キリスト者女性ネットワーク情報
No.6 


■■世界祈祷日関連■■
ルーマニア情報あれこれ
●ルーマニア大使館 
  ホームページを開けて見てください。ルーマニアについてのさまざまな情報が得られます。http://www2.gol.com/users/romembjp/
169-0031 東京都港区西麻布 3−16−19
TEL03−3479−0311/0313

●ルーマニアの言葉
  おはよう Bun diminea ! ブナ デミネアッア
  こんにちはBun ziua!     ブナ ズイヴァ
  こんばんはBun seara!   ブナ セアラ
発音はホームページで聴くことができます。
http://fulger.co.jp/kaiwa01.htm

●ルーマニアの伝説 ―ドラキュラ― 
  ブラド三世 (ブラド・ツェペシュ / ドラキュラ公)ワラキア公(在位1456〜62)
  若き日、コンスタンチノープル(現イスタンブール)遊学中にビザンチン帝国の滅亡(1453年)に遭遇し、支配者となったオスマン・トルコのメフメト二世の捕虜となりました。やがて許されて国へ戻り、ワラキアの支配者となるのですが、約束であったトルコへの貢納金の支払いを拒否し、スルタンから派遣された兵士を生身のまま串刺しにした残虐な行為から、ツェペシュ(串刺し公)と呼ばれました。ドラキュラの名は、彼の父が神聖ローマ帝国皇帝から受けた、竜=ドラゴンが彫られたメダルに由来します。 父はそれによってドラクルあるいはドラキュラと呼ばれ、その名が子孫の家名となりました。
  ドラク(DRAC)とは ルーマニア語で「悪魔」のこと。シギショアラに生家、ブカレストをはじめ、各地には彼にゆかりの城跡が残ります。「吸血鬼ドラキュラ」は、彼の行状を年代記で読んだアイルランドの作家、ブラム・ストーカーのフィクションです。

世界祈祷日スライドより  ブラショフの「希望の家」
 改革派教会のキャサリンとその友人であるローマカトリック教会のマルガリータは、男女平等のために闘かっています。それは個人的なレベルだけでなく、教会および社会の家父長制的構造のレベルにも及んでいます。多くの女性、そして男性が、機会均等を守る法的枠組みを求めて希望と想像力と柔軟性をもって働いており、キャサリンとマルガリータもそうした二人です。

性差別主義者がメディアで発言し、世間はそれに寛容です。女性に対する暴力は人々の関心を集めていません。ドメスティック・バイオレンス(DV)の問題が、絶望的な経済状況を背景とするアルコール依存症の多発によって増加しています。チャウシェスク政権後、妊娠中絶が合法化され、多くの女性はこれを解放として歓迎しました1990年、政府といくつかのNGOが家族計画教育に関する全国的なキャンペーンを立ち上げましたが、知識の不足と貧困のため、中絶数は以前として多く、それが悲惨な結果を残すケースも多々あります。ルーマニアでの子宮癌発生率は他の欧州諸国の3倍です。

キャサリンとマルガリータは「希望の家」を創設しました。しかし、こうしたDV被害者たちのシェルター施設がルーマニアの一般社会から受け入れられるのは容易なことではありません。そこで二人は欧州の各組織に支援を求めています。女性と子どもへの性暴力について人々の意識を喚起することは困難な課題です。女性を売春や西欧でのセックス・ツアーへ向かわせる原因は、多くの場合、貧困です。

 ―多数スライドのお申込みをいただきましてありがとうございます。3/1の祈祷日当日は23セットすべて予約済となりました。2月中もほぼ予約がいっぱいとなっています。お申込みがまだの方は、ま ずNCC女性委員会までお問合わせください。

■■「すべての暴力を克服する10年」関連■■
●有事法制ってなに?
  米国が主導する戦争で、自衛隊と米軍が合同して日本のいたるところで戦闘行動を自由におこなうことができるようになる法律を整えることです。そうなれば、私たち個人が所有する土地、家、施設も作戦に自由に使われます。人々の暮らしに必要な物資も取り上げられます。病院、陸・海・空の輸送、土木建築、通信、物資や食料の生産、販売などの多くの部門で、国家によって命令がでれば、私たちのごく普通の日常の営みを壊し、人々が戦争の協力のために動員されることになります。有事法制とは、このように戦争のための体制づくりです。有事法制について海で働く船乗りなど組合の人たちは、「徴兵制こそないが、その他は何でもありの法律だ」といい、また他の人は「わが家の庭を兵隊がどかどかと歩いていくことを許す法律だ」と表現しています。  
私たちは何をすればいいの!? 

*有事法制に反対する国会請願署名を集めよう 
平和を実現するキリスト者ネット(略称:キリスト者平和ネット/事務所:NCC内)が、市民や仏教者と共に署名をはじめました。3月20日過ぎの国会で有事法制の法案が出され、今国会期、早ければ4月中に法案が通ってしまう可能性があります。署名は緊急を要します。集約は第1次3/10、第2次3月末日。キリスト者平和ネットに連絡いただければ、署名用紙を必要枚数、至急お送りいたします。
TEL03−3203−0374 
FAX03−3204−9495 
E-mail:cp_net@jca.apc.org

*集会・平和行進に参加してみませんか
日本と朝鮮,アジアの平和を考える
いまなぜ有事立法か!? 3・2女性のつどい
と き:3月2日(土)13:30〜16:30
ところ:プラザ・エフ(主婦会館)9階
交 通:東京都内 JR,地下鉄「四ッ谷駅」
参加費:1,000円
内 容:問題提起 前田哲男さん(東京国際大学)
     発言:弁護士、 南北の女性たち(メッセージ)、国会議員ほか
共 催:「アジアの平和と女性の役割」実行委員会、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会
呼びかけ人:鈴木伶子、松浦順子(NCC)、YWCA、山谷新子(日本キリスト教婦人矯風会)、         土井たか子(衆議院議員)、三木睦子(元首相夫人)、大鷹淑子(元参議院議員)、        津和慶子(日本婦人会議) 

*「平和をつくり出す宗教者ネット」ができました!
 日本が戦争への道に突き進みことに反対し、2月8日に仏教者、キリスト者総勢56名が、日本キリスト教会館に集まり懇談の時をもちました。宗派・教派を超えて、宗教者は「いのちを守る」「平和をつくり出す」「平和憲法を堅持する」という視点で一致し、平和のための取り組みを進めていくことを決定しました。
 その後、世話人会でこの「宗教者の平和をつくり出すネット」の趣意書をつくり、4月の上旬に祈りと集会、また宗教者の新聞意見広告を出そう!と準備が始まりつつあります。詳細が決まり次第、皆さんにお知らせします。         お問合わせはキリスト者平和ネット(NCC内)まで。

●ブッシュ米大統領が明治神宮参拝!? 
  ブッシュ大統領が2月17日〜19日に来日し、その後韓国、中国を訪問します。18日には、なんと小泉首相がブッシュ大統領を明治神宮に案内するという報道がありました。小泉首相は先日、国会の施政方針演説の結びで「明治維新の激動の中から近代国会を築き上げた先人たちに学び、この難局を乗り切ろう」と呼びかけました。今回の参拝は、近代国会への偉業をしのぶためだといいます。
  15日の報道では、小泉首相は大統領に同行するが、本殿の外で待機するということです。 NCC、カトリック正義と平和協議会、キリスト者平和ネットは、これに対し「憲法違反である!」として参拝中止を求める声明を出しました。NCCは、米国NCCを通して、ホワイトハウスへ抗議の声を届ける努力をしています。
  声明文はホームページをご覧ください。NCC http://www.jca.apc.org/ncc
                          カトリック http://www.jade.dti.ne.jp/~jpj/indexJP.html

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