■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ 『民衆のメディア・NEWS★LETTER(オンライン版)』 ■ ■ ■ ■ 発行/民衆のメディア連絡会/97年7月15日・第27号 ■ ■ (2ケ月に1回位発行・配布転載自由) ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●連絡先/〒173 東京都板橋区向原2−22−17−403(ビデオプレス内) 「民衆のメディア連絡会」事務局/TEL:03-3530-8588, FAX:03-3530-8578 <E-mail /MGG01231@niftyserve.or.jp > <連絡会ホームページ/http://www.jca.ax.apc.org/pmn> ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ メ デ ィ ア と 市 民 の 間 を つ な ぐ も の ---- パブリックアクセスを考える 6月27日の連絡会の例会は「パブリックアクセス入門--- 市民参加メディアの可 能性」をテーマに行なった。参加者は14名。 報告は、元NHKで現在大学でメディア論を担当している津田正夫さん。 湾岸戦争に反対した番組をつくって有名になったニューヨークのペーパータイ ガーTVをはじめ、アメリカではケーブルTVのチャンネルが「市民チャンネル」 (パブリックアクセス)として開放され、だれもが自由に無料で使うことができ る。 電波は公共のもので、みんなが使う権利があるという考え方が基礎にある。現 在、1500近いアクセスチャンネルで草の根団体が全米で活発に活動している。今回 の例会では、アメリカの最新事情を知ることと、日本における可能性を考えること がテーマだった。 津田さんは、NHK名古屋で市民が、自由に1分間のメッセージを発信できる 「メッセージ60」を始めた人でもある。NHK報道で歯がゆい思い津田さんがなぜ パブリックアクセスに関心をもったのか? 「パブリックアクセスに関心をもつようになったのが、そもそもNHKでの体験 だった。報道畑を歩んできたが、その中で、長良川河口堰問題や四日市公害訴訟の 報道では歯がゆい思いをした。当時は、住民サイドの報道をすると、アカの味方を するのかと社内で見られる雰囲気があった。また、グリコ森永事件の時には、 NHKがトップニュースで、コンビニの防犯ビデオに写った男を警察に協力すると して、流したが、“こんなとをしていいのかな”と大変疑問を感じた。 “事実以外は伝えてはいけない”と先輩から教えられていたから。取材現場に行 くたびに、NHKの報道はおかしいと市民に怒られていた。とにかく、ふつうの市 民の声がなぜストレートに伝わらないのか、メディアと市民のとの間にあまりに ギャップがあり、それをどう埋めていったらいいのかという問題意識が強まった。 それが、アメリカで行われてきたパブリックアクセスに関心をもつきっかけだっ た」市民の情報発信力に日米落差例会では、NHK名古屋の「メッセージ60」の VTRを見た。さまざまな団体が、催しの告知や案内板として使っている。津田さ んが当初想定した「社会的・政治的メッセージ」はほとんどなく、軽やかな団体が 多いという。しかし、市民が自由にTVを使えるといった発想が確実に生まれてい る。「これを東京でやったら面白いのでは」という意見も。 アメリカのパブリックアクセスの方法を導入している米子市の中海テレビの現状 については、他の参加者から話があったが、市民側からの番組提供が弱くうまく いっていないとのこと。情報発信する市民の力がアメリカとでは大分落差がある、 などの問題が指摘された。 また、「だれもが自由にというが、ファシストが政治宣伝したりするのは問題で はないのか」という意見も出た。津田さんは、「日本ではすぐ自主規制が働くが、 アメリカでは幅広く言論の自由を許容している。相手の言う自由を守ることが自分 の自由を守ることにつながる、という考え方が根づいている。そのへんは学ぶべき では」。 さらに、「市民がTVに参加する場合の一番の問題は、内容が低いとか政治イデ オロギーが困るとかいった問題ではなく、プライドの問題のような気がする。TV 局の人にはTVは自分たちがつくるもので市民がやるものではないという観念が強 い」と語っていた。日本的な「かたち」あるはず当日の報告にあったが、日本でパ ブリックアクセス的なことが行われているのは、ケーブルTV(中海・唐津・津 山・塩釜・・・)、ラジオでは日本福祉放送、FMわいわい、CSでは「地球の声」、 地上波ではNHK名古屋「メッセージ60」などがある。また、パブリックアクセス とは言えないが、ETV特集などは優秀な中小プロダクションに制作委託をするよ うになっている。 いまのメディア状況を打破する上にも、メディアの側と市民の側をつないでいく 試みがますます重要になっている。しかし、それはたんにアメリカ方式の導入では なく、日本の現状にあった「かたち」をつくり出していくことが、求められている のだろう。(M) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ★メディア側のプライド?★ 今井 恭平 津田さんのお話の中で、僕個人が一番興味深かったというか、「へえーっ」って 思ったのは、市民がメディアにアクセスしていく場合の一番の障害は、メディア側 の「プライド」でしょうね、と言われたこと。 つまり、自分たちで取材するのではなく、一般の市民から情報の提供を受ける事 への抵抗感といった、プライドだろう、ということです。これは、間違ったプロ意 識、ゆがんだ職業意識だろうと思います。 たしかに、市民側にもまだまだ自分の考えや意見やレポートを公のものとする、 という意味が本当に理解されていないとは思います(その極端な例が、自分チの子 供の写真を流しちゃうとか・・・)。 しかし、それは、訓練の問題でもあり、メディア・リテラシーの重要性でもある と思います。こうした教育が、日本ではゼロですよね。その訓練というか、教育の ためにもパブリックアクセスは重要だと思います。 またメインストリーム・メディア側も、ときとして素人よりもこうした問題でひ どいレベルだと言うことは、TBSの坂本弁護士ビデオ問題とかを見ても分かる し、パブリックアクセスを恐れるのは、それを通じて、メインストリームメディア 自身のこうしたパブリック性の中身が検証される事へのおそれ、回避、傲慢以外の なにものでもないだろうと、あらためて思った次第です。 =========================================================================== 天 皇 め ぐ っ て 議 論 沸 騰 あなたは天皇の戦争責任についてどう思いますか?--- 8.15靖国篇・完成上映会 5月20日、東京中野視聴覚ホールにて、新作ビデオ「あなたは天皇の戦争責任 についてどう思いますか?--- 8.15靖国篇」(W−TVオフィス)の上映会を開催 した。参加者は、62名とひさびさに沢山の人が集まった。それもさまざまな分野の 人が参加していた。 約1時間のビデオ上映ののち、制作者の土屋豊さんの挨拶、木下昌明さんのコメ ント、フリーディスカッションと続いた。 問題が問題だけに実にさまざまな意見が出た。 いきなり「私は天皇制に賛成」という人がいたり。ビデオの中の元軍人のインタ ビューの内容が「不快だ」という人。「カメラの前では本音は話していないと思 う」、「ポップな感じでよかった」、「靖国神社のことが初めてわかった」、「日 本人のことなかれ主義を感じた」など受け止め方はさまざまでした。 いずれにしろ、このビデオは日本の現代史についてディスカッションする貴重な 素材を提供してくれるものだった。NHKの人も参加していたが、「こういうテー マをやりたいと個人的には思っているが、NHKは国を二分するような論争的テー マは難しい」と語っていた。上映会は大成功だったが、後日談がある。 警察が制作者の土屋さんのところにやってきたのである。ビデオをつくっただけ で警察が来るという現実は、やはり驚きだったし、強く抗議したい。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ビデオをつくったら警察が来た! W−TVオフィス 土屋 豊 6月5日のことです。約半年間続いたゲームの制作を終え、徹夜開けのボーッと した頭で事務所に帰ったところ、妙にイャーな感じのする背広姿の男がドアの前に 立っていました。「営業マンじゃないな」と思いつつ、何の用かと尋ねたところ、 「渋谷警察の者だが、そちらで作っているビデオのことで話を聞きたい」とのこ と。 「欲しければ売るけど・・・」みたいなことを言ったら、「アンタは右? それ とも左?」みたいなバカな質問をするので、「話す必要はない。帰ってくれ」と 言ったら、「“天皇”のことを扱うとすぐに反応して問題を起こす人達もいる。だ から、こういうことをやっている人達がどんな人間なのか、調べておく必要があ る。何かあった時のために。左翼だったら、何するかわからないし」」」みたいな ことを変に慣れなれしく、語ったのです。名刺には「警視庁警部補 片貝孝之」と ありました。 ビデオの中味を見ることもなく、タイトルに“天皇”とあるだけで、こんなヤツ がやって来る。何が“自由と民主主義”なんでしょう? こんなことがあると、ま すます、天皇をテーマに作らなきゃ、と志を新たにしてしまう私です。 (土屋さんを励ます意味でも、ビデオを買ってぜひ上映会を開催してください。 →お申し込みはW−TVオフィス& FAX03.3711.5649まで。2,000 円) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■1本のビデオから見えてくるもの■ 木下 昌明 若いビデオグループのW・TVオフィス(代表・土屋豊)がつくった「あなたは 天皇の戦争責任についてどう思いますか?--- 8.15靖国篇」(以下ビデオとよぶ) をみて、二つのことに思いあたった。 一つは、靖国神社を一度も見学したことがなかったということ--- そこでのこの こと出かけたしだいだが、その境内が想像したよりずっと大きかったのには驚い た。 これまで政治家が参拝したとかしなかったとかのテレビニュースをみて、すっか り神社をみた気になっていたが、今度いってみて、実は何もみていなかったことを 思い知らされた。 もう一つは父のことである。わたしの父もビデオのインタビューに応えている老 人たちと同世代で、特攻隊の生き残りだったが、生前、東京にでてくると靖国へひ そかに参拝にいっていた。ビデオの老人たちの発言をきいていて、ふと同じような ことをいっていた父の気持ちがいくらか理解できたような気がした。父の古い写真 帳をひらくと、大勢の若者が飛行服姿で記念写真におさまったものが何枚もでてく る。そこに父の青春もあったわけだが、なかに一人一人の胸にペンで×印をふった ものがある。父をのぞいて全員×のものもある。これは特攻で亡くなった印であろ う。 よく戦争映画や軍歌などで「靖国で会おう」という合言葉のような文句がでてく るが、戦争に死ねなかった父が靖国詣でをしたのは、あの×印となった戦友たちに 会いにいくためだったわけだ。そのことがこのビデオをみていて判然としてきた。 どこが印象に残ったか? では、それはどんなビデオか。チラシをみると「タブーだから撮ってみたい」と 制作者の意図がかかれているように、かれらは無断撮影禁止の境内で、神社側の制 止をうけながらも元兵士や元士官らしき老人たちにカメラを向け、マイクをつきつ けて、天皇の戦争責任について率直にきいている---。この何のてらいもなくインタ ビューする姿勢に、わたしは好感をもった。 このインタビュー方式は、テレビのモーニングショーでもよくみかけるものだ が、人々がテレビ環境になじんでいることを利用して、しかもテレビ局が決してき こうとしない「タブー」視している問題をきこうとするのだから(技術的にはうま いとはいえないが)、おもしろいと思った。 といっても、ビデオは天皇の戦争責任そのものを追及しているのではない。これ は昨年(96年)の8月15日「終戦記念日」に参拝にくる元兵士や遺族の老人た ちをつかまえ、かれらに紋切り型の質問をぶつけ、それに対応するかれらの発言や 表情、身ぶりをとらえたものにすぎない。しかし、これがなかなか生き生きしてい る。その一方で、テレビが中継している日本遺族会を中心にした戦没者追悼記念式 典を映し出し、前者のインタビューに後者の血のかよわないセレモニーの映像を対 比し、後者を批判している。 この老人たちのインタビューで何が印象に残ったかといえば、まず、レイテ戦で 夫をなくし、戦後シベリア帰りの男性と再婚した老婦人の場面が思いうかぶ。そこ では、彼女がインタビューに応じて語っていくなかに、彼女じしんの戦後の生き方 もあざやかにうかびあがってくるからだ。彼女が再婚したことによって最初の夫の 遺族でなくなった問題、最初の夫の霊をなぐさめるために靖国に参拝したかったの だが、いまの夫がいい返事をしなかったのでいままでこられなかった問題など、そ の複雑な境遇もわかった。 また、天皇については、広島の原爆にたいして天皇は「しかたがない」と傍観者 的な発言をしたことに憤慨し、天皇にも戦争責任があるときっぱり語る。その穏や かな婦人の表情も印象に残ったが、彼女の発言は、ある意味で参拝者の多くの立場 を代弁しているようにみえた。 元兵士のごまかしの戦争観それから、ラスト近く二人の元兵士にインタビューし たところも興味ぶかかった。かれらは、多くの元兵士たちが口にする通俗戦争観を 臆面もなく披露していたからだ。それは天皇の責任について、天皇は戦争に反対 だったが、軍部の強硬策に押しきられたという趣旨。これはかれらのつくり話では なく、天皇じしんが『昭和天皇独白録』(文芸春秋)のなかで“開戦をしていなけ れば、日本に内乱が起こり、自分が殺されていたであろう”と語っていたもの。か れらの説はこれに依拠したものである。 しかし、この戦争観は天皇の責任をみずから回避するための方便でしかない。そ れなのにこれに依拠するのは、軍部を批判することで天皇を犠牲者にしたて、それ によって天皇とその制度を温存しようとはかることにほかならない。同時に、それ によってかつて天皇を崇め服従してきたじぶんたちをも擁護することになる。 だが、これは逆立ちした論理であり、当時、天皇にさからって行動できるほど軍 部は自由でなかったし、天皇を殺せば軍部自体が崩壊してしまうほど、天皇を中心 にした軍隊だったのである。 それでは、こんなごまかしのロジックがどうして生まれたのか? これについて偶然NHKの「昭和天皇・二つの“独白録”」(6月15日)をみ ていてわかった(これはNHKにしては見応えがあった)。それは、戦争中マッ カーサーの秘書をつとめた日本通のフェラーズ准将が心理作戦に用いた手口だった のである。つまり、日本の軍隊を弱体化させるために、天皇崇拝のつよい下級兵士 に、天皇が軍部によって戦争を強要されていることをビラで宣伝し、兵士と軍部と の離反をはかったこと。そして戦後もフェラーズは、東京裁判の天皇訴追を回避す るために、天皇に「独白録」をまとめさせ、天皇が軍部にたいして無力な存在だっ た証しにしたのである。 つまり、元兵士たちのこの通俗戦争観は、じつは米軍の心理作戦にのっかったも のであり、かれらは軍部を悪玉にすることで、天皇の責任と天皇に忠実だったみず からの戦争責任の回避をはかったのである---。 このようにして、戦後においても無責任体系は形をかえて生きのびることとなっ た。「慰安婦」発言からみえてくる現実つぎに、二人の元兵士がさいきんの「従軍 慰安婦」問題について、その存在を否定する側からいろいろ語っていたが、なかで わたしにとって興味ぶかい発言があった。それは日本人の芸者は将校相手でわれわ れを相手にしなかったということ。 この発言によってかれらが下士官以下だったことがまずわかる。それから、日本 の芸者といわれた慰安婦が、後方の安全な基地にいて将校しか相手にしなかったの は事実で、危険な前線の兵隊相手は朝鮮人(ないしは中国人)慰安婦だった。ここ に一般社会の縮図ともいうべき階級社会の現実がみえてくる。 一例として将兵の給料の格差をみるとよくわかる。たとえば一、二等兵は5円 50銭に対して、中尉は1020円から1130円、大佐クラスになると3720 円から4440円といった具合にものすごい差である。 これについてわたしは「日本映画にみる“従軍慰安婦”」と題して別にかいたの で省くが、この元兵士から、こういう現実の一側面が不満げに吐露されているのが おもしろいと思った。 靖国神社の本質とズレ 最後に、これは全くのないものねだりでいうのだが、ビデオはインタビューだけ ではなしに、もう少し神社の全体像もとらえてもらいたかった気がする。実際に、 神社内を見学してみると、そこが単に宗教施設だけでなく同時に軍事施設だったこ ともみえてくるからである。 大きな鳥居をくぐると広場の中央には悪しき徴兵制をしいた大村益次郎の銅像が あり、奥に進むと大砲や軍馬・軍犬の銅像、悪名高い泰緬鉄道の機関車などが据え られている。さらに右奥には、軍神とうたわれた将兵の写真や遺書、血まみれの軍 服などが陳列され、人間魚雷回天や戦車、戦闘機が展示されている遊就館という建 物がある。それらは日本侵略史のために貢献したものばかり。 戦争中はこのほかに陸軍の将校クラブ、愛国婦人会の建物があり、宮司は陸軍大 将がやっていたという。つまり、靖国とは戦争のための神社であり、戦意昂揚のた めの装置であった。これを今日大切に保存しているのは、つぎの戦争にそなえてで あり、海外派兵などで戦死者がでれば、その者の武功をたたえ、あとに続けと叱 咤・激励し、ナショナリズムをあおる場なのである。 だから、ビデオにでてくる老人たちのように、戦友や夫の死の悲しみを癒す個人 的な喪失感の埋めあわせのために訪れるのでは、神社側ひいては国家支配層にとっ て困るのである。そこに同じ参拝でも元兵士のそれと神社側のねらいとの間には大 きなズレがある。このことを見逃してはならない。 ともあれ、このビデオは、今日の民衆の多くがさけて通っている問題にまともに ぶつかっていて刺激的である。 (週刊金曜日・映画批評担当) ========================================================================== ************************************************************************** ★JCAネット会員募集中 市民運動のための非営利プロバイダーであるJCAネットに加入しませんか。 ビッグローブと提携しており全国どこからでもアクセス可能。 詳しい入会案内は、TEL 03-3291-2875。またはメールで。 office@jca.ax.apc.orgまで。 <イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン>))))))))))))))))))))))))))))))) ●盗聴法がやってくる 現在、法務省で検討されている組織的犯罪対策法(盗聴法)が秋の国会に上程さ れようとしている。6月28日には、佐高信氏を招いた市民集会が東京で開催された が、インターネットや電話の盗聴を認めるこの法律の危険さが浮き彫りになった。 共産党緒方盗聴事件でも明らかだが、無責任体質の警察に盗聴を許せば、市民生活 と言論はますます危なくなるだろう。8月下旬には、さらに大きな反対集会が計画 されている。 ●スタジオBeフリー・ビデオ上映 スタジオBeフリーの新作ビデオ上映が好評だ。5月には、日本映画学校卒業制作 の記録ビデオ3本(「サハリンの声」「朝鮮人BC級戦犯の記録」「ファザーレ ス」)上映会が行われた。若い才能が開花した作品群である。 「“ファザーレス”は私の印象に強く残った。一人の自閉的な青年が失わされた アイデンティティを取り戻すという、関係性の回復の道程をまざまざと見せてくれ た。肉親と真正面からぶつかり、当惑や怒りや憎しみを克服して心の交流が成立し ていく。しかもカメラが入り込んでのことだ。私は驚嘆するしかなかった」。 (正木俊行) この作品は来年には劇場公開する予定。 8月24日(日)午後5時〜は、THINK PINK制作の「ランドセル?」「・・・ら しく葬送 お葬式」「らしく葬送 ほね・わたしんちの場合」を、上映する。制作 者とのディスカッションあり。 →Beフリー小田急線「狛江」03.3430.7328] ●東京YMCA・インターネット関連講座 ☆「ホームページの作り方」講座<講師>JCA 安田幸弘、印鑰智哉ほか(予定) <受講資格> 基本的なパソコン操作や電子メールの送受信などができ、インターネットにアド レスを持っている人。 受講料:5250円(全 1回) 定員各50名 マック編7.29(火) ウィンドウズ編7.30(水) 6時 ☆特別集中講座(2日連続 全2回) 「NPO、NGO、市民運動、ボランティアのためのインターネット活用法」 (パソコン操作や、インターネットの技術的な講習はない)6300円 定員100名 第一回8月5日午後6時「APCネットワークとInterdoc」 <講師>JCA (印鑰智哉、橘雅彦 「市民運動のためのインターネット 」 <講師>小倉利丸(富山大教授)「こころwebと福祉工作クラブ」 <講師>関根千佳(福祉工作クラブ) 第二回8月6日午後6時「JCAネットについて」 <講師>JCA (浜田忠久:予定) 「市民メディアとしてのネットワーク」 <講師>今井恭平(監獄人権センター)・正木俊行(民衆のメディア連絡会) →問い合わせ・申し込み方法=電話で予約 TEL 03-3293-7011 (国際奉仕セン ター) ●自然と民族と文化ネット・ワーキング---長野県大鹿村・釜沢山荘にて--- < 8月1 〜4 日>草の根ネットワーク制作の「映像作品上映と交流会」『ラピラド リーム』『佐々井じい』『ターカイン・ストーリー』の上映。 < 8月8 〜11日>「ラオス先住民メオ族の刺繍講習会」「自然の中で遊び、交流 し、学び合う合宿」「アンニャ・ライトによる「自身と自然環境を癒す、ディー プ・エコロジーのワークショップ」ほか。 →連絡先(事務局)TEL0265.39.2845 ●第4回HAGl世界映画芸術祭 本年で4回目をむかる「HAGI世界映画芸術祭」。 1995年より、映画監督原一男と共に「ClNEMA塾」を誕生させ「今、映 画をつくるとはどういうことか」を徹底的に考え、検証し、映画製作に関わる人材 を育成し、将来は、ClNEMA塾参加者による映画製作をめざしている。 本年は、「東京夜曲・プレ上映会」をはじめ、「CINEMA塾夏期集中合宿」 「話題作の上映」「アートドキュメンタリーの特集上映」「写し絵展示」「戸嶋由 香の銅版画展」「地域の映画上映を考える全国会議」「ゲスト、映画ファン等の活 動屋交流会」など8月20〜26日の日程で実施。 →問い合わせ先/映画祭事務局 TEL& FAX0838.26.6872 担当/山本、植村 ========================================================================== %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% <会員だより> 拝啓。「市民メディア入門」をおもしろく拝見しています。同封したのは、当方 で出していますミニコミです。よかったら御一読下さいますように。あちこち450 部くらいの小さい流通ですが・・。いずれURL は設けるつもりです。よろしく。 永田まさゆき 【編集部注】札幌の永田さんが発行しているミニコミは「工房だより」という A4で10ページの冊子。「ものつくり」に関心のある人による自由な随想、情報な どを掲載している。隔月刊。年1500円(送料込)。 →TEL011.664.5148 FAX011.664.6144 &&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&& < 新 作 ビ デ オ 紹 介 > ★首都圏大学非常勤講師組合のビデオ 大学の教員の約半分を占めるという非常勤講師。低賃金(専任教員の5分の 1)、劣悪な労働条件、いつクビになるかわからない不安定雇用に象徴されるの が、この非常勤講師という仕事です。アクロバットの