JCO臨界事故の被曝評価等に関する
6月2日付回答に対する再質問書



科学技術庁 原子力安全課 様
(御担当 水元様)

                                    2000年6月28日
                                         美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
                                     大阪市北区西天満4丁目3番3号 星光ビル1階
                                         TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581

 5月26日交渉時の質問事項に関して、6月2日付回答をいただきました。その回答の中で、「検討中」として、まだ回答をいただいていない点があります。それ以降、何の連絡もありませんので、その点に関して、再度、質問いたします。日時もかなり過ぎておりますので、6月30日(金)までに、文書で御回答下さい。

1.前回の交渉並びに6月2日付回答では、集団線量に基づくリスク評価について「検討中」である理由として、「一時滞在者等の線量評価がまだ終わっていない」ことをあげられていました。しかし、日時もたち、既に、一時滞在者等の線量評価は終わったものと思われます。
 そこで、一時滞在者等の線量について、何人で、その線量の総和はいくらになったのかお答え下さい。

2.一時滞在者等の線量評価が終わっているのであれば、集団被曝線量にもとづくリスク評価の結果をお答え下さい。

3.前回、住民・作業員の被曝の総和は1.6シーベルトということでした。この1.6シーベルで集団被曝線量にもとづくリスク評価はいくらになりますか。

4.貴殿の事故最終報告書等によれば、中性子線の実測値地点は22地点となっています。これ以外に、原研、JCO、科技庁等が測定した場所はないのですか。あれば、その測定場所、測定日時、測定値等を公表してください。

以上。早急にご返答下さい。



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