MAIにNO!日本キャンペーン主催

シンポジウム『グローバル経済』は破局への道?

参加者の声


経済問題は、今新聞などで大きくとり上げられているが、なかなかわかりにくかったので、今までの疑問、分からなかったことが少しずつ解決された。いろいろな専門家の意見が聞けて良かった。MAIは自分の身近な生活に関わっていることが分かった。

(21歳・女性)

パネリストにバラエティーがあってよかった。北沢さんのようなNGO寄りの方と、根本さんのような方から率直な意見があり、両方のパースペクティブが聞けておもしろかった。alternativeについて、また議論を聞きたい。

(22歳・女性)

非常にわかりやすいお話ありがとうございました。さまざまな点から、グローバリゼーション、MAIの危険性を考えさせられました。政治家ばかりではなく、私たちも、責任ある行動をとらなければならないと思います。日本でも、長期化する景気の悪化で、多くの市民が苦しい状況におかれていますが、ここで、MAIなど大きな問題を越える第三の道を造りたいと思います。

(23歳・女性)

非常に興味深いシンポジウムでした。とても勉強になりました。MAIに対するオルターナティブについてのつっこんだ話が聞きたかったです。またMAIの反対派だけの議論で少しかたよっていたのでは?という気もしますが全体的にとてもおもしろい議論が聞けました。今後の活動を期待しています。

(26歳・女性)

タイトルがよくない。「MAIにNO!」と思いきり主張しちゃってるところも、「私はNOだ」と決めてる人しか近寄れない雰囲気で、まずい。そーでない人を呼びやすいシンポやセミナーをよそおってやるのはダメなのかな? パネラーの使う「戦う」という単語にも違和感がある。多国籍企業をこのよーな(次々に地球や人をつぶしてでも稼ぎ続ける)行動にかりたてるカラクリ、システム、心理などの解明、より抜本的な要因の分析などにも力を入れてほしい。オルタナティブを考える上でも大事な点だと思うし。

p.s. 貧富の差も経済成長も紛争も「ぼちぼち」の範囲内におさまる世界になれば、と最近は思っています。現状はバランスが崩れすぎているから…。また一度破局しなきゃ再生も変化も無理かも知れないけど。

追加2:根本さんは「感情的に成らずにならずに話しあえれば…」とかおっしゃってたけど、感情を排除した流儀は問題だ!と思う。でも根本さんには好感を持っている。

(26歳・女性)

パネルディスカッションにて、NGOからの一方的批判ではだめで、代案がない以上、現状のよい面を残しつつ、悪い面を修正すればよい、という意味の意見があった。人権面においては普遍的原理(女性、子ども、障害者、先住民に関する権利)はグローバル化していくことは必然的現象であり、NGOの活動の根幹的部分であったはずである。しかし、経済面においてはグローバル化によって国家(政府)がその責任・任務を減少・放棄しようとする状況が見えかくれしている。グローバル経済下での国家(政府)とNGOの役割をもう少し討論してほしかったと思う。

(40歳・男性)

MAIについて聞いたことはあったが、ここまでひどい内容とは思わなかった。日本のマスコミが報道しないのはなぜなのだろうか? メーリングリストや機関誌でキャンペーンします。シンポはこれくらい時間をかけてじっくりやるのがよい。

(45歳・男性)

今の経済についての見方にとても参考になり(MAIの背景も含め)、参加してよかったと思いました(難しいかと思っていましたが)。「足元の地域の運動の活性化から」という小島さんの御意見に大賛成です。資料もたくさん用意して頂きありがとうございました。

(48歳・女性)

MAIのことについては全く知りませんでした。むしろ、最近の世界の経済危機の中で、グローバル化している米欧も何らかの歯止めをしようという動きにあるのではと思っていましたので、こういう構想を推し進めようと言う勢力がいることに驚きを感じます。日本ではマスコミがこの問題をとり上げていないのが一番の問題です。何のためのマスコミかと思います。今日は新しい情報を得て感謝しています。

(58歳・男性)