2月28日(2000)アメリカ大使館へ申し入れ行動


 午前11時から、代表者3名が、衆議院議員で死刑廃止議員連盟事務局長の二見伸明氏(自由党)とともに、アメリカ大使館政治部を訪れ、一等書記官のトーマス・G・ライク氏にお目にかかり、ムミアへの公正な裁判の実現、死刑の停止を求める大統領あて書簡をお渡ししました。
この日の大統領宛書簡はここをクリック
約20分間にわたって、率直に互いの意志を交換することができたと思います。時間をとっていただいた米国大使館関係者にお礼申し上げます。
午前中の申し入れをうけて、午後4時からは、以下のような行動を、大使館前で行いました。
午後4時から約30分、アメリカ大使館前でムミアへの公正な裁判、死刑執行の停止を求め、さらにアマドゥ・ディアロ氏を殺害した4名の警官への無罪評決に抗議して、その意志を表現する行動を行いました。
参加者はマイクを通して、それぞれが自分の切実な問題としてムミアやディアロの問題、また死刑制度の非人間性、日本と米国がこの制度の廃止に向かうことが必要であることなどを訴えました。
また、1960年代、アメリカの公民権運動の中でそのテーマとして広く歌われたWe Shall Overcome を合唱し、人権の抑圧に抗してたたかってきたアメリカ民衆の歴史との連帯を表明しました。
この東京での行動は、ワシントンDC、サンフランシスコ、カナダで行われた行動に連帯したもの。同じ日に、これらの場所でも、ムミアの解放を求める人たちがデモンストレーションを行い、やはりディアロ氏殺害とその犯人達の無罪釈放を糾弾しました。