子どもに関する事件【事例】



注 :
被害者の氏名は書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
830205 暴行傷害 2002.7.7 2005.4.30更新
1983/2/5 千葉県木更津市の市立富来田中学校で、女子生徒4人(中2・14)が同級生の女子生徒(中214)に、生徒会運営をめぐって「態度がでかくて生意気だ」として3時間に及ぶリンチを行う。
経 緯 生徒会の役員や学級委員などをしている女生徒5人(中2・14)が、同級生で生徒会副会長をしている女子生徒A子さん(中2・14)に、生徒会運営をめぐって「態度がでかくて生意気だ」として因縁をつけ、人気のない造成地内の暴走族がよく集まる小屋に連れ込んだ。

殴る、蹴る、髪の毛をひっぱりライターで焼く。古いカーペットで簀巻き(すまき)にして、竹刀で殴ったり、自転車を突っ込ませたり、上に乗って飛び跳ねたりするなど、3時間にわたるリンチをおこなった。

タバコをくわえさせ、その姿をカメラに写し、「このことを言いつけたら、報復としてこの写真を学校に張り出してやる」と脅して口止めした。

2/18 事件発覚。木更津署は5人の女子生徒を補導。
加害者 リンチを行った女子生徒5人は非行歴、補導歴など全くない、普通の生徒たちだった。
参考資料 「戦後欲望史 転換の七、八〇年代篇」/赤塚行雄/1985.1.15講談社文庫、1983/2/18讀賣新聞縮刷版



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