参議院法務委員長荒木清寛さんは直ちに
辞任すべきである!!

▼速記録には動議も採決も記載されていない!

▼委員長は速記録の改ざんをするな!

9日の法務委員会は大混乱のなかで、公明党の荒木清寛委員長によって、組対法三法案の採決の動議と可決がなされたと、記者会見等において独断で表明されました。しかし、10日夕方に出された速記録は下記のような内容になっています。

○円より子君 今、理事会を開くとおっしゃいましたよね。協議をするとおっしゃいましたね。いつそれはなさいますか。
○鈴木正孝君 委員長
○委員長(荒木清寛君) 後刻、後刻……(議場騒然、聴取不能)
 鈴木君提出の動議に賛成の方の挙手をお願いします。(議場騒然、聴取不能)
     〔委員長退席〕


 この速記録に明らかなように、盗聴法案の採決の動議提案の言葉もなければ、採決、可否の数、そして法案可決についての宣言もありません。このような状態をもって委員会採決とはいえません。

●荒木委員長の行為は国会法違反である!

委員長の職権は極めて重大であり「委員長は、委員会の議事を整理し、秩序を保持する」(国会法48条)べき立場にありながら、議事を混乱させ、無秩序な状態を意図的に引き起こし、なおかつ、ありもしない動議・採決を捏造した罪は大きいといわねばなりません。

●法律家、荒木清寛委員長は即刻辞任し、責任をとるべきである。

私たちは、法律家でもある荒木清寛委員長が今回の強行採決未遂事件の実行行為の責任者であり、国会法に反した委員会審議を行った責任をとり即刻辞任すべきことを強く要求します。


団体名 日本消費者連盟、婦人民主クラブ、日本カトリック正義と平和協議会、日本基督教団神奈川教区国家秘密法反対特別委員会、JCA-NETセキュリティ委員会、盗聴法成立阻止ネットワーカー連絡会、盗聴法に反対する神奈川市民の会、ノーニュークス・アジアフォーラム、ピースチェーンリアクション、NOHC,未来からの「やめて!」という命の声が聴こえませんか…、憲法を生かす主権者の会、北区に平和と緑を!市民の会、戦争への道を許さない北・板橋・豊島の女たちの会、戦争への道を許さない目黒の会、山谷労働者福祉会館活動委員会、ネットワーク反監視プロジェクト(NaST)、日本国際ボランティアセンター、ピースネットニュース、草の実会、未来を考える会、駿台文学会(明治大学)、派兵チェック編集委員会、反天皇制運動連絡会、「市民のひろば」運営委員会、すべての基地にNOを・ファイト神奈川、市民の意見30・東京

緊急連絡先 090-8261-7041 小倉利丸(NaST),0909-801-1790 組対法に反対する市民連絡会