野宿者人権・資料センター 体験・交流班
和光中学の文化祭
人権・資料センターでは体験・交流班というグループを作り、子どもたちと野
宿者の交流を企画し、具体的には7月以降、町田市の和光中学の生徒たちとの
交流を進めてきました。
和光中のあるクラスが授業の一環である「総合学習」のテーマに「ホームレス」
を選び、生徒さんたちが新宿中央公園で野宿をしている人を訪れるということ
が7月にありました。その後も生徒と野宿者・野宿経験者の話し合いの場を作っ
てきたのですが、10月17日には新宿の仲間4人が学校に直接行き、生徒の有志
と共同でダンボールハウス作りを行うということをしました。その晩、生徒の
何人かはそのまま屋外に置いたダンボールハウスで一泊し、野宿生活を経験し
てみたそうです。
そうした生徒たちの「研究発表」の場として、10月31日と11月1日に行われる和光中
の文化祭があります。両日とも約
一時間、教室で、自分たちの調べてきたこと、感じたことを発表し、
その後、北村年子さんの本を参考にして作った「道頓堀事件」の構成劇（朗読
劇）を行う、と聞いています。野宿の仲間と作ったダンボールハウスも教室に
展示するそうです。文化祭は部外者も参加自由なので、近隣の方はぜひ見に行っ
てあげてください。
- 和光中学 文化祭
- 発表は 1998年10月31日は午前10時から、11月1日は午後1時から
和光中学
(小田急線「鶴川」駅下車、「鶴川団地」行きバス終点下車すぐ)
- 部外者も参加自由
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