旧動燃(核燃サイクル)と科技庁の驚くべき測定実績・被曝評価

 11月10日、JCO事故に関する私達の質問書への回答を得るため、参議院議員会館まで出向きました。竹村泰子参議院議員と東秘書の同席のもと、科技庁から2名、旧動燃から2名が応対しました。そのやり取りの一部を速報でお知らせします。

 出席者
  旧動燃東海事業所 安全管理部 線量計測課 課長 林直美
        〃         〃    環境監視課 チームリーダー 渡辺均
  科技庁 原子力安全局 防災環境対策室 室長補佐 宮田仁
   〃       〃     原子力安全課 課長補佐 水元伸一

 なぜ、本米崎小学校を定点連続測定地に選んだのかという質問に対して
 「子供達を守るために、本米崎小学校に測定にかけつけました」
 「私達は防護マスクをつけましたが、子供達はそのままでした」

 本米崎小学校の定点連続測定のデータが不規則にしか存在しないのはなぜかという質問に対して
 「モニタリング車をただちに配置しました」
 「記録装置のスイッチは長い間入れないままでした」
 「その後、スイッチを入れましたが、データはどこにいったか分かりません」

 中性子線の測定データが17:05分しかないのはなぜかという質問に対して
 「私の指示で、16時30分に中性子線測定機器を運び込みました」
 「プリンタのケーブルを持って行きませんでした。だからデータはありません」
 「ケーブルを持って行って測定したのは夜中の1時でした」

 本米崎等でのガンマー線のピークの原因は何かという質問に対して
 「放出放射能は、被曝評価を変える程のものではありません」
 「放出放射能の挙動は、これから検討します」



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