子どもに関する事件【事例】



注 :
被害者の氏名は、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
890611 体罰事件 2002.1.6.新規
1989/6/11 群馬県赤堀町で、男子生徒(中3)が、生徒指導の教師に喫煙が知れてしまったことから、「殺されるかもしれない」と厳しい指導を恐れて、町立小学校の渡り廊下で首吊り自殺。
遺 書 自宅のこたつの上のノートに、先生、家族、同級生に各1ページずつ計3ページの遺書が書かれていた。
「先生へ」の遺書に、「一番きらいできにいんない みんなもそういっている ころしてとかいっているけどかちめないし 先生は口で言えばわかることを どうしてなぐったりするんだろう そんなことをしなくてもいいのに そのことを考えるだけで やだ くそう」と生徒指導担当教諭が名指しにされていた。
経 緯 6/10 夜、友人3人と、生徒指導の教師に喫煙が知れてしまったことを話し合い、男子生徒は「殺されるかもしれない。一緒に死のう」と友だちを誘っていた。
参考資料 1989/6/12朝日新聞、1989/6/29朝日新聞(「いじめ・自殺・遺書/子どものしあわせ編集部編/1995.2.1草土文化)



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