福島おんなカレンダー2014年版
Fukusima Women's Calendar
福島の原発事故は終わっていません
健康被害(子どもの甲状腺ガンなど)、徐染、被爆労働、廃棄物の焼却、
退避の権利・・・福島を忘れないでください。
このカレンダーで女たちを支えてください。



販価:1部1000円+送料
10部以上は800円 送料無料

代金は、カレンダーに同封の振込用紙で



B5変形(横21×縦18cm)
月めくり12枚+2015年1から4月1枚、
「原発いらない福島の女たちの行動記録」+福島の女たちからのメーセージ「どこにいようとも私たちは声を上げ続ける〜女たちをとりまく福島の現状〜

価格1000円(本体952円+税)
ISBN978-4-8166-1310-4 C0471

発売日:2008年10月1日
■発行:原発いらない福島の女たち(カレンダーチーム)
■制作協力:梨の木舎


  【申し込み先】
・原発いらない福島の女たち:070-5018-7478(黒田)
・梨の木舎:FAX 03-3291-8090
       :Mail nashinoki-sha@jca.apc.org

 申し込み用紙はこちら 印刷して梨の木舎へお送りください。
 1月 2月
 
 3月 4月
【あとがき】より
 
どこにいても私たちは声を上げ続ける  
〜女たちをとりまく福島の現状〜

 
2011年3月11日の東日本大震災とそれに続いた東京電力福島第一原発事故は、事故から2年半を過ぎてもいまだに収束のめどが立っていません。7月の参議院選挙後に東電はついに、高濃度汚染水が海に流れていることを認めました。世界の海を汚染する福島原発。なんということでしょうか。

 第一原発の4つの原子炉からは、いまも毎日2億4千万ベクレルもの放射性物質が環境に放出されています。原発労働者3千人/日の7割が福島県民です。ピンハネなど多重に搾取されて劣悪な待遇の中、十分な防護もなく被ばくしながら作業に従事している人々がいます。原発労働者の健康が心配です。「子どもを守れ」そして「原発労働者を守れ」と女たちはいいます。

 福島県内では、除染はまだ全体の9%しか終わっておらず、その77%は目標の年間1_シーベルトを下回りません。そして除染によってでた放射性廃棄物は、中間貯蔵施設や仮置き場が決まらないため、自宅の敷地内に埋められたり、山積みにされたままです。鮫川村の放射性廃棄物焼却炉では、地権者全員の同意も得ておらず、「放射能が周囲に拡散する恐れがある」と反対する住民の声を無視して、8月19日から本格稼動してしまいました。これにも福島の女たちは抗議します。

 2012年12月、福島県郡山市でIAEA(国際原子力機関)と日本政府共催の世界閣僚会議が120ヶ国から700人の閣僚級を集めて開催されました。福島原発の事故原因もまだ明らかになっていないのに、原子力推進の立場を再確認したのです。福島原発事故による健康被害も過小評価や隠蔽が行われないでしょうか。福島県が建設予定の「環境創造センター」には、IAEAも事務所を置き常駐します。すでに県庁に仮事務所を置き、「緊急時対応能力研究」を行いました。被曝地福島は、核の実験場なのでしょうか。

 子どもたちの甲状腺検査の結果、8月19日現在、悪性(癌)が18例、悪性の疑いが25例判明しています。小児甲状腺癌は、100万人に1人しか発生しないといわれています。今後どうなるでしょうか。
私たちはおおきな不安にかられています。
 福島県は2020年までに県内外の避難者(15万人)をゼロにする方針を決めました。県外避難者への支援策は次々に打ち切られています。除染をして人々を戻し、復興をしていく、というのが国や自治体の路線です。莫大な復興予算も動いています。しかし、12年6月に成立した「子ども・被災者支援法」は1年以上放置されたままです。

 圧倒的な安全・安心キャンペーンがあります。これまでは脱原発派と思われていた著名人・専門家の発言でも人々は混乱し、さらに複雑に人々は分断させられています。こうした福島の「360度の困難」の中で、女たちもつい無力感に襲われ、すべてを投げ出したくなる日もあります。しかし、今もここ福島で日々子どもたちは育ち、人々は暮らしています。大人たちがやらなければならないことはたくさんあります。
明日は私たちも、避難という選択をするかもしれません。どこにいようとも私たちは共に声を上げ、風化させようとする力に抗い、事実を訴え続けていきます。

         2013年8月 原発いらない福島の女たち