子どもたちに関する事件【事例】



注 :学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ事件を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
031220 教師のワイセツ行為 2004.11.3.新規
2003/12/20 宮崎県の県立高校のH教師(55)が、顧問を務める文化クラブの活動で、女子生徒一人を引率して上京した際、宿泊先のホテルの自室に女子生徒を呼びだして、体を触るなどのわいせつ行為をした。
経 緯 2003/12/19 H教師は顧問を務める文化クラブの活動で、女子生徒一人を引率して上京。東京都内のホテルに宿泊。
12/20 未明、ホテルの自室に女子生徒を呼び出して、「キスをしろ」などと要求。ベッドで逃げ出そうとする生徒に覆いかぶさり、体を触るなどした。
加害者 H教師は、捜査段階で容疑を否認していたが、公判では起訴事実を認めていた。
学校・教育委員会の対応 2004/5/11 県教委は、H教師を懲戒免職。校長を戒告処分。
裁判での証言 検察側は冒頭陳述で、H元教師が前任の都城市の高校で、別の女子生徒をホテルに誘ったり、妊娠させたことを指摘。「常習性があり、教師と生徒の関係を利用したことは悪質極まりない」として懲役2年6月を求刑。

弁護側は最終弁論で「指導をするうちに性的欲求を抑えることができなくなり、偶発的だった」と情状酌量を求めた。
判 決 2004/9/8 宮崎地裁で、強制わいせつ罪により懲役1年6月の判決(求刑懲役2年6月)。
久保裁雅文判官は、「教師の立場を利用した悪質な犯罪だ。被害者の処罰感情も強い」と述べた。
参考資料 2004/7/30宮崎日々新聞、2004/7/30毎日新聞、2004/9/8 四国新聞



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