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−来年からの本格的活動再開にむけて−
マリプロジェクト・はじめの一歩 |
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昨年のプロジェクト見直し論議から 一時中断していたマリでのプロジェクトが、再開にむけいよいよ動き出します。今年11月に、杉野事務局長が現地にとび、ムブナの森の整備、炭焼きなどの作業を通して、これからのプロジェクトの可能性と方向を探ります。 杉野二郎
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■植林をチョッと休んで トンブクトゥ州で続けられてきた植林活動は、昨年、会のさまざまな問題から一時中断していましたが、 これまで植えられた木々が大きな森へと育ってきています。 しかし、こうして育った森を利用して次のステップにすすむことが、なかなかできませんでした。 ここで植林をチョッと休んで、育った森の「利用」について、取り組んでいくことを考えます。 |
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■大きく育った植林帯
ファギビンヌ湖周辺の森では、雨が多く降ったり、
川から湖への流入水量が豊富であるなど条件に恵まれた年には植林帯が自力で広がり、
1林区の1辺が5キロメートルほどになっています。
しかし、林は畑地にも広がって、作付け時には村人が伐採しなければならないほどで、
その光景はまるでモンスーン地域の焼き畑耕作のようです。また、生い茂る木々の枝や幼木が人々の往来を妨げるなど、 せっかく大きく育った森もその利用が大きな課題となっています。 今までは、薪や家の建材に使ったり、家畜を森の中に放牧する程度で、 森のほんの外縁部だけの利用にとどまっていました。 これまでも機会があるたびに枝払いなどの森林整備を行ってきましたが、 繁茂した枝葉をかき分けて林の中に立ち入ることも難しく、 森が管理されながら利用されているという状況にはありません。 |
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■炭焼きプロジェクトはじめます
そこで今回、「持続的な森林利用」の一つとして炭焼きプロジェクトを立ち上げます。
どんな利用を考えても、まずは間伐をして、林内に人が立ち入れる環境を整えなければ始まりません。そこで切られる木々を炭材として炭焼きするのです。炭は薪に比べて軽いので、 持ち運びが容易になり、グンダム・トンブクトゥなど消費地の町への輸送が楽になります。 これまで活用できていなかった森林資源が、消費地で換金できることになります。 マリで炭焼きといえば「伏せ焼き」のような方法が一般的ですが、 今回のプロジェクトでは簡易な窯を使った炭焼きを考えています。伏せ焼きに比べて、 できる炭の歩留まりが高く、資源を効率よく利用できるからです。
技術的な課題ももちろんですが、将来的にはマリの行政に、
適正管理のもとの製炭を森林管理の一部として認めてもらい、
自由な伐採の権利を保証してもらうこと、
また、現地の人々が「森の伐採・管理」や「炭焼きの普及」等をどのように受け止めていくのかの確認や、
場合によっては組織的な対応等、これまで会が苦手としてきたことにも取り組んでいかないと、
村人が製炭を生活の糧として経済的利益を得ていくのは難しいと思います。
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■上空から森をはかる 森を管理しながら炭焼きをすすめるためには、まず植林帯の状況を把握することも必要です。 手間と時間から考えて、できるだけ簡易な方法で空撮に取り組んでみたいと考えています。 例えば、植林帯の樹冠の上にでるヤグラを組んで上から撮影するとか、 凧にリモコンカメラを吊り下げて空撮するなど、 ミドリの量を把握しながら伐採する量を決めていきたいと思います。 |
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■はじめの一歩は日本から マリでの本格的なプロジェクト始動は来年以降になりますが、 まず日本で、炭焼き、簡易空撮などの技術的な問題に取り組んでいきたいと考えています。 勉強会を開いて、みんなで汗を流しながら、遠方の方とも情報を共有しつつ一緒に考えていきましょう。 多くの方の知恵と努力で、プロジェクトの基礎を固めたいと思います。 11月にマリで試験的な炭焼きと空撮を行ってきます。今回はプロジェクト開始というより、 そのための試験的な取り組みですが、来年から本格的な炭焼きプロジェクトを始める予定です。 また、新規植林については、これまでの「1村10本100ケ村」プロジェクトの総括をした上で、 「サヘルの森」がどのようなスタンスで村の植林を今後すすめていくか、 じっくり話し合っていきたいと思います。活動へのご意見をぜひお寄せください。 |
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新しいプロジェクトに参加してください! ★炭焼きプロジェクト 日本で炭焼きの試行錯誤をしながら、技術的な蓄積をしていきたいと思います。 マリと日本では条件が異なりますが、日本で十分に炭焼きを理解すれば、 現地での修正はそれほど難しくないはずです。まずはドラム缶での炭焼きからはじめて、 将来的にはマリに炭焼き窯をつくれないかと考えています。情報・技術をお持ちの方、 一緒に汗を流してくださる方、連絡をください。 みんなでワイワイ楽しく炭を焼きながら、技をみがきましょう!! ★空 撮 小型熱気球による空撮を考えています。マリでもキャンピングガスが普及しており、 コンロもガスも簡単に手に入るので、このコンロを熱源にしてみようと思います。 一緒に気球を飛ばす人、カメラのリモコン操作する人、大募集です! |
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NPO法人 サヘルの森 194-0013 東京都町田市原町田1-2-3 アーベイン平本403 (株)エコプラン内 Tel:042-721-1601 Fax:042-721-1704 |