〜未完のままの「森づくり」プロジェクト〜
次の一歩の、その前に


 「サヘルの森」は10数年をかけて木を育て、 村人に木の有効性を働きかけてきました。 植林帯という目に見える形の成果もあげてきました。 そしていったん活動を中断し、新たなプロジェクトを模索しています。 しかし次の1歩を踏み出す前に、解決すべきテーマが残されています。




いよいよ11月下旬から、杉野二郎事務局長がマリ共和国北部のファギビンヌ地区に約2ヶ月間の予定で入ります。 現地では、まるでジャングルのように茂った植林地で森林の整備をしたり、 ドラム缶窯による炭焼きのデモンストレーションなどを行う予定です。

(写真は木を植えて10年後のファギビンヌの状況)



 森づくりは、「木を植えた⇒育てた⇒森ができた」で終らせていいのでしょうか。 「木の利用⇒また木を植える」という最後の段階が付け加えられて、はじめて「サヘルの森づくり」はひとつのリングができあがります。

 いま、ファギビンヌ地域には繁茂した森林が残されています。 この森林の、村人による管理・利用を促し、そこからまた木を植えるというアクションを導き出せた時、 「サヘルの森づくり」のリングは完成します。

 まず森林利用の可能性を手探りで求めていきましょう。 村人たちにとっての魅力的なものは? 森にとって良い形は? 手はじめは「炭焼き」そして養蜂、木工芸・・・・。

 リングの欠けている部分へのアプローチ、それはここ1〜2年十分できてこなかった森林整備の続きです。 村人がどのように森づくりにかかわって、森とともに生活していけるかは、 これからもお互いの重要な課題です。

 次の一歩の、その前に、村人たちの状況、森の様子、森林利用の可能性、炭焼きの技術検証など、プロジェクト中止1年後の状況を確認します。


NPO法人 サヘルの森
194-0013  東京都町田市原町田1-2-3
アーベイン平本403  (株)エコプラン内
Tel:042-721-1601 Fax:042-721-1704