私たちは1997年2月15日、第6回総会(97年度オープニング総会)を開催し、以
下のような呼びかけを発することを決定した。
94年10月、私たちは総保守化・総翼賛化へと向かう当時の政治状況に危機意識を
抱き、そしてそうした政治状況をつくり出してきた責任が、政治家や利権集団ばかり
ではなく、傍観者としてそのまま見過ごし自ら遠ざかってきた私たち自身のありよう
にもその一端があると考えた。そして「政治の主人公であり責任者である私たち市民
自身が行動し、声を上げなければならない時が来た」と結論し、新潟の地域に根ざし
つつ現在の政治のあり方の全面的な変革を追求していくための政治主体として、地域
政党「市民新党にいがた」を結成した。
住専、薬害エイズ、官官接待などに見られる政・財・官の癒着と腐敗、その一方で
切り捨てられている老人や障害者、あるいは国や自治体からも見離される阪神大震災
の被災者達の暮らし、そして世界経済のために国内産業をつぶし、日米軍事戦略のた
めに沖縄をまるごと犠牲にしている状況を見れば、この国の政治の根本的行き詰まり
が露になっている。さらに消費税増額の過程は、国民の多数の声すら反映できない現
在の国会の姿と「民主主義」の貧困を明らかにしている。まさにここで求められてい
るのは、「政治構造」の全面的・根本的な変革である。
私たちは全国の仲間達に繰り返して訴える。政治の、社会の主人公は私たち自身で
ある。このあたり前の考えを受け入れるなら、その考えを「政治的に」表現する手段
と戦略を持たなければならない。そのために私たちは、まずそれぞれの地域に根ざし
た政治主体の形成とその全国的な連携の必要性を訴え、そしてその共同の連携によっ
て、98年の参院選、99年の統一地方選、2001年の参院選などに挑戦することを呼び
かける。
1997年3月 市民新党にいがた
【連絡先】
第6回総会・議事報告
1.来賓あいさつ
稲村稔夫さん(新社会党新潟県本部委員長)
中村英一さん(静岡2区小選挙区候補者)
新垣重雄さん(沖縄社会大衆党執行委員)
その他、激励・連帯のメッセージ
希望21、市民の政治95仙台、高田健(STOP改憲市民ネットワーク)さん、畑山敏
夫さん(LOPAS九州会員、市民オンブズマン連絡会議佐賀代表)、その他参加できな
かった県内会員数名から、あたたかいメッセージをいただきました。
2.議案報告・質疑討論
<96活動報告>
■議会活動について
●補足:武田県議
政策活動との関係について。政策を議会活動に生かしていきたいと考えているが、
昨年は予算批判の政策、今年度は衆院選で手薄になった。単発的に持ちこまれる課題
だけでなく、トータルな政策として9月10月に予算要求に生かしたい。
慰安婦問題についてはこの間の運動と政治という観点から言っても非常にうまく
いった。社会党や共産党も対応が遅く、こちらは中山さんが多くのホームページの情
報を集め、加工して資料を作り、これがレベルの高いもので、議会内外で役立った。
慰安婦問題だけでなく、さまざまな問題でいち早く政策や対案を作り、働きかけてい
くというスタイルが重要なのではないか。
現在は県政の各部門について、スタッフ10人くらいの中ででそれぞれの問題を分担
してやってもらってい る。そして、その専門家となってもらいたい。
新聞には政党が政策を提言したものは必ず載っている。広島さんが担当 したもの障
害者政策、栃倉さんの高齢者対策審議会。 高見さんは公共事業問題、山田さんは時々
の事件、そうした課題でで政党で申し入れするこということを意識して、やっていく
ことが 大事だと思った。
●補足:山田市議
報告にあるように、いろいろチョロチョロ動いてきたし、これからもチョロチョロ
していくでしょう。ライフワークとしてひとつの問題の穴を掘るだけでなく、例えば
今は重油が時事的問題。ジュリアナ号の総括がなかったため、今回十分な対 応ができ
ておらず、その辺が突けていない。こうした問題に会員が野次馬根性で動き回ること
も大切。
■選挙関係政策について:高見
衆議院選挙の時の政策集をまとめたので、見ておいてもらいたい。
■知事選問題
●支援会員(購読者)Tさん:知事選について、今回、中山さんの選挙に一杯知事選
挙に力が入らなか ったのでないか。
●スタッフ:私たちは討議拘束無し、現場主義なので、知事選挙の方が重要だと思っ
た人がその思いでがんばる、というスタイルを取りたい。
また、今回は共闘のイメージの共有化がうまくいかず、あまり関係のいいものでは
なかったため、積極的に吉田選対に入り新党と支援者に具体的な全体方針を提示する
までには至らなかった。
■衆院選の評価
●支援会員(購読者)Tさん:衆議院選では7%が確実だと言いながら、参院選から
実際はあまり伸びていないの ではないか、新社会党が遠慮せずに1区で立候補してい
たらもっと違った結果になったのではないか。批判票やそのほかの落ちこぼれた部分
の票があるのではな いか。
●山田市議:こぼれてきたという言い方はかちんとくる。そりゃあこぼれてきた部分
も当然あるさ。だけどそれひっくるめて選挙だ。
●中山:新潟市で新社の比例票3〜4千票というのが、新社から「こぼれてきた」数の
ひとつの目安にはなると思う。しかし私自身も新社会党と書いているから、3〜4000
の全てが新社会と言うわけでもない。(補足:これについては新社会の候補が出れば
比例票3〜4千以上獲得するという推測を否定するものではなく、当然それなりの結果
が出るはずだ。選挙区候補が出馬すれば、それによって票は掘り起こされるのであっ
て、単純なやりとりだけでは計算できない)お互い重なる部分がある。また、今回は
共産党も伸びており最高票を獲得しているので、批判票の多くを吸収していると考え
られるから、1万5千は既成政党への批判票やこぼれてきた票ばかりではないと確信し
ている。それから、こちらに配慮して1区での立候補を遠慮された新社会に対しては
ありがたいと思っている。しかしどこが出たらどうなるか、という想定も大切だが、
誰がどうするではなくて、自分たちでどうするかと考えて1年前から選挙を準備し旗
を掲げてきたことが、結果的にこうした結果を生むことができた。7%全てが市民新党
の堅い組織票だなどとは誰も思っていないが、選挙の数字として継続してこれだけの
票を出せるようになったことは意義がある。
●高見:岐阜の知事選では市民派の人が立候補し12%と取った。私たちだけでなく、
市民派は全国的に力をつけつつある状況。その一方、今、タテマエだけの「市民派」
の民主党は伸びていない。
国からお金がおり てこなければ地方でやっていけないという疑問にどう答えていく
か、だから全国選挙も大切だ。市民派が選挙で どう戦っていくかが緊急の課題であ
る。
<97年度活動計画について>
■予算案
参議院選挙のための蓄えを特別会計で盛り込むこととなった。
■地方議会選挙
方針案では積極的な候補擁立まで言及がなかったため、修正を加えることとした。
当該の地元の人を掘り起こすことももちろんだが、例えば新潟市に隣接する市町村に
誰かを投入、ということも、今回はテストケースという事を選挙民に明らかにした上
でやってもいいのでは、という意見が武田県議から。
2次会は
沖縄社会大衆党関係のあちこちの議員などからいただいた泡盛を飲みながら、新垣
さんの三線を聞きながら、ご想像の通り多くの人が飲んだくれました。
市民新党にいがた・第6回総会特別アピール
各地の地域政治勢力の連携で1998年-2001年地方選・国政選挙を闘おう
−全国の仲間達への呼びかけ−
結成以来、私たちは統一地方選、参院選、そして初めての小選挙区制度で行なわれ
た衆院選をたたかい抜き、さまざまな活動を展開してきた。全国の仲間達にも、それ
ぞれの地域に自立した政治主体の結成を願い、連携を求め、この2年半を駆け抜けて
きた。
ところが今、私たち「市民派」は、国民の目の前に新しい政治勢力として登場でき
ておらず、国政にほとんど手をつけることができていない。
ここに私たちは、私たちの訴えと呼びかけを各地で議論してもらうために、さらに
いくつかの文書と資料を添えて、全国の仲間達に提案するものである。私たちの考え
を理解する人々はただちに連絡されたい。私たちは、そうした人々と共同の議論を積
み重ね、新しい展望に向けて、本年夏、各地域の仲間達に集まってもらい、新潟で会
議を開催したいと考えている。各地の人々の主体的な参加を強く呼びかける。地方選
と国政選挙を共同で闘い、新しい社会のオルタナティブを大胆に提案するような政治
主体を形成し、新しい市民の時代の幕開けを全国で声高らかに宣言しよう!
市民新党にいがた
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電話025-230-6368 FAX025-267-8602
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