従軍作家 里村欣三の謎
高崎隆治著


 文学者のなかで軍隊を拒否したただ一人の作家にもかかわらず,不当にも軍国主義のレッテルをはられてきた作家の姿を描く。井伏鱒二や海音寺潮五郎らとマレーへ,今日出海とフィリピンへ,そして戦死。戦争の時代に自由を求めた男の物語。
A5判/210頁/89年
定価1800円+税 
4-8166-9518-4

●目次●
1 徴兵忌避難者か脱走兵か/2 「無籍者」としていきる/3 今日出海と共にフィリピンへ/4 敗走する日本軍/5 『河の民』で描きたかったこと/6 ブシラク村の日々/7 戦場のデマ/8 なぜフィリピンに行ったか/9 「ボルネオの灯が見えるか」