「JCO臨界事故の被曝評価等に関する
6月2日付回答に対する再質問書」
への科技庁の回答



 平成12年6月29日(木)の資料請求(「JCO臨界事故の被曝評価等に関する6月2日付回答に対する再質問書」)につきまして、以下のとおり回答致します。

1.一時滞在者等の線量評価
 一時滞在者等については、周辺住民等の一時滞在者等29名について線量評価を終了し、既に各個人に線量評価結果をお伝えしていますが、そのほかに約200名の防災業務関係者等についての行動調査に基づく線量の推定を現在も継続中です。このため、線量の推定結果がとりまとまり次第、人数及び線量の総和についてご連絡致します。

2.一時滞在者等の集団被曝線量にもとづくリスク評価
 1.のとおり、現在も線量の推定を継続中であるため、リスク評価は行っていません。

3.1.6シーベルトの集団被曝線量にもとづくリスク評価
 リスク評価については、線量の推定結果のとりまとめと併せて検討する必要がありますので、もうしばらくお待ちください。

4.中性子線の測定場所、測定日時、測定値等
 日本原子力研究所(測定地点:22地点)のほか、核燃料サイクル開発機構(測定地点16地点)及び株式会社ジェー・シー・オー(測定地点:16地点)が事故当時に行った測定結果等については、原子力安全委員会ウラン加工工場臨界事故調査委員会(第2回及び第3回。資料は同じものを使用)に報告し、公表しています。その内容は別添のとおりです。



トップ