〜マリの人々とともに〜
小さなホップ-ステップ-ジャンプへ向かって

 今年も総会が終わり、昨年12月から3ケ月ほどかけてすすめてきた、 今後の1年間の活動がスタートしました。サヘルの森の活動は一般的な表現としては、 <砂漠化防止・農村開発>という範疇で、 この十数年の活動の結果として会のキャッチフレーズを書くなら、 <緑のネットワーク・アグロフォレスチャー>という事でしょう。

 木に関するまわりでの事を活動のメインに据え、それらにまつわる井戸や炭焼きをサブに、 時には女性の自立や識字教育などに、必要であれば係わるというスタイルでやってきました。 サヘル地域ではエネルギー問題の需要に応えていくうえで、炭焼きは大事な事かも知れませんが、 サヘルの森は、基本的にはあくまで木を植えてそれを利用することにこだわっています。 (このこだわりが、大事!か どつぼの素!か....?)


 具体的にはこれまでやってきた「1村10本100ヶ村」方式や 新しく始める「ワークショップ形式」で、 NGOや希望する個人にレクチャーする形で進めていきます。 自然の力、社会情勢の動き等もあって、ファギビンヌ湖では、緑の量が少し増えてきました。 しかし、それは砂漠化が進んでいる現状から見れば、ほんの少しのことであり、 異常気象の雨の降らないゾーンに入ってしまえば、 あっという間にモクズと消えてしまうくらいのものかもしれません。

 自然に対して私たちはほんの小さな力しか持っていませんが、 これからもサヘルに住む人々の笑顔を見るために、少しでも役立つ活動をしていければ、 同じ地球で同じ時を過ごすものとして、こんなにうれしいことはありません。


 ということで、現地活動再開の小さなホップをスタートします。 マリの人々と手をたずさえて、次のステップ・ジャンプへ向かって、 「助け助けられる関係」 (故中田正一さん[風の学校の創始者]の言葉)をこれからも模索して行きます。

(運営委員 米倉伸子)


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