=緊急アピール(転送・転載歓迎!)=
核燃が鳥取県の禁止命令を無視してウラン残土の麻畑搬入強行の構え
地元の方面地区・川上地区の両自治会が団結して阻止行動を決定
立ち上がった住民への激励または核燃への抗議の声を寄せて下さい!

2005年2月19日 ウラン残土訴訟を支える会(代表・石田正義)

 18年目になる鳥取県湯梨浜町(旧東郷町)方面(かたも)地区のウラン残土撤去運動がいよいよ天王山の戦いを目前にしています。
 すでにお伝えしたように核燃料サイクル開発機構(旧動燃)は、最高裁決定で撤去命令が確定した方面地区のウラン残土のうちフレコンバック詰め290立方メートルを、方面から500メートル先の麻畑地区のウラン残土堆積場に強行搬入しようとしています。
 この麻畑地区は三朝東郷湖県立自然公園に含まれ、ウラン残土の搬入と大規模な工事による形状変更は公園の風景に大きな損害を与えるとして、鳥取県は県立自然公園条例第13条第2項の規定により搬入行為の禁止を核燃に通告したばかりですが、核燃はこの禁止命令を無視してまでも搬入強行の構えです。
 18年もウラン残土の撤去を訴え続けてきた方面地区の自治会、並びに、搬入予定地の麻畑ウラン残土堆積場がある川上地区の自治会はそれぞれ緊急総会を開き、最高裁決定の撤去命令をねじ曲げてごまかすたらい回しの麻畑搬入に断固反対し、湯梨浜町や鳥取県とも連携をとり団結して阻止行動に立ち上がることを決定しました。
 核燃が麻畑に搬入を強行するとしたら、麻畑からボーリング機材を撤去すると言っている2月21日(月)の翌日、またはそれ以降のある日からの着手になると推測されます。
 私たちウラン残土訴訟を支える会も、核燃による方面地区からのフレコンバックの搬出・麻畑への搬入着手への動きをキャッチしたら、直ちに麻畑の現地にかけつけ地元の住民を支援して阻止の行動を取る覚悟ですが、さらに多くの市民にも結集を呼びかけ、県内・県外を問わず参加者を募ります。
 また、当日の行動に参加できる方できない方を問わず、核燃の搬入強行への抗議または地元住民への激励のメッセージを事前に寄せて下さい。メッセージは以下のメールかFAXにいただけたら、麻畑の現地で紹介するとともに、ウラン残土訴訟を支える会のホームページにも掲載する予定です。

(抗議または激励先) civildoi@nifty.comまたはTEL/FAX0857−27−7369(土井)
(ウラン残土訴訟を支える会のHP) http://homepage2.nifty.com/uran_zando/
(結集現場) 鳥取県湯梨浜町川上の麻畑ウラン残土堆積場前(県道鉢伏田畑線沿い)。JR松崎駅からタクシーで1000円くらい。タクシーは0858−22−7111(中央タクシー)に。自家用車は現場近くの道路沿いに駐車できます。鳥取の天候は寒く変わりやすいので、参加される方は雨・雪も想定して、防寒具・防水具を用意して下さい。