OMソーラーハウスの住み心地


 東京都に住む組合員のYです。

 去年の4月にOMソーラーの付いたセカンドハウスを建てました。その建築費用の内、OMソーラーの設置に関連する部分について未来パンクから融資を受けることが出来、とても助かりました。今回はそのお礼の意味もこめて、OMソーラーハウスの住み心地について、この1年余りで気づいたことをご報告します。

 その前に、まずセカンドハウスの立地条件等について少し説明しておきますと−

・八ヶ岳の南側ふもとの森の中にあります。
標高は1,400m。夏は涼しくて避書には最適ですが、今年の冬は雪が1m半も積もり、雪かきをして道を作らないと家に辿り着けないといった状況でした。

・家の造りは「フォルクスハウス」です。
OMソーラーに賄心のある方は良くご存知だと思いますが、この「フォルクスハウス」というのは別名「(コンクリート打ち放しをもじって)木造打ち放し住宅」とか「素っぴんの家」とか言われております。その名のとおり、基本的に針葉樹合板・柱・梁だけで建てられた、何の装飾もない家です。でも数々の工夫により、建設省の定める「新省エネルギー基準」を大きく上回る高断熱・高機密性能がありますし(その点、OMソーラーの効果がより良く発揮されます)、(財)日本住宅・木材技術センターからは高耐久性木造住宅の認定も取得しているという「優れもの」です。

 さてOMソーラーの効果ですが、何といっても威力を発揮するのは冬場です。先程ご説明したとおり、高度のあるこの森の冬の寒さはかなり厳しいです。私たちのようにセカンドハウスとして月に1、2度程度しか利用しないケースでは、例えば冬の夜に家に到着するといった場合、家の中は冷え切っています。私も同じ森の中の別のログハウスにおじゃましたことがありますが、床が冷たくて冷たくて、靴下をはいただけの足ではとてもじっとしておられず薪ストープで家の中が暖まるまでガタガタ震えていました。

 でもOMソーラーが入っているとそんなことはありません。床の上は靴下だけで平気ですし、外気温は零下5〜10度位になっているにもかかわらず、日中が晴れていた日であれば室温は10度はあります。(OMソーラーハウスでは制御盤で室温・外気温・棟温−−集熱屋根の下で暖められた空気の温度−が確認出来ます。真冬でも晴れた日の日中には棟温は最高40度位まで上がります。)

 ただ家の中に入った瞬間に「わあ−暖かい!」と感じる程ではありませんし、電気やガスで床暖房しているように直接床がホカホカしているわけではありません。そこで私たちは「ポット式石油ストーブを使った煙道熱交換式補助暖房*」を採用し、早朝と夜に利用しています。これにより室温は常時18度位に保たれています。ただあまりストーブを使いすぎるとロフトに寝ている子どもたちが「暑くて寝れない!」と文句を言い始めますので、注意が必要です。

  *煙道熱交換式補助暖房
   二重構造の煙突により煙道の回りの熱を床下に送りこんで床暖房に利用するもの