子どもたちは二度殺される【事例】



注 :
被害者の氏名は、一人ひとりの墓碑銘を私たちの心に深く刻むために、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
870927 暴行殺人 2002.12.16新規
1987/9/27 東京都葛飾区で、男子高校生のA(高2・16)、B(高2・17)、C(高2・17)と運送業アルバイトの少年D(17)の4人が同級生の男子生徒Sくん(高2・17)を「最近遊ばなくなった」と2時間にわたって殴る蹴るの暴行を加え殺害。
経 緯 5人は、高校入学以来の遊び仲間で、バイクに乗ったり、音楽を聞いたり、いつも一緒に行動していた。

しかし、Sくんは最近、「受験勉強に力を入れたい」として仲間が離れようとしていた。

1978/9/26 5人は一緒に買い物をする約束をしていたが、5時間待ってもSくんだけ来なかった。怒った4人は「制裁を加えよう」と相談。

9/27 午前11時頃、AのアパートにSくんを連れ込み、「そこに座れ」と命令。
正座させて、2時間にわたって殴る蹴る、木刀でメッタ打ちにするなどの暴行を加え殺害した。
参考資料 別冊宝島410「殺人百貨店」/1998.11.2宝島社



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