好評です!サヘル・デー(定例活動)
若者からリタイア組みまで、幅広い年令が参加

 <サヘルの森>では、今年度からサヘル・デーと称して、横浜市瀬谷市民の森の隣接地で、 毎月第3土曜日に定例活動を行っています。よくばりなサヘル・デーには、
  1. 会員をはじめ、森林・自然・ボランティア等の活動に興味のある人々の参加・交流の場
  2. 体力のある人もない人も、身体を動かすことを楽しめる場
  3. サヘルの森が習得してきた、植林技術や森林整備等に触れられる場等など、たくさんの目的があります。
もう4・5・6月と3回おこなっていますが、参加人数はうなぎのぼり(それほどでは…?)と、 うれしい限りです。

 この定例活動の中で重要な視点は、現場に立って行動を考えることです。 現地での実物を見る、対応を考える、判断を下す、力を出す、検証する、という行動は、 机上の知識とともに、日常の身体や手足を動かしての活動が重要です。 机上の知識はすきまの多い概念であり、断片的です。身体活動は連続的ですが、 範囲や量、質が限られます。身体活動を繰り返すことにより、質、量の経験の積み重ねができ、 知識のすきまを埋め、連続性を高めます。
 屋外での活動はいろいろな道具を使います。日本の場合、あらゆる種類の道具が入手できます。 ただ、ノコギリ一丁でも使いこなすまでには多くの時間がかかります。
 また、簡単な道具だけで、ほかには何もない場合の対応も重要です。作業をやりやすく、 進めるためには、創意工夫が求められます。
 森林・自然を相手にした活動では、共同作業も重要です。人力が基本であり、 重量のある樹木は一人ではなく、複数での取り組みが必要となります。

 全体の活動テーマは、森に小さな流れがあるので「森・水辺の保全と利用・循環の形成」です。 具体的な作業は、「観察」と「ヒノキ間伐・ものづくり」です。 「観察」は、活動対象区域ばかりでなく、周辺の人間の動き、安全の確認、 自然の位置付け、植物の変化などさまざまな状態を把握するのに役立ちます。 「ヒノキ林」は、枯枝の枝打や間伐木伐採を行ない、材の皮むき、その材を利用した階段づくり、 橋づくりなどを行う、間伐材の有効利用です。丸太の皮むきは参加者の皆さんが大いに楽しんでいるようでした。  構成メンバーは「学生とおじさん、おばさん」で、「女性が元気」なのが、特徴です。

 これからは「間伐木でハシゴつくりや水辺の明るさを確保して水辺植生の回復と保全、 林内を踏み荒らさないように歩道づくりなど」をしていく予定です。 皆様の参加とご意見、ご提案をお待ちしています。

 なお8月の第3土曜日はサヘルキャンプとなりますので、定例活動はお休みです。 

(坂場光雄)


■参加者の感想 木は"生きてる"よ!
*横浜にもこんな森があるなんて意外でしたが、今まで自分達がいた所と全く違う所にきたようで、 すごく気持ちがよいです。とても静かで、風で木の葉っぱがゆれる音や鳥の声が聞こえて、 時間がゆっくり過ぎていく感じがしました。木を切るのは初めての経験でしたが、 体を動かして何かをするのは楽しかった。(橘実穂・学生)

*切った木の皮をむいた時、その木肌が水分でしめっていて"生きてる"という感覚に感動しました。 もっといろんな人に知ってもらいたい。(山下真理・学生)

*学生に森づくりの楽しさを知ってもらいたいと思っています。私も一緒に汗を流したいです。 楽しくのんびりと参加させて下さい。(吉崎真司・勤め人)

*まずは、ハシゴ作りにひと苦労・・・木の皮ムキ楽しい!!周囲にどんな生き物がいるかなあ?(島岡良治・学生)
*とにかく全てが初めての経験だったので、新しい感覚でした。木を切り倒すのは楽しかったです。 皮むきはつるつるのお肌が見えてくるのが快感でした。こういった場所がもっと増えればいいなと思います。 (篠崎綾・学生)

*初めてこういう森づくりに参加して、とても楽しいです!ちょっと暑いですが、 きっといい勉強になると思います。木の皮をむくのがすごく感動的!(劉蕾・学生)

*6月とは思えないさわやかな気持ちの良い天気。樹が倒された時、枝に実がびっしりついていて感動しました。 都会の中とはとても思えない森の中で、ピュアな人達との作業は幸せでした。(吉永靖子・勤め人)

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