4月20日:隅田川テラスの仲間に対する排除通告についての話し合い

経緯

  1. 隅田川の墨田区側のテラス、吾妻橋から桜橋にかけて20軒ほどのテント小屋が並びます。 この地域は、隅田公園で事業を利用しなかった人が小屋を移転した先でもあります。 ここを管理するのは東京都第五建設事務所(以下五建)ですが、4月8日から何度かにわたり、ここ で暮らす人達に対し、出ていくようにと通告がありました。
    この地域は「地域生活移行支援事業」の対象地域でもあります。「排除はしない」という名目のもと に行われているその事業の主体である東京都が、一方で「出ていけ」とはどういうことなのか、はっきり させること。これがこの日の確認事項のひとつです。
  2. また、ここで暮らすAさんに対し、巡回のガードマン(3時間ごとに見回っている)が夜中の1時、 明け方の4時などの時間に大声をかけてむりやり起こすということを行ってきました。このあまりに酷い いやがらせ行為に対し、法律家の方の応援を受けて”警告書”を準備、ガードマンの雇用主である東京都に これ以上命にかかわるような嫌がらせをやめさせるように申し入れること。これがこの日のもうひとつの 確認事項です。

当日の報告

11時前、五建と墨田区の職員がやってくる
4月20日(水)、午前10時半過ぎに東京都五建の職員が一週間後の特別清掃のための警告ビラを貼りに来る ことになっています。その際に東京都と話し合うことになりました。(都にもその旨伝えてあります)。
ガードマンの悪質な嫌がらせに対する警告書を確認
まず、『経緯2.』のガードマンの悪質な嫌がらせに対し、こちらが準備した警告書を手渡しその内容を確認しました。 五建の職員は、この場での回答はできないとしたものの、持ち帰って検討し金曜日までには答えを返すことを 確約しました。また、回答を出すまでの間はガードマンが夜中に声をかけて起こすようなことはやめさせる ということも確認しました。
墨田区保護課の職員に混じってなぜか土木管理課の職員が。 (青いレインコートを着た男性)
次に、『経緯1.』の追い出しについての確認です。「強制的に立ち退きを迫るのか」という こちらの問いに対しては「強制はしない」という答え、また、「期限を区切ってこの日までに出ていけというのか」 という問いに対しては「そのような期限は設けない」という回答でした。というわけで、いますぐの追い出しはない ようだとわかり皆一安心。ただし、五建の職員は「今のところは」という 言い方をしており、この先どうなるか予断を許さない状況ではあります。
話の途中、何度か五建の課長を脇に連れ出しては指示を与えているように見えたが
強制排除に関して気になったのは、墨田区土木管理課の職員(写真の青いレインコートを着た男性)が この場に出てきていたことです。テラスの管轄は東京都の五建であり、墨田区土木管理課は無関係なはずです。 しかし、この男性は話し合いの間、しきりに五建の職員を呼び出しては指示を与えているように見えました。
この間行われている「地域生活移行支援事業」にかこつけて、墨田区土木管理課は保護課をさしおいて数々の 突出した行動を行ってきました。区内の他の公園から野宿者を墨田公園に移住させ、事業を利用させたり (これは、事業の主旨とは全くことなるやり方です)、 アパートに移ることが決まり、公園で待機している人に対し追い出しをかけるなど。
今後、墨田区土木課が野宿当事者および東京都五建に迷惑を及ぼすような行為を行う事が危惧されます。