「JCO臨界事故の被曝評価等に関する質問書bT
への科技庁の回答
(2000年10月2日)


1.那珂町本米崎でのγ線定点連続測定について
 (1)16:03に本米崎を出発し、JCO西側近傍で環境試料の採取を実施。
 (2)サイクル機構東海事務所を出発しましたが時刻は不明です。
 (3)同一のものではありません。
 (4)サイクル機構東海事業所の支援としてサイクル機構大洗工学センターから派遣されたモニタリング車であり、出発時刻については不明です。

2.原研が9月30日20:45に測定した地点1と地点15の中性子線について
 (1)測定地点周辺の建物、木立等の遮へいによる影響によるものと考えられます。
 (2)(1)の回答に同じ
 (3)フィッテング式は測定地点1のデータを始め、広範囲での測定結果を用いて算出しており、妥当なものと考えております。
 (4)(3)の回答に同じ。
 (5)21、22地点の場合、測定地点と転換試験棟間の構造物の影響が大きく、測定値が小さくなったものと考えられます。
 また、測定地点5については原因は不明ですが、データが極めて小さいため、保守的な評価の観点から除外しております。

3.原研が9月30日20:45から10月1日07:50までに測定した22地点の測定について
 (1)第1回の測定は臨界継続時の空間線量分布を確認するため、できるだけ多くの地点で行ったためです。
 (2)現場での人員の配置に起因します。

4.金の放射化からの推定被ばく線量について
  日本原子力研究所独自の研究としてデータを収集し、現在そのデータの有効性等について検討しているところと聞いております。



トップ