「11月10日に確認した調査事項等について(サイクル機構宛)」に対する回答(2000年12月18日)


1.16:55以降、本米崎小学校で定点連続測定を実施したモニタリング車(B車)は10分毎に測定値をプリントアウトするシステムで測定していたにもかかわらず、18:21および20:01のデータが存在しない理由。
(回答)
 調査中です。


2.本米崎小学校で測定を実施したA車、B車、モニタリング車3に積載されていた測定機器の製品名および型番。
(回答)
 モニタリング車1(A車)製品名 NaI(T1)シンチレーション検出器
             型 番 東芝(株)製 RD366
 モニタリング車2(B車)製品名 NaI(T1)シンチレ―ション検出器
             型 番 アロカ(株)製 MAR-202US3
 モニタリング車3    製品名 NaI(T1)シンチレーション検出器
             型 番 アロカ(株)製 MAR-R74(ND-471CV)


3.あみだ寺で、土壌の核種分析のための試料採取(9/30 18:53―事故調資料3‐3-1号)をおこなった測定車の特定。
(回答)
 モニタリング車1(A車)です。


4.16:03から16:50頃の間、本米崎小学校に測定車がいなかったかどうかの事実関係。
(回答)
 16:03頃まではA車が当該地点で作業を行い、その後学校側の要請によりA車は同小学校を離れました。その後、那珂町の依頼に基づきB車が同小学校に入り16:55頃から測定を開始しました。


5.JCO事務棟で測定した中性子線量率の測定時刻と数値。
(回答)
 核燃料サイクル開発機構は、JCO事務棟内で9月30日16:30頃から断片的な測定を行いました。さらに、10月1日 1:58頃からは連続的な測定と記録を実施しました。
 断片的な測定を開始してから連続的な記録を開始するまでの間で、残されているデータは以下の3データです。
 9月30日 16:48頃 事務棟1階 約200μSv/h
        17:20頃 事務棟2階 約600μSv/h
        23:15頃 事務棟2階 最大で約550μSv/h
 なお、上述の時刻は、サイクル機構安全管理部へ報告された時刻です。
 10月1日1:58頃から行われた測定のデータは、事故調査委員会資料(第2-8-3号)に示されています。


6.JCO事務棟に設置した測定器の製品名と型番、並びに設置場所。
(回答)
 製 品 名 中性子サーべイメータ(レムカウンタ)
 型  番 STUDSVIK INSTRUMENT社製 2202D
 設置場所 JCO事務棟 2階会議室


7.5台の測定車について、それぞれの車の型・名前・色。
(回答)
 モニタリング車1(A車)ワンボックス型 トヨタハイエース 白
 モニタリング車2(B車)ワンボックス型 トヨタハイエース 白/緑
 モニタリング車3    ワンボックス型 いすずファーゴ  白
 サーべイ車4      RV型   トヨタランドクルーザ 紺
 サーべイ車5      ワンボックス型 トヨタハイエース 白/緑


8.2台の「サーべイ車」で使用した測定機器の製品名および型番。
(回答)
 サーべイ車4、5ともに次の機器を使用しました。
 製品名 NaI(T1)シンチレーションサーべイメータ
 型 番 ア口カ(株)製 TCS‐166


9.モ二タリング車A、モニタリング車3、サーべイ車4、サーべイ車5で使用した大気中塵挨捕集装置の製品名及び型番。
(回答)
 モニタリング車1(A車)製品名 ダストサンプラ
            型 番 東芝(株)製 ES-534
 モニタリング車3、サーべイ車4、5ともに次の機器を使用しました。
            製品名 可搬型ダストサンプラ
            型 番 東京ダイレックス(株)製 CSP‐50



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