Death in America
あたりまえに生きられるということ


28歳で死刑判決。
公正な裁判を獄中から求め続けて17年。
ムミア・アブ・ジャマル45歳。
死刑囚監房から声をあげ続ける
アフリカ系アメリカ人ジャーナリスト。
その半生から見える人権小国アメリカの現在は?

Stop the execution of MUMIA
Demand a new trial

在日アメリカ人によるディスカッション

あなたはアメリカを知っていますか?

主催:アムネスティ・インターナショナル149G(YOMOYAMA)
協力:ザ・ボディショップ

ムミア・アブ・ジャマル(Mumia Abu-Jamal)ってだれ?


 1954年フィラデルフィア生まれのアフリカ系アメリカ人ジーナリスト。1970年代からラジオ・コメンターターとして活躍。自分の番組をいくつも持ち、警察による人種差別的な暴力事件などを積極的に取材し、貧困層への州の政策を批判。"The Voice of the Voiceless"(声なき人々の声)と呼ばれるようになる。
 1981年12月に起きた白人警官殺害容疑で逮捕され、1982年7月に死刑判決を受ける。現在は再審申し立て中。
 彼の裁判の公正さには疑問が多く、世界中で彼の釈放と公正な最新を求める運動が起きている。今年の4月24日(彼の誕生日)には、フィラデルフィアとサンフランシスコで5万人が参加する大集会がもたれた。俳優のスーザン・サランドンやウーピー・ゴールドバーグも支援者として有名。
 彼は現在も「死刑囚監房のジャーナリスト」として獄中から、社会問題について積極的な文筆活動を行っている。最近では「NATOのユーゴ空爆」について鋭く批判する文章を発表した。

クリントン大統領とペンシルバニア州知事に手紙を出そう!!

 当日は、日本で長年にわたりムミアの支援活動を続け、先日獄中のムミアと単独で会見した今井恭平氏のお話を聞く時間を設けます。貴重なビデオ映像も交えながら、参加者との質疑応答を中心にすすめる予定ですので、お気軽にご参加ください。在日アメリカ人から見たアメリカを語るディスカッションの場も設けています。
 私たちはアメリカをどれだけ知っているでしょうか。ぜひ彼らの生の声を聞いてください。

 公正な裁判とムミアの死刑執行中止を求めるハガキをクリントン大統領と、ペンシルバニア州知事あてに出すコーナーもあります。
 あなたの出すハガキ1枚、1枚が大きな力となり、ムミアをはじめとする多くの捕らわれた人々に希望を与え、その命を救います。

アムネスティ・インターナショナルってなに?

 1961年創立の、会費と寄付で成り立つ世界人権宣言の精神に則った不偏不党の国際人権擁護団体です。世界各地の人権侵害における「良心の囚人」の救援活動や死刑、拷問の廃止などを国別、テーマ別キャンペーンを実施することで取り組んでいます。今回の「USAキャンペーン」で、アメリカの抱えている人権問題について、ひとりでも多くの人に知っていただきたいと思います。現在約150カ国に110万人以上の会員がいます。
 日本支部は1970年に設立され、現在日本各地に約140グループ(約8000人)が活動をしています。

私たちは・・・。

 その中のひとつである私たちYOMOYAMAグループは、20〜30代の都内の社会人・学生を中心としたグループです。月に2回開くミーティングを中心に、ぼちぼち活動してはや5年目。ご興味のある方は、ぜひ一度ミーティング、飲み会に遊びに来てください!

問い合わせ先:アムネスティ・インターナショナル日本支部・担当 石川
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-18-23スカイエスタ2F
tel 03-3203-1050 fax 03-3232-6775
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