| ODAモニターとして政府開発援助の現場を訪ねて−2000年10月 | |
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島岡てるみ(運営委員・関西支部) ODA事業の現場を民間レベルで見てもらおうという「ODA民間モニター制度」 (国際協力推進協会・国際協力事業団共催)が始まって2年目の昨年、 私は応募して運良く当選しました。 奈良から参加した男女2名を含めて、近畿6県で選ばれた14名が10月7日から8日間の日程で マレーシアに出発しました。この訪問で得た私の印象を以下に述べます | |||
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心に残ったシニアボランティア隊員の話 首都のクアラルンプール市内で活動するシニアボランティア隊員(64歳)からプロジェクトの話を伺う機会がありました。 彼は、農産物・食品加工用の機械設計技術者で、マレーシア人に技術移転をするために派遣されて来たのですが、 2年間その対象者がおらず、結果として図面作製から機械の出来上がりまで、お一人でやっているようなものでした。
と寂しく語っておられました。さらに
とも言っておられました。 私はすばらしい日本人の一人だと思いました。 | |||
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紙風船で、村の子供たちと交流 | 次にサバ州に移動してからは、山奥の村に入るため、ランドクルーザーで走行…。 前日降った雨で、道はぬかるみ、でこぼこになっており、かなりの悪路を長時間、 上下左右に揺られました。そのためモニターの中には体調を崩す人が何人かいました。 訪れた村では、かわいい子供たちに笑顔で迎えられ、道中の疲れを忘れることが出来ました。 私は日本から持っていった20個の紙風船を子供たちにプレゼントし、つかの間の楽しい時間を過ごしました。 この瞬間を、私の今の感動と喜びを、 この緑深い山奥に永遠に包み込んでほしいという祈りにも似た思いを抱いて村をあとにしました。 |
村の子供たちと島岡さん(真ん中) |
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子供の頃見た光景 また、非常に懐かしい光景に何度も出会いました。それは、私が子供の頃目にした光景によく似ていました。 私の家の前を牛馬が通り、車は石を飛ばしながら通り過ぎていきました。 時々その石が窓に当たってガラスが割れ、その後片づけにはいつもうんざりしたものです。 砂ぼこりを巻き上げる車の後ろを友達と歩いた懐かしい思い出もよみがえりました。 | |||
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ODAはまだまだ遠い存在 この視察で経験出来たことには感謝しますが、それにしても気になったのは豪華なホテルでの宿泊や食事です。 私の目には無駄遣いとしか映りませんでした。 そんなことにお金をかけて私たちモニターに気を使う必要も無いのにと思いました。 ODAは資金と人材が豊富であるのに対して、NGOは資金も人材も不足する(?)中で 地道に取り組む作業をしてきた活動であると思いました。 私たちが、自分の意志で国際協力やボランティア活動の手伝いをしようと思い、 一人一人が自分に出来ることは何だろう?と考えた時、参加しやすいのがNGOの活動であると思います。 それに対してODAはまだまだ国民にとって一人一人が入り込めない遠い存在なのだと感じました。 | |||
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