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2002年1月10日発行166号ピースネットニュースより

フロンも代替フロンもダメ!!
Go! Go! グリーンフリーズ!

グリーンピース・ジャパン 核問題担当  鈴木 かずえ

 グリーンピース・ジャパンで、「グリーンフリーズ・キャンペーン」なるものを行っていたのを覚えてらっさいますか? そう、オゾン層を破壊するフロンも、強力な地球温暖化ガスである代替フロンも使っていない、冷蔵庫を日本のメーカーに作ってもらおう!というキャンペーンです。
 昔々、家庭用冷蔵庫の冷却用冷媒には悪名高い、オゾン層破壊物質、フロンが使われていました、そのフロンが1995年末をもってモントリオール議定書のもと、先進国での生産禁止が決まったとき、フロンメーカーは、なんと、オゾン層を破壊するフロンの替わりとして、強力な地球温暖化ガスの代替フロンを家電メーカーに売り込んだのでした。
 オゾン層は、それが無ければ、地球上の生物のほとんどが死に絶えてしまうと言われるほど、大事なもの。だから、国際社会はフロン禁止を決めました。その替わりに強力な地球温暖化ガスを使うのは、右手でオゾン層の穴を塞ぎながら、左手でマッチをすって地球をあっためているようなものだっ! なんとしても阻止しなきゃいかーんと、グリーンピース・ジャパンでは、炭化水素(ブタンガス、プロパンガス、イソブタンガスなど)という、地球温暖化への影響がほとんどないという優れもののガスがありますよ、代替フロンは使わないでね、というキャンペーンを始めました。しかし、日本の家電メーカーは次々と代替フロンを選んでいきました。
 グリーンピース・ジャパンは、それからもあきらめずに、ドイツから炭化水素冷媒を使った冷蔵庫を日本に輸入して展示会をしたり、署名運動したり、消費者運動のみなさんと一緒に松下冷機の社長に直談判したり、まあ、いろいろなメーカーさんの本社や工場やら行って環境担当の人や技術担当の人にあったりして説得作業に努めたり、メーカーさんに電話かけたり、ハガキ書いたりするキャンペーンを呼びかけたりしてきました。
 そして、ついこの間(11月8日)、ナショナルが、グリーンフリーズを出すって発表(いや、「グリーンフリーズ」って名前でないけどね)したのです。さっそく発表会に事務局長がかけつけてお祝いを述べました。そのとき、ナショナルの方が「グリーンピースのキャンペーンが開発のドライビングフォースになったのは間違いがありません。」とおっしゃったそうです。グリーンピースのキャンペーンって、それはイコール(=)消費者の声ってことですよね。もう、京都、大阪、高知、滋賀、青森 …… いろいろなところにドイツの冷蔵庫もっていって(重かったよ〜。宅配便さんもヒーヒー言ってた)、応援してもらったたくさんのみなさんの顔が思い出されます。
 って、これで終わりじゃないです。ナショナルが決めたのは、たったの1機種。電話して言ってやってください。「わたしが欲しいのは、200リットルくらいの小さいやつ。小さい機種もグリーンフリーズにしてね」とか「うちは3世代同居の大家族。400リットルくらいの大きいのも、グリーンフリーズにしてね」とか。
 こまかなこと言えば、環境を破壊しない製品なんてない。でも、少しでもグリーンなものを作ってもらいたい。それを実現するのは、やっぱり、消費者なんだなあ、って改めて思います。電話1本でできる運動です。これからも、いろいろな場面でいろいろな提案をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

ナショナルから出るグリーンフリーズについて
容量:320リットル/外形寸法:590×616×1598ミリメートル
カラー:グリーン、グレー
希望小売価格(税別):140,000円
お問い合わせ・カタログ請求先:
ナショナル、パナソニックお客様ご相談センター:
フリーダイヤル 0120-878-365(9:00〜20:00)
カタログ請求:wsoudanc@css.mei.co.jp

他のメーカー(東芝は2002年1月、日立は2002年5月にグリーンフリーズ販売予定。ちなみに、東芝・日立・三菱グループには原子炉メーカーもあります。お電話の際の参考に……)東芝0120−104−886/日立0120−312−111/サンヨー0120−398−634/三菱0120−139−365/シャープ0120−078−178

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