子どもたちは二度殺される【事例】



注 :
被害者の氏名は、一人ひとりの墓碑銘を私たちの心に深く刻むために、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
960318 いじめ自殺 2003.6.22 2004.9.20更新
1996/3/18 山口県徳山市の徳山小学校の女児(小6・12)が、マンションから飛び降り自殺。
遺 書 ノートの1ページの半分を使い、「無視された」「避けられている」「学校へ行くのがおもしろくない」などと書いてあった。
経 緯 1995/3/8 昨年10月から学校のグループ内でのトラブルで悩んでいることを教師に相談していた。グループから孤立し、グループに入りたいと話していた。
学校側の対応 3/21 記者会見で、「死に至るほどに追い詰められていた心情を察すると、一種のいじめがあったと考えている。学校は、本人がよほどの気持ちでいたことを見抜けなかった」と述べた。
また、同級生を含め児童たちからの聞き取り調査は「(精神的な)負担が大きいため聴いていない」とした。
参考資料 1996/3/20、3/22朝日新聞(「いじめ問題ハンドブック」/高徳忍著/つげ書房新社)、「いじめ自殺 子を亡くした親たちのメッセージ」/野口清人・折出健二・堀尾輝久著/1998.8.20かもがわ出版



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