盗聴法に反対する超党派国会議員と市民の集い

米国における盗聴法の実態
〜米国自由人権協会(ACLU) バリー・スタインハードさんを招いて〜
 

IT革命のかけ声とともに、インターネットが本格的な普及の時代に突入すると
同時に、捜査機関は、「ハイテク犯罪」や「サイバー犯罪」などへの摘発強化
を主張しはじめています。しかし、私たちは、捜査機関による権限強化が、市
民のプライバシーの権利をないがしろにする危険性のあることに注意を喚起し
たいと思います。インターネットの普及とともに、捜査機関による盗聴捜査の
対象も、従来の電話から電子メールなどのコンピュータ通信へと拡大されつつ
あります。こうした現状のなかで、米国を初め諸外国においても、捜査機関に
よる盗聴捜査の拡大がもたらすプライバシー侵害に強い批判が出され始めてい
ます。

こうした最近のIT化にともなう捜査機関による個人のプライバシー侵害の現状、
カーニボ-の件、サイバー犯罪条約などについて、米国自由人権協会(ACLU)の
弁護士、バリー・スタインハードさんを招いて、超党派の国会議員の呼びかけ
で、国会内でお話を聞く集まりを企画いたしました。

アメリカでの盗聴法の現状を聞ける貴重な機会です。ご参加・取材のほど、何
卒よろしくお願いいたします。
 

日時: 5月21日(月) 午後3時半から5時

場所: 参議院議員会館 第3・4会議室


呼びかけ: 枝野 幸男(衆議院議員)  緒方 靖夫(参議院議員)
          中村 敦夫(参議院議員)  福島 瑞穂(参議院議員)
                                                           50音順・順不同

バリー・スタインハードさんについて

ACLUの副理事・弁護士。サイバーリバティータスクフォース議長としてインター
ネットの諸問題を担当。米国議会での証言や、CNNニュースを始めとする数多
くの報道番組にゲストとして招かれるなど、インターネットをめぐるプライバ
シー問題のエキスパートとして著名。また、プライバシー問題などに取組む世
界各国の60以上のNGO 団体からなるグローバル・インターネット・リバ
ティー・キャンペーン(GILC) の創設メンバーとして、国際的な状況について
も詳しい。

連絡先 福島瑞穂事務所
電話 03-3508-8506 ファックス 03-3500-4640