山谷労働者福祉会館について
会館は、全国の皆さんの支援と労働者の力で建てられました
山谷労働者福祉会館は、全国の多くの方々からの支援・協力を得て、そして山谷労働者自身の手によって、1990年に建設されました。
不景気の中であえぐ現役日雇労働者と、野垂れ死にの危機に晒されている野宿労働者と、そして心を寄せる支援者が、ともにつながって生き抜くことを模索して、活動しています。
高度成長期を社会の底辺で支え、既に平均年齢が50歳代後半と高齢化の進んだ山谷労働者は、とりわけバブル崩壊以降、ことごとく切り捨てられています。現在、山谷では就労の機会がほとんどなくなり、山谷労働者は野宿者として路上に溢れています。
私たちの活動は、このように路上に投げ出された高齢の野宿労働者の命を守り、生きる権利を回復していくことが中心になっています。
これらの団体が活動しています
山谷労働者福祉会館には、会館の委員会組織が活動を分担しているほか、様々な団体が構成団体として活動しています。
各委員会
運営委員会
活動委員会
財政委員会
編集委員会
山谷労働者福祉会館を事務所や拠点として活動する団体
山谷争議団・反失業闘争実行委員会
新宿野宿労働者の生活・就労保障を求める連絡会議(新宿連絡会)
在日アジア労働者と共に闘う会
日本寄せ場学会
日本基督教団日本堤伝道所
こんな活動をやっています
私たちは、当事者(労働者・野宿者)、日雇労働組合、キリスト者団体、他の支援団体と協力して、以下のような活動を行っています。
現場の労働者・野宿者の活動を側面から支えます。
炊き出し活動(週1回、毎日曜)
野宿地域のパトロール
労働者の集まり(寄り合い)
越冬や夏祭りの準備
支援してくださる皆さんとの窓口として機能してます
カンパ物資の受け付け
通信「山谷から」の発行
山谷の「外」に出て、労働者・野宿者を支援します
地域への働きかけ
<行政への要請行動 /li>
マスコミへの情報提供