キリスト者女性ネットワーク情報

No.51


■■■「すべての暴力を克服する10年」関連■■■

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沖縄・辺野古から 緊急連絡が入りました

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4月26日、午前2時より、防衛施設局による、ボーリング工事のための、単管足場への機材搬入、単管足場への侵入禁止金網が張られ、一夜にして、様相は一変しました。

見慣れぬチャーター船も多数横行し、海上は緊張が走っています。

辺野古からの情報をお伝えします。

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辺野古から、富田晋。

緊急連絡!!!辺野古に集まってください。私達がいつも通り午前6時頃辺野古海上に船を走らせると異様な状況がありました。まだ明けやらぬ海上にこうこうと光が照らされていました。近づくとそれが明らかにヤグラからであり、そのヤグラが作業船によって囲まれ占拠されていることはひをみるよりも明らかでした。

ヤグラは周りに金網が張られ、どこの船とも分からぬ作業船が海上に20隻以上いました。

前回のスパット台船同様に完全に「使用協議書」違反です。「使用協議書」には「日の出から1時間後から作業」と書いてあります。自分達で作ったルールさえ守れないそれがこの日本であり、施設局です。

私達は急いで漁港に人を集め、すぐに出港。
第一、第三、第五三つのヤグラがすでに占拠されていました。かろうじて第二ヤグラだけが占拠されていません。

人を乗せてはヤグラの近くで船から人を降ろし、飛び込み、次々に金網の張られたヤグラに登りこみ阻止行動を開始しました。どのヤグラも15人以上の人間が阻止行動に参加。

占拠されていた三つのヤグラは私達の阻止行動によって全ての作業を阻止し、私達がヤグラを閉鎖しいまだ一本のクイも打たせていません。打たれるギリギリの所で阻止しています。

全てのヤグラですさまじい攻防戦がありましたが、双方に怪我人はなく、完全に作業を阻止しました。

第一ヤグラは機材の重みでヤグラ自体がゆがんでいたのですがそのヤグラをなおされ、機材を完全な状態に戻されています。金網を張られています。

第二ヤグラは施設局側からの占拠を受けず手付かずの状態でした。
第三ヤグラでは上に上げられていた機材の組み立てが行なわれ、ヤグラ全体が金網で囲われています。

第五は上に機材が上げられ金網を隙間なくきっちりと張られています。しかし、どのヤグラでもクイ一本打たせてはいません。海上での座り込みは午後7時まで続けられ、過酷な中、全員で阻止し続けています。

この状況を考えると施設局側にかなりの焦りがあります。私達がボーリング調査、基地建設を追い込んでいる状況は変わりありませんが、この状況を止めるにはやはり 物質力、つまり「大きな人の力」が必要です。

本気で突入する前触れとも取れる今回の施設局の行動に対して全国から沖縄から爆発的な抗議行動が必要です。

呼びかけあい辺野古に至急集まってください。今日海上で行動したメンバーは24時間の警戒に入っています。テント村も泊まれる場所として解放しています。寝袋を 持参して集まってください。雨が降っていますので雨具も必要です。近くに24時間営業のコンビニもあります。

今日、那覇でも今回の施設局の強行に対して那覇防衛施設局前で抗議が続けられています。

多くの人達がボーリングの強行を止めるために力を尽くしています。ボーリング調査を阻止する最大の正念場が訪れています。辺野古に集まってください!!基地建設を止めましょう!!!


辺野古の状況は以下のHPで

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●琉球新報

http://www.ryukyushimpo.co.jp/

●ジュゴンの家

http://dugong2003.fc2web.com/05_4_8.html

●ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中! (→最新情報)

http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/

防衛庁前抗議行動

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4月27日(水)、28日(木)午後6:30〜

東京・市ヶ谷の防衛庁前で抗議・要請行動を行います。

呼びかけ:辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会(NCC女性委員会もこの実行委員会メンバーです。)



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