アジア・ヒューマンライツ
    アジア人権基金の歩み

土井たか子:編, 村井吉敬:編, アジア人権基金:編

A5判 248ページ 並製
定価:2,500円+税 
ISBN978-4-8166-1002-8 C0036

2010年3月刊行
この3月にいったん幕をとじるアジア人権基金(土井たか子理事)の20年の活動を振り返る。わたしたちは誰と手を結び、何をしなければならないか、各国のNGOの活動からみえてくる。人権基金の活動をとおして、アジアの20年がうかびあがる。アジア人権マップ43カ国のデータ付。
【プロフィール】
土井たか子(ドイ タカコ)

1928年生。アジア人権基金共同代表、衆議院議員(12期)、衆議院議長(第59代)、社民党党首(第2代)、日本社会党委員長(第10代)などを歴任。著書に『「国籍」を考える』時事通信社、『土井たか子 憲法講義 人間が人間らしく生きていくために』(リヨン社)、『せいいっぱい 土井たか子半自伝』(朝日新聞社)など

村井吉敬(ムライ ヨシノリ)

1943年生。早稲田大学アジア研究機構教員、アジア人権基金共同代表、特定非営利活動法人APLA共同代表
著書に『エビと日本人』『エビと日本人U』(岩波新書)、『グローバル化とわ
たしたち』(岩崎書店)、『ぼくが歩いた東南アジア』(コモンズ)など

【目次】
たくさんの善意に支えられた20年・・・・代表理事 土井たか子 
はじめにーー20年をふり返って・・・・・・・・代表理事 村井吉敬 
1 アジアの人権、たたかう人びと 
2 アジア人権基金と私
3 アジア人権基金のあゆみ
アジア人権マップ(13カ国)
【まえがき】

 「戦後、日本は人権立国だと胸をはる。言論の自由はあるし、政治犯もいない。沖縄で会った女性の子ども時代のような社会ではない。けれど、富む者や権力を握った者のおごりの意識や無関心がアジアの人たちを直接に間接に痛めてはいないだろうか。体制も個人も共に人権の脆弱さを補う心構えが欲しい。蝕まれた日常から人権問題は増幅していくという歴史の流れに押し潰されてしまわないように、いまいちど自分や社会を問うてみる必要があるのではないかと思う。」(写真家大石芳野さん、本書より)