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2002年4月10日発行169号ピースネットニュースより
〈報告〉
「再処理とめよう!
全国ネットワーク」全国集会
グリーンピース・ジャパン 核問題担当 鈴 木 か ず え
いやー、未来は明るいねえ!核の再処理は止まるし、原発もなくなるよ。
と確信した。それが、4月6日の「再処理とめよう!全国ネットワーク」(本誌167号をごらんあれ!)全国集会に行ったわだくしの感想です。まあ、とにかく、めでたく発足し、手始めに集まろう、と企画した全国集会だったのだけど、古牧温泉でやったら、まあ、温泉で頭に血がのぼったせいか、いいアイデアはでたし、講師のお話しはすごく怖いお話しだったけど、それで冷えあがったら、また温泉入ったりしてね。格安ツアーで東京から三沢空港、温泉2泊つきで、2万1千円だよ。最高やね。ピースネットの読者には詳しく知らせてなかったかな? 催しもの案内だけ? いや、それは失敬。
ネットで「まず、六ヶ所村の人たちが、再処理工場について、どう思ってるのか、聞いてみようよ」ってことで、村の家々をまわったんだ。去年の暮れから今年の春にかけて。六ヶ所村は、4千くらいの家があって、そのうち、2,679世帯を訪問。留守も含めてね。あとまだ行っていないのは、再処理工場職員の方たちのためのニュータウンというか、そういう感じのところと、建設業の方たちのための宿舎とか。だから、今から書くのは中間報告だけど、結論は、
やっぱり、心の中では、再処理ないほうがいいって思ってる人が多いってこと。
結果をまとめてくれた、六ヶ所村の花とハーブの里の菊川さんによれば、アンケートをとってまわったわけではないけれど、「ああ、今の人は、わたしたちの運動に共感してくれてるなあ」と思われた人や、励ましをくれた人の総数は、なんと、500人近く!わたしたちの行動に反感を示したり、話も聞いてくれなかったり、という人たちは、100人たらずの87人。大多数を占めるその他の900人くらいの人たちは、関心が無い、と思われる人たちです。
わだしがお邪魔したときも「もう、建ってるもん、しかだねけど、やだよ」という方がほとんどだった。
去年の村長選で、市民有志による公開討論会が開かれたんだって。再処理工場に対しては、中立の立場の人たちが中心になって開いたんだって。土建屋さんもいたとか。利権ではなく、自分たちの判断で動こう、という人たちが出てきたんだと菊川さんは言っていた。そうやって、村の中から「しかだね」が変わっていければいいな。東京にいる私は、政府を変えなきゃねと思った。
防災ー非難の実施に備える範囲はたった半径5キロ!
いんやまんず博学の三沢の山田清彦さんが「防災」のことについて、「六ヶ所村では住民を対象にした防災訓練を行っていない。避難の実施に備える範囲は、半径5キロ以内になっている。なぜか? 6キロにすると、横浜町(隣町)が含まれてしまうからではないか。」と。被ばく時の一次治療をするところを視察したら、シャワーとタワシが置いてあるだけだった、と。東海村臨界事故から何も学んでないつうこと! けしからんにもほどが。
再処理工場の経営コストの問題
カナダから来た好青年で京都のグリーン・アクションというグループの重鎮、スティーブン・レディさんが報告した。ヨーロッパでは、再処理工場のコストについて、はじめ、不確定で、コストについて、契約をしていった日本とかの会社に追加コストをどんどん要求していったんだって。それでもう、いやだよって契約をむすんだ会社たちが不満プンプンの共同声明を出したんだって。日本でも再処理を行う会社の日本原燃は収入がほとんどなく、借金が山ほどある会社。再処理を始めれば経営はますます苦しくなるから、動かさないほうが得策と貴重なアドバイス。
再処理関連で各国から非難が集中
グリーンピース・インターナショナルからショーン・バーニー(プルトニウム担当部長ってなんか怖い肩書き……)が国際情勢を報告。
アイルランド政府は、イギリスの再処理を止めるために訴訟まで起こしている。日本の再処理は、核物質の日本からヨーロッパ、ヨーロッパから日本への輸送があるので、核物質が近くを通るような国からもう、やめて、と声があがっている。
このあと、北海道、新潟、石川、福島、九州、東京などから報告があり、その後、ジャーン!
「迫りくる六ヶ所再処理工場の運転 海の放射能汚染」「消えないプルトニウム イギリス再処理工場周辺海域」というこわーいお話しが。それぞれ、大阪の「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」の小山英之さん、橋本拓さんのお話しでした。
とくに怖かったのは、イギリス再処理工場からのプルトニウムが消えずに、お魚の中にたまっていき、再処理工場の近くの海岸のタラの中のセシウム137つう放射性のやつが1キロあたり90ベクレル……日本で事故があった時に肉・魚類がそれ超えたら摂取制限よ、つうのが1キロあたり10ベクレルなんだって。だからもう、ぜんぜん、食べたらダメなわけ。もちろん、この値は大人適用で、赤ちゃんは1キロあたり1ベクレルだから、その90倍!
六ヶ所村の再処理工場の場合、当然、そんなことないですよ、ってことになっているんだけど、けど、計算に使う、魚にセシウム137が入ったら、このぐらい、濃くなりますよ、っていうのをだすときに使う濃縮係数がイギリスの再処理工場でつかっているのが平均82なのに六ヶ所村再処理工場には30っていう低い数字が使われてるんだって。なんかすごく怖くない?
くわしい資料をぜひ、とりよせてください!
注文先:美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
TEL06-6367-6580 / FAX06-6367-6581
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