はだかになったケント君
〜生命(いのち)と体のメッセージ〜

永井 雄彦




注:写真と散文による構成となったページですが、
散文のみ掲載させていただきます。




誰もが
体のどこかに
星を持つ
癒しの光る
声が、ある。


ぼくを見て、
ぼくに、触れて、
やわらかくて、あたたかい
気持ちいっぱいの
ぬくもりを
感じて。


青あざに
浮く箱舟
目指すのは
ほんものの
平和な大地。


もう、どこまで
来たのだろうか
ぼくは苦行を積む
行者のように
人間の無情の
砂漠をわたっている。


正しい怒り方を
教えましょう
「ぼくは、
 怒っている
 んだゾー!」
と、こうやるんですよ。


いいですか
よーく聞いてください
「大人はカタイ!
 子どもは
 やわらか〜い」




太田健人(おおたけんと)

ごく普通の公立中学に通う重度の障害を持つ少年。
見ること、聞くこと、話すこと、考えること、歩くこと、体を動かすこと、排泄すること、ほかにも色々と、みんなにとってあたりまえのことがぼくにとってその一つ一つがとってもタイヘン。創刊号、2号でおなじみのマリイは同じ中学に通う同級生。いつもいっしょの友だち。ふたりは通称、「ケントとマリイ」と呼ばれている。



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