃を与えたいだろう。

J.S. : ちょっと待って。私は、バンカーバスターがDUだということは知らなかった。あなたはどうしてそれを知っているんですか? 私は、それが本当かどうか確かめなければいけない。

J.S.C.: そうだ、バンカーバスターの詳細はトップシークレットだった。まあ、がんばって確かめてもらえばいい。あなたの質問に答えるために、一つ質問をしよう。バンカーバスターが、鉄で強化されたバンカーをどうして貫通できると思うかね。弾頭の中にDUがなければ、地下にある標的を貫通することなどできないだろう。

J.S. : なるほど、要点はよくわかりました。では、どのバンカーバスターにDU弾頭があるのか教えてくれませんか?

U.S.C.: うーん...(長い休止)。一つについては教えようと思うが、そこまでだ。BLU-113 貫通体をもつ 5000 ポンドの GBU-28(誘導爆弾ユニット)は、DU弾頭を装着して投下することができる。DU弾頭だけではなく、在来型の非DU弾頭とともに使われる。
 もしテレビを見ていて爆弾が命中するのを見たとすれば、それがDUかどうかを見分ける簡単な方法がある。
 爆発したところの大気中で2次的な小さな白い炎が燃えているのが見えたら、それはDUが燃えているんだ。DUは白っぽいオレンジ色の炎を上げて燃える。ほとんど花火が燃えているみたいに見える。

J.S. : 他にどんなバンカーバスターがDU弾頭を使っているんですか?

U.S.C.: それに答えようとは思わないね。もうたくさんしゃべり過ぎたぐらいだ。次の質問は!

J.S. : 500トンのDUに戻りますが、国防総省/ペンタゴンは、故意に民間エリアをターゲットにしたんですか? それから、もしそうだとしたら何故でしょうか?

U.S.C.: それはもう既に答えた。しかし、これは言っておこう、ほとんどの主要都市とその周辺にはイラクの装甲車輛がたくさんあったんだ。我々の方の戦車や車輛は、敵の車輛を破壊するためにDU貫通砲弾を使う。我々にわかっていることは、バグダッドとその周辺で100トン以上のDU砲弾が使われたということだ。しかし北部の諸都市やバスラあたりでは、もっと大きな戦闘が行なわれた。我々は、イラクで 20,000台以上のいろんなタイプの車輛を破壊した。そしてバグダッドの繁華街の建物を砲撃しさえした。DUでね。

J.S. : ペンタゴンは、そういうことが起こっていたということを知っていたんでしょ? 何故それを止めようとしなかったんですか? だって、DUの健康への危険からしても、我々がイラクを解放しているんだということからしても、そうでしょう?

U.S.C.: イラクにある軍用車輛を一つ残らず完全に破壊したかったんだ。我々の車輛が、もうダメになっている車輛や既に砲撃を受けた車輛にまでさらに砲撃を加えているのをあなたたちが見たのは、そのためだよ。私は、20以上も穴があいた車輛の写真をたくさん見たよ。その目的は、どんな戦闘部隊がどうやったってその車輛を使うことはおよそできないというように、確実にそうすることだった。我々は、イラク軍を殱滅して二度と戦うことができないように確実にしたかったんだ。その目的は十分に達成したと思うよ。我々が望んでいた以上だった、あれほど短い時間でね。
 これには莫大な量の砲弾が必要だった。大部分はDUを先端に付けた 25mm、30mm、125mm(訳注;実際には120mm)の貫通砲弾だ。

J.S. : DUに関係した健康への危険についてはどうなんですか? あるいは、あなたは健康への危険があることを否定しますか?

U.S.C.: 私に健康への危険について言明させるつもりなのか、え?

J.S. : もしあなたにそのつもりがあるのなら、ペンタゴン内でのDUについての隠された見解がどういうものか、私は確かめたい。

U.S.C.: うーん...(長い休止、それに続いてひどい罰当たりな言葉)...。よし、わかった。あんたに汚いものをあげよう、それをあんたが捜し求めているというなら。ペンタゴンはDUに関係した健康への大きな危険があることを知っているよ。我々自身のテスト射爆場をモニターして、いろんな施設をつくったころから知っているよ。
 イラクには高度汚染地域と指定された場所があった。我々が現地に軍部隊を配置する以前にだよ。バスラ、ジャリバー、タリルの周辺地域、南部砂漠の大部分、その他さまざまなホットスポットが、戦争前に、汚染地域と指定されていたんだ。クウェート国境沿いの南部砂漠地域の中には、綿密な調査とテストで、特に放射性が強いエリアがあった。
 サウジアラビアにある我々のテスト射爆場のひとつは、正常な自然の放射線レベルの1000倍以上を示しているんだ。我々は、米国内にも極度に汚染されている射爆場をもっている。そこは地獄だよ、80年代以来ずっとね。だが公にはいまだかつて何も言われたことがない。「尋ねるな、教えるな」は、同性愛だけじゃなくて、このことにも当てはまるんだ、とても重くね。
 これまでに一度、DU砲弾にさらされる兵士はMOP(化学保護服)をフル装備すべきだという説が展開されたのを知っている。だけど、それは実際的でないということで、二度とオープンに議論されることはなかった。

J.S. : ということは、ペンタゴンはDUが有害だということを知っているという話しは、真実なんですね?

U.S.C.: そうだ。80年代に現役だったハイレベルの指揮官の大部分がそれについて知っているということは疑いない。

J.S. : それじゃ、あなたは、自分の部下をDUにさらしたという事実をどう感じていますか?

U.S.C.: くっそぉー!! 私の仕事について、あんたに何がわかるというんだ? 私は、与えられた標的を破壊するためにしなければならないことをしたまでだ。DUを使う必要があれば、標的分析レポートにそう書いた。私は実際に自分で砲弾を発射するわけじゃない、遠く離れたオフィスで仕事しているんだ。

J.S. : ということは、あなたはDUにさらされることを決して心配する必要がない、そうでしょう? とても勇敢なことで。

U.S.C.: (たくさんの罰当たりな言葉。)このインタビューはこれでおしまいだ。(さらに罰当たりな言葉。続いて電話をたたきつける音。)

 私は、3回目のインタビューを最後までやりとげることは全くできませんでしたが、この大佐から得たことはとても強烈で印象的なものでした。
 彼が自分でも認めているように、DUの危険性がわかっていて、イラクの主要都市でそれが使われたのです。私たちの自国軍部隊は、高度に汚染された地域にさらされ続けています。何の警告もなしに、また兵士たちを防護する試みもなしに。
 数百トンのDUが主要な人口密集地に使用されました。イラクのすべての軍事車輛と軍事施設を完全に破壊するようにという命令に軍部隊が従うことによって。これは、高度に人口が密集した地域でDUが使用された最初です。
 国全体が再び汚染されました。そこで生きていく未来の世代のことを全く考慮することなしに。チグリス川は、その地域で栽培されるすべての農作物を灌漑しています。そして大部分の家畜は、この川から引かれた水とこの川で灌漑された農作物で育てられます。
 さらにどれだけの数の赤ん坊が、異常出産で生まれてくるのでしょうか? さらにどれだけ多くの子どもたちが、生産的な生活を送ることができる年齢になる前に、癌になり死んでいくのでしょうか?
 何千人もの人々が、最初の湾岸戦争で使用されたDUによって影響を受けています。イラクでの癌の発生率に関する数値は、湾岸戦争以来、癌とそれに関連した疾病が300〜500%増加したことを示しました。今度は、主要な人口密集地域が高度に汚染されました。イラクの人々の将来の健康に対する何の考慮もなしに。
 私たちは、この行為の代償がどんなものになるかを確かめるには、ただ待つしかありません。それは、きっと非常に高いものにつくでしょう。そして、おびただしい数のさらなる苦しみと死を、結果としてもたらすでしょう。




米軍大佐の件/私がその記事を書き、たっぷり誹謗中傷を受け取った!

2003.5.10
ジェイ・シャフト CFTM編集者


 今では、たぶん我々はこの記事について議論することができるでしょう、実際公表されたのだから。私がこの記事の筆者です。私が米軍大佐のインタビューをしました。それ以来ずっと、私は敵意あるメールを投げつけられてきました。

 このインタビューをしてから、私は数人の他の高官とも話しましたが、彼らもDU(劣化ウラン)がバンカーバスターの弾頭に使われていることを確認しました。私はこの記事を公表することで大きなリスクを負い、そのために悩まされています。私は、このインタビューをしたときには、このことから始まるであろうクソミソな事態を理解していませんでした。

 正直なところ、私はDUについてインタビューしようとしていたのではありません。民間人の犠牲者についてインタビューをしていて、その最初のインタビューの後にDUの話題が出てきたのです。最後のインタビューをするのに1時間以上かかりました。でも私はそれを使う予定ではありませんでした。私がこれを公表しようと確信したのは、多くのジャーナリストがこれを使う勇気をもたなかったためです。

 私は、バンカーバスターが目標に当たっているビデオを見ました。あなたがたもバグダッドでのいくつもの爆撃の後で焼夷性の火災が見えたでしょう。私は、DUが目標に命中したときに見えるような、ちょうどそんな燃え方をしているのを見ました。私はそれを最初の湾岸戦争のときに見ましたから、どんなふうに見えるかわかっています。

 もしも私のインタビューに関して何か問題がある人がいるなら、私に言ってください。私は、いわゆる「専門家たち」によって大声でわめきまくられましたが、しかし、D.I.Sによって公表しないようにと警告された後、これを公表することにしました。

 DUを禁止しようという目標を、私が台無しにしているという敵意あるメールを受け取るのには、飽き飽きしています。私は、このことが、ペンタゴンと政府以外のだれかの目論みにどのような打撃を与えるのか、全くわかりません。

 議論は怒れるままにしておきましょう。私は、できうる限り自分自身を擁護して主張するつもりです。