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2003年5月10日発行182号ピースネットニュースより
有事法案はいらない!
平和な社会を求め続けよう!
ピースネットニュース・市民平和基金 青山 正
米英軍によるイラク攻撃は、すさまじい破壊と一般のイラク市民約3千人もの犠牲者を出してほぼ終わりました。しかし、戦後のイラクでは略奪の横行と武器の氾濫の中で混乱が続いています。それでも米英軍はこの一方的殺戮作戦の正当性を誇示し、日本政府も(そして前号でも紹介した読売新聞などの本来のマスメディアの姿勢を忘れた御用メディアなども)戦争を最後まで支持しました。これに対し、世界で戦争反対の声を上げた人々は無力感に襲われるかもしれません。しかし、米英軍の蛮行は止められませんでしたが、平和を求める市民の声は無視できない世界の大きな存在になったし、これからの大きな希望であると思います。
イラク攻撃が終わったからと言ってこれで 乱した状況は、これからの世界の行方に暗い影を落としていくことは明らかです。またパレスチナに侵攻しているイスラエルの強硬姿勢は変わらず、その結果それに対するパレスチナ側の自爆テロも繰り返されています。チェチェンにおけるロシア軍の軍事占領と市民への攻撃・人権侵害も続いています。平和の課題はまだまだたくさんあります。そしてそれは私たちの暮らしや経済とも否応なしに結びついています。戦争が起きていなくても私たちは平和な社会のありようを追い求めていく必要があります。
そういう私たち日本の市民にとって、今大きな気がかりとなっているのが、国会で審議されている重要法案です。ひとつはすでに衆議院を通過してしまった「個人情報保護法案」です。市民やマスコミの思想・表現の自由を奪ってしまうこの重要な法案は、昨年さんざん批判されたにもかかわらず、今国会での充分な議論がないままにあっさりと衆議院から参議院に送られてしまいました。そしてもうひとつが「有事関連三法案」です。これも自公保の連立与党の強行と野党、特に民主党のふがいなさから間もなく衆議院を通過しそうです。この問題については昨年も触れましたが、私たちの民主的権利を奪い否応なしに戦争体制に組み込まれる悪法でありながら、その問題についてはマスコミでも充分には
報道されていません。時間はあまりありませんが、以下のような行動やキャンペーンが計画されています。最後まであきらめずに声をあげましょう。そして万が一法案が成立しても不服従の運動を進めていきましょう。 |