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この原稿は、(財)日本緑化センター発行の「グリーン・エージ」2004年1・3月に掲載された原稿と武相友の会「地球に未来を」に2004年3月に提出した原稿を編集し、加筆したものです。
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はじめに「サヘル」はアラビア語の「岸辺」の意味。アフリカ・サハラ砂漠を南下するアラブの商人達がたどり着いた人里を「砂漠の岸辺=サヘル」と呼んだことから、この南縁一帯をサヘル地域と呼ぶようになった。人が生活できる限界の土地といえるこの地域では、砂漠化の進行という問題が続いている。 砂漠化・土地荒廃とは、乾燥、半乾燥および半湿潤地域において、気候変動(干ばつなど)や人間活動を含む様々な要因に要因によって起こる土地の劣化である(国連環境・開発会議−1992、地球サミット)。 サヘルの森は、このサヘル地域の砂漠化を防止して、そこに住む人々が安定した生活が築けるように協力することを目的として、1987年に民間の援助団体(NGO)「サヘルの会」として設立された。10年余の活動でサヘル地域にいくつかの小さな森ができたことを契機として、名称を「サヘルの森」と改め、法人化の手続きを行い、1999年11月に特定非営利活動法人(NPO)として、東京都の認証を受けた。 サヘルに生きる人々の暮らしが根づけば砂漠が芽吹くと考えている。 西アフリカ・マリ共和国に日本人スタッフを派遣して、村人と暮らしを共にしながら、農業や植林、各種生活改善など幅広い活動を行ってきた。 日本国内では、マリ現地の活動報告会などと共に、市民交流や人材育成、技術研修のために定例活動の開催、各種行事への参加などを行っている。また、私たちの生活を見直すために牛乳パックの再利用運動などを進めている。 |