植民地文化史
海原 峻著
四六判 202頁 
定価1800円+税
ISBN 4-8166-0606-8
C0022

モロッコ→カナリア諸島→キューバ→パナマ運河→ペルー→チリ−→イースター島→タヒチ…を巡る船旅の途上で考えたこと――歴史、今、これから。コロンブスは奴隷商人だったかもしれない…「ヨーロッパ奴隷制文明圏」ついて考える一冊。

目次

1 カサブランカの休日
2 ゲバラのキュ−バ
3 リマの異端審問裁判所
4 先住民文化復活へ
5 ゴーガンの知らなかったタヒチ
6 植民地主義寸考

「……植民地主義のことをこれまでもっぱら関心のひとつとしてきたことから「植民地文化史」という書名をとることになった。おもに中南米世界を対象としている。それは本文中でも記したように中南米―スペイン、あるいはイベリア半島という軸をとおして日本の近代化に絶大な影響を残した欧州の再検討という意味をもった。ひとつの問題提起をしたつもりである。」(あとがき)

プロフィール

1931年生まれ。長野大学(元本州大学)助教授、独協大学助教授、大阪市立大学教授、パリ第七大学客員教授歴任。欧州問題研究所所長、神保町自由大学代表。
著書『レジスタンス』(平凡社)『戦後世界史の断面 下』(共著 朝日新聞社 1979)『世界ニュース歴史地図』(共著 自由国民社 1991)『欧州と日本』(欧州問題研究1991)『異相のヨーロッパ』(マルジュ社 2004)『ヨーロッパがみた日本・アジア・アフリカ』『ヨーロッパの浸透』『日本深層文化を歩く旅』『武士道 日本文化論』(梨の木舎)